松富のラーメン

銀座周辺のラーメン店探訪を実行しようと、相棒のＫＮちゃんに連絡を取ります☆

「銀座でラーメンを食べたいんだけど、一緒に行こうよ！」☆
「ＯＫです、何処へ行くんですか？」☆
「いろいろお店があるから、とりあえず現地で決めようと思ってね」☆
「分かりました、待ち合わせは何処にしますか」☆
「うん、数寄屋橋交差点の交番でどうだい？」☆
「はい！」☆

私は生まれもってかどうか分かりませんが、とにかく麺類は大好き☆
麺と名の付くものであれば、何でもＯＫ☆
そば、うどん、素麺、冷麦、ラーメン、パスタ、フォー、、、☆

毎日の生活の中で手軽に食べられるのも好きな理由の一つ☆
特にラーメンは、都内４０００件ものお店がありますから尚更です☆
今から１０年ほど前のラーメンブームの時などは、２３区から近隣県のお店まで巡ったものです☆

テレビのラーメン特集は欠かさずエアチェックしましたし、書店のラーメン専門本はもとより、駅に備え付けているその街の紹介パンフレットにラーメン店の記事があろうものなら、切り抜いてクリアファイルにスクラップさえしていました☆
当時の資料は未だ、大切に保管してありまして、宝物になっています☆

最近こそラーメン店に行く頻度は以前より落ちましたが、そこは元来のラーメン好き、たまには行きたくなるもの、、、そこで、今回は銀座を指定したのです☆

銀座はご存知のように、ほとんどの世界の料理が食べられる街☆
何年か前に、スイス料理の「チーズフォンデュ」を初めて食べたのも銀座でした☆
社会人１年生の頃、毎月の給料日に月に一度の贅沢として、スエヒロのステーキを食べに行ったり、７丁目の裏路地にあるバーへ行ったり、天国の天ぷらに嵌ったり、天龍のジャンボ餃子、煉瓦亭のカツカレー、寛文五年堂の稲庭うどん、、、銀座は、何かにつけ影響を受けている街です☆

「おはよう！」☆
「おはようございます」☆
「じゃあ、お店を探しますか～」☆
「今日は、ジャポネには行かないのですか？」☆
「ああ～、ジャポネね～、、、行ってみようか」☆

ジャポネは、銀座のＩＮＺにありまして、カウンターのみのオリジナルスパゲッティーを出してくれるお店です☆
こちらはとにかく毎日長蛇の列☆
開店時間の１１時には既に行列ができていますから、１２時近くなった場合は１時間以上を覚悟しなければなりません☆

私たちは、その行列を見た途端、「やめよう！」と、あっさり断念☆
次なるお店探しに、、、数寄屋橋交差点から泰明小学校の脇を通り抜けます☆

「そうだ、この近くに『紀州らーめん　おかげさん』というお店があったはずだ」☆
「紀州ですか？」☆
「そうそう、備長炭の粉末を麺に練りこんだ独特のラーメンなんだ」☆
「面白そうですね、行ってみましょうか」☆
「ＯＫＯＫ、この近くなんだけど、、、あれ？、、閉店しているよ～」☆
「ありゃ～」☆
「そうだったか～、じゃあ、この裏の『松富』へ行こう」☆
「どこでもいいですよ」☆

おすし屋さんの脇道（幅８０センチ）を抜けると、これまた細い路地に出てきます☆
ちょうど、電通通りの地下駐入り口の裏といえばいいでしょうか、本当に分かり辛い立地です☆

しかし、この裏路地、洒落た飲食店が数多く立ち並んでいまして、夜の薄暗い感じは、いにしえの銀座を彷彿させてくれます☆

その一角に『松富』はお店を構えています☆
ランチメニューの中から、醤油ラーメン＋シュウマイをチョイスします☆
ラーメン専門店で、餃子やシュウマイなどのサイドメニューはなかなか味わえませんが、こちらは元々中華料理のお店ですので、サイドは充実しています☆
シュウマイもたまにはいいものですからね☆

　　　

麺は細麺、北海道の日高昆布、青森のホタテ、宮古の天然塩、ゲンコツのみの豚骨のコクのあるスープをうまく絡めてくれます☆
表面には背脂をまぶしてありますが、しつこさはまったくありません☆
極太のメンマ、青梗菜、ゆで卵、ロールチャーシューも一仕事されており、全体のバランスがとてもよくできてきます☆

　　　

店内のカウンター席も満杯に近い状態☆
銀座の裏路地という不利な立地にも関わらず、人気の高さはかなりあるようです☆
次回は、目の前にあった紹興酒を飲みに来ます（笑）☆

『松富』
中央区銀座６－４－１６
03-3289-3465

昭和のうまカレー

『串元』で体が裏返しになるほど大笑い☆
笑ってばかりで、料理もあまり食べていなかったのに気づきました☆

「いや～、笑った笑った、お陰でお腹が空いてしまった～、なんかお腹に溜まるものを食べに行かない？」☆
「いいよ、行こうか」☆

私たち二人はお店を出て、裏路地へ☆
しばらくすると、『昭和のうまカレー』という看板を発見しました☆

「カレーもいいね～」☆
「じゃあ、ここにしよう！」☆
という訳で、カレーを食べる事になったのです☆

階段を降りていきますと、いわゆる昭和のポスター（レプリカ系）などが貼られていまして、雰囲気を醸し出しています☆

昔、喫茶店によくあったテーブルゲーム機がいくつか並んでいましたが、プレイはせず、まずはビールを注文して、「カンパ～イ！！」☆

　　　

