混沌なるおもちゃ箱

PCネタ時々家電、時折オカルトオーディオ批判?……最近は何でもあり。

【昔は、常温核融合】要するに、触媒の間を通る途中で局所的な核融合反応条件が【今は、量子核変換】

2021-10-13 06:43:18 | 日々のメモ書き
整うことで反応が起きる、結果として熱としてエネルギーを取り出せる……あとは、触媒の交換サイクルだったり発生させる核反応の種類なんだよね。

核融合と言っても色々有るので、放射化が無いか無視できるレベルだとどれだろう?@日経X-tech
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06098/


革新的なのは、銅とニッケルの積層シート(反応素子……熱で反応開始)で反応させることと、反応の再現率が既に100%を達成していて定量的(望んだ反応を継続して)反応って方向に既に舵を切っていると。
読み進めると、軽水素(1個の陽子を含む原子核と1個の電子)-軽水素の反応と言う事は、重水素が出てくるってコトかな……見た感じ、電池みたいに定期的なユニット入れ換え式で実験している様だから、産業用としてはボイラー屋さんの知見から構造も色々変えるんだろうな。


出てくる物によって、反応しないか突発的な反応係数の増大に関わっているとか、そんな事は無かろうか?
もしそうなら、反応後の生成物を逃がして回収することで安定化したり、回収して他の産業用途に販売出来れば資本効率も良くなるのでは無かろうかとつらつら思ってしまいます。

発熱素子(反応体というべきか)は、投入温度が高いほど反応が活性化するとの事なので、最初は工場排熱を利用して再加熱ボイラーとしての利用を想定していて、そこで経験値を高め産業用としての規模拡大と民生用や発電用へと発展させたい……と。
発熱素子をシート状にしてコンデンサのような発熱体にしたり、重ねて1000度近い高温を作ったりといった使い方とか、普通に現行の火力発電所の超臨界発電なんかにも使えそうだし、1200度で触媒が融解してしまうという物理限界から水素燃料の供給停止と共に発熱素子周辺だけを自壊させて緊急停止させる構造(そして、高級スクラップとしてリサイクルされる)を組み込んだりするのも実用化する上で設計に盛り込む事が必要になったりして。

まぁ、色々と発展性に枝葉のある新技術ですし、段階的に実用品と応用幅を増やして役立つ技術へと昇華させて欲しい物です。


PS.
最終的に目指す形の一つとして、一つのマイルストーンが有るとしたら、LM2500相当のシステムを量子核変換を用いて実現するコトかな。
40ftコンテナサイズで取り回しよく、産業用から船舶まで幅広く利用可能な形に出来れば用途なんて幾らでも有るよね。

しかし、常温核融合の項目って……主な副生成物はHe4で、Pb(鉛)までの殆ど全ての元素が生成されるとか、長ずればあらかた元素は何でも合成する余地があるって未来の錬金術に通じてしまう技術になるんじゃないのか?(^^;
あと、こうした精製物の回収/除去も必要だよね環境だけじゃ無くヘリウムは有用だもん。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【安易な】それ、稼いだんじ... | トップ | 【押し込み強盗・殺人・暴行... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々のメモ書き」カテゴリの最新記事