お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

事故にまつわるお話

2007年09月06日 23時31分20秒 | ノスタルジー
車が戻ってきた。
心配していた首も、たいしたことない。
すなわち、私はこの車に守られたのだと思う。

ビバ、技術の日産。

いつも加害者をやっているので
ばばば罰が当たったんだな。

今から20数年前、妹は事故を起こした。
隣に親友を乗せていた。

停止線を間違えて急ブレーキを踏んだ妹の車に
後続車がつっこんだ。
妹の車は軽自動車。
助手席の友人は、シートベルトをしていなかった。

すぐに救急車で二人は運ばれ
結局友人の方が重症だった。

父と母は妹を連れて、彼女のところに謝りにいった。
イヤミのひとつも言うかと思ったあちらの父親だが
かっこよすぎて鳥肌がたつ。

「うちの娘が運転していたとしても、おかしくない。
お互い様だから、謝らんで下さい。」



時は流れて現代。

妹の勤務する店での話。
そこのバカ娘が、自分の友人を親に頼み込んで
店で雇ってもらった。

そして二人で仲良く近所のコンビニにでかけ
自損事故を起こした。
助手席に乗っていたバカ娘は、シートベルトもしてなくて
全身を打った。
顔もうったのだが、前歯が痛くて仕方ないそうだ。

事故を起こした友人は、親にすぐさま電話した。
するとその親は、バカ娘の母に電話して

「オタクの店にうちの娘はつとめているのだから、
労災にしてほしい。」と言った。

娘にケガを負わせたのに、病院にも連れていってくれなかった
ことに腹を立てていた店主は、その申し出を断った。

くわえて、

「うちの子は歯をうったといっているから
病院に連れていきます。」というと

「うちはな、保険は一切使いたくないんじゃ!」と言って
加害者の親は電話を切り
その足で、店を休んでいたバカ娘の所に行き
示談書にハンを押させた。

「私がいいって言ってるんだから、いいじゃん。」
そう言うバカ娘に、何も言えない店主。


日本はこの20年の間に、だいぶ変わった。

私はとりあえず、妹の親友の父親のようになろうと思う。
その方が正しいように思うから。