宝物がとうとうトップ君に勝った。
勿論水泳じゃなくて、受験で。
というワケで、宝物は宝物のレベルにぴったりの高校に
入学できる事となった。
めでてえな。へい!!
なんだが。
理解不能の疑問点が浮上。
昨年12月、入学願書にハンを押しに行った私に
先生がそっと耳打ちした。
「実はこの高校から、宝物君がほしいと言われています。
ですから、合格する可能性はあるんです。
あるんですが・・くち約束ですし・・
宝物君は安心すると、とことんだらけるような・・
それに、彼はいま勉強する気になっているようですし・・
私としては、この事は宝物君には・・・・・」
「えぇえぇ。先生のおしゃる事はよくわかります。
合格発表のその日まで、二人だけの秘密という事で・・・」
慢心して失敗するとふんだ。
しかしなんだぁね・・『ほしい』といっといて
すべる事なんてあるのかなぁ~と思いつつ
不安な気持ちを抱えて合格発表を待つ。
あこがれのトップ君も宝物と同じ高校を希望していた。
うちのボンクラにスカウトがくるくらいなので
トップ君は合格したも同じ・・と思っていたら
彼はナント不合格だった。
わからん・・・教育委員会の考えてる事はわからん。
なんで落とすんだ?
成績だって、トップ君の方がいいって聞いてるぞ。
推薦入試につきものの面接だって
宝物は失敗したと言っていた。
「だって・・あんな事きかれると思ってなかったんやもん。」と、肩を落とす宝物。
「どんな事、きかれたん?」
「どんな事を勉強する所だと思いますか、って」
「それはきくやろ。きいて当然やろ。
どんな質問されるとおもてん。」
「『お父さんの職業はなんですか?』とか?」
・・・・見合いじゃないんだから。
しかし疑問だ。理解不能だ。
勿論水泳じゃなくて、受験で。
というワケで、宝物は宝物のレベルにぴったりの高校に
入学できる事となった。
めでてえな。へい!!
なんだが。
理解不能の疑問点が浮上。
昨年12月、入学願書にハンを押しに行った私に
先生がそっと耳打ちした。
「実はこの高校から、宝物君がほしいと言われています。
ですから、合格する可能性はあるんです。
あるんですが・・くち約束ですし・・
宝物君は安心すると、とことんだらけるような・・
それに、彼はいま勉強する気になっているようですし・・
私としては、この事は宝物君には・・・・・」
「えぇえぇ。先生のおしゃる事はよくわかります。
合格発表のその日まで、二人だけの秘密という事で・・・」
慢心して失敗するとふんだ。
しかしなんだぁね・・『ほしい』といっといて
すべる事なんてあるのかなぁ~と思いつつ
不安な気持ちを抱えて合格発表を待つ。
あこがれのトップ君も宝物と同じ高校を希望していた。
うちのボンクラにスカウトがくるくらいなので
トップ君は合格したも同じ・・と思っていたら
彼はナント不合格だった。
わからん・・・教育委員会の考えてる事はわからん。
なんで落とすんだ?
成績だって、トップ君の方がいいって聞いてるぞ。
推薦入試につきものの面接だって
宝物は失敗したと言っていた。
「だって・・あんな事きかれると思ってなかったんやもん。」と、肩を落とす宝物。
「どんな事、きかれたん?」
「どんな事を勉強する所だと思いますか、って」
「それはきくやろ。きいて当然やろ。
どんな質問されるとおもてん。」
「『お父さんの職業はなんですか?』とか?」
・・・・見合いじゃないんだから。
しかし疑問だ。理解不能だ。