ブログ版 清見糺の歌 8(修二会) 鎌倉なぎさの会
71 修二会見てもどる林に鹿ねむる角のほそきも腹のふときも
「かりん」95年7月号
明け方までの修二会見物で脳は感動、興奮を覚えているが、寒さと寝不足で体はたよりなく朦朧としていたのだろう。ぞろぞろと歩く人々について帰りの道をたどっていると、うっすらと明るくなりかけた林に鹿が眠っていた。薄ぼんやりした明るさの中で輪郭しか識別できない。だから角や腹という輪郭を見ている。動物に対する愛情があってはじめてできる心憎い描写だろう。(鹿取)
71 修二会見てもどる林に鹿ねむる角のほそきも腹のふときも
「かりん」95年7月号
明け方までの修二会見物で脳は感動、興奮を覚えているが、寒さと寝不足で体はたよりなく朦朧としていたのだろう。ぞろぞろと歩く人々について帰りの道をたどっていると、うっすらと明るくなりかけた林に鹿が眠っていた。薄ぼんやりした明るさの中で輪郭しか識別できない。だから角や腹という輪郭を見ている。動物に対する愛情があってはじめてできる心憎い描写だろう。(鹿取)
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