お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

キリ君は愛をとる

2011年02月15日 10時17分25秒 | 河童闘魂宝物
キリ君は宝物の友だち。
すごい身体能力の持ち主。

宗教で有名な某私立高校から、「スポーツ特待生として迎えたい」
とのオファーがあるヤ~ツ。

高校の関係者が遠路はるばる二回も
お越しになったという。

自身もスポーツで、ちょっといい感じだったキリママは
むろん大乗り気。
授業料免除に寮費免除というありがたさも
シングルマザーをあと押し。

キリママは絶対行かせたい!!

キリ君は絶対に行きたくない!!

だってキリ君には、結婚を約束した年下の彼女がいるから。
なかなかにエグい交際が、もうそろそろ三年目だとか。

そりゃぁ、離れられないワケさ。

ママはどうしても離したいワケさ。

結局、キリ君が勝ち、キリ君は宝物と同じ高校に通う。

宝物達が合格した、高校のスポーツ推薦枠はひとつだったらしく
キリ君ママは、わが子がその枠に選ばれたと思っているんだが
実はそれは宝物だったワケで

「宝物にソレほどの将来性が!?」と一瞬喜んだのもつかの間
前回の疑問点とともに、あっさりと真相が判明した。


宝物が選ばれたワケは、「温情」だった。

その学校にはとても過酷な伝統行事があるんだが
宝物はそれに顔を出していた。

先生はとてもびっくりして、喜んでくれたそうだ。


やるね、宝物。さすが策士の息子。

ちゅうか、その伝統行事に参加させたのは私だけどね。

っうか、そんなばかばかしい伝統行事がある高校なんて
私は行かせたくなかったので、
現実をみせて諦めさせようという気持ちから出たことだったんだけどね。


はたしてこの温情が吉とでるか、凶とでるか。

お楽しみだな。