ギターは楽し ２５４ ～ 元気です ～

吉田拓郎のアルバム史上、最高傑作であり、最高セールスを記録したアルバム『元気です』は1972年7月にリリースされました☆





前年の『結婚しようよ』で大ブレイクした拓郎でしたが、次のシングル『旅の宿』で人気を不動のものとしましたが、その流れに乗って発売されたアルバムですので、本人も最高傑作と言っているのが背景からもわかります☆



・春だったね
・せんこう花火
・加川良の手紙
・親切
・夏休み
・馬
・たどり着いたらいつも雨降り
・高円寺
・こっちを向いてくれ
・まにあうかもしれない
・リンゴ
・また会おう
・旅の宿
・祭りのあと
・ガラスの言葉


このアルバムに収録されている『旅の宿』はシングルバージョンではなく、アコースティックギターとハーモニカのみのバージョンとなっています☆

これがカッコいい☆


特にエンディングのベースラインがゾクゾクしちゃうんです☆


私もこの『旅の宿』はライブでも必ず演奏する曲の一つですが、最近は最後のベースラインをちょいとアレンジしちゃってね(笑)☆





ところで、拓郎には“元気です”という曲があります☆

1980年11月にリリースされた『アジアの片隅で』に収録されていて、同時シングルとして発売されました☆


都会の薄っぺらい付き合いの中でも、頑張って生きていこうとする気持ちを歌っていると私は勝手に解釈していますが、この歌詞も
最後にジーンと来てしまうんです☆



あなたの人生が いくつもの旅を経て
帰る日くれば 笑って迎えたい
私も今また 船出の時です
言葉を選んで 渡すより
そうだ 元気ですよと 答えよう


意地っ張りなんですね☆
「元気です」という言葉を伝えて周りを安心させたいという、、、☆

私はここがツボでして、、、☆




アルバム『元気です』とシングル『元気です』、、、、、不思議な関係ですね☆





※今回の話は、チェロさんからのコメントを見て、ハッと気づいたことからでした☆