突き出しは山芋千切りのうち、１０本ほど（笑）☆

　　　

店内には他のお客さんは１名☆
カレーを作るご主人も物静かな方のようで、入店からシーンと静まり返っています☆
当然私たちのお喋りも小声に、、、☆

「あのさ、、、さっきからメニューの煮込みが気になってたんだけど、、、注文するよね？」☆
「、、、うん、注文しよう、、、」☆

ずーっと大騒ぎをしていたので、切り替えが大変（笑）☆

しばらくすると、、、来ました来ました、「煮込み」の登場です☆

　　　
　　　
　　　

もつがそのままみたいで、なんか野性的ですね☆
他の具材も一切無し、そばで言う「かけ」って感じかな☆

そして、メインのカレーですが、これがまた至ってシンプル☆
私はオムカレー☆
プレーンオムレツとライスの上から、これまた具材の無いルーがかかります☆

　　　

ぽぱいさんが注文したのは親子カレー☆
親子丼のうえにカレーをかけたようなものです☆

　　　

食べていると、ふと思った事がありました☆
「シンプル煮込み」と「シンプルカレー」の取り合わせ、、、これは神田駅周辺の定番だ！☆
神田を知る方はお分かりと思います☆
駅周辺にはこのスタイルのお店がたくさんあるのです☆
ひょっとすると、ご主人は神田出身かも？☆

　　　

新宿での楽しい宴もお開きの時間です☆
次回はお花見で盛り上がろうね！☆

『昭和のうまカレー』
新宿区新宿３丁目
『串元』の裏手

串元の宴

『串元』はその料金にビックリします☆
なんと、料理で一番高いのは唯一「ニラ玉子」６００円なのです☆
他はほとんど３００円台☆
ホッピーセット４００円ですから、１０００円もあれば十分酔う事ができます☆

ホッピーセットの中身焼酎も驚きの大量注入ですから、ホッピーがなかなか減りません☆
これには本当に仰天です☆

その後、注文済みの料理が続々と到着します☆
まずは「ニラ玉子」☆

　　　

次は「肉野菜炒め」☆

　　　

「中華風カシラ炒め」は絶品です☆

　　　

ご覧になると分かると思いますが、片栗粉を使いとろみを出しています☆
この食感たるや、ゾクゾクッとくる美味☆
ひょっとしたらこちらのご主人は中華出身かも、、、☆
そういえば店頭で中華鍋をあおっていましたっけ☆

すべての料理が揃った時、自分の箸が無いのに気づきました☆
ふと見ると、お隣の方々の向こうに箸立てが、、、☆
「すいません、お箸を、、、」☆
「ああ～、どうぞどうぞ～、っていうか、気づきませんですみません」☆
一番奥にお座りの男性から、優しいお言葉をいただきました☆

実は、これを切っ掛けとして、この後２時間ほど続く「大爆笑宴会」が始まったのです☆
お隣はキャバクラ市からお越しの里見浩太郎様☆
新婚ホヤホヤ、ボケツッコミトークが冴え渡るヨウ様☆
天才的ボケキャラのキム・タク様
クールな中にもホットな笑いを提供していただいたムク様☆

一緒に乾杯をしていただきました☆

　　　

こちらの方々のマシンガントークは半端じゃありません☆
「にこけん」ではいつも先頭を切ってトークをかます私たちですが、今回は聞き役☆
それも笑いっぱなしですから、顎は痛くなるは、涙が止まらないはで一時はどうなるか心配するほどでした☆

話の内容をすべて書こうと思いますと、多分文字数１万は超えると思いますので割愛しますが、雰囲気だけお教えいたしましょう☆
吉本の超人気芸人が隣にいると思ってください☆

それも４人、、、ねっ！、、、笑い死んじゃいますよね☆

こんな事は滅多に無いのですが、その場でメルアド交換までさせていただいたのです☆
本当にありがとうございました☆

是非、次回も参加させてください☆

それより“ぽぱいさん”、今回は何を話しに来たんだっけ？（笑）☆

『やきとん串元』
03-3354-7018
新宿区新宿3-35-1
営業時間 17:00-22:00
土日祝休

ポテトサラダ研究会

最近、私はホッピービバレッジのＨＰを見てお店を決めるのが多くなっているような気がします☆
ＨＰ上にある、「ホッピーの飲める店」を検索し、東京、行きたい区をクリックすると、ズラーっとお店のデータが出てきます☆

今回はその中から『串元』をチョイス☆
どんなお店なのかとても楽しみです☆

地下鉄丸の内線『新宿三丁目』駅を下車し、改札口から続いている「三越新宿店」へ☆
１階の裏口から地上へ出まして、甲州街道を目指します☆
大塚家具の交差点を右に曲がり、約５０メートルほど進みますと店頭からもうもうと煙が吹き出ているお店があります☆
歴史を感じさせてくれる佇まいは、時が止まったようにも見えました☆

古い木製の引き戸を開けますと、右にカウンター、左にボックス席が並んでいます☆
店内は既にお客さんで満杯☆
「う～ん、いい感じだ」☆
私はこの瞬間、お店を気に入ってしまいました☆

同席したのは、「笑い豚」http://popeye.mo-blog.jp/waraibuta/でお馴染みのぽぱいさん☆
彼とは中学生からの親友同士☆
面白いエピソードは星の数ほどあります☆
彼とはもう何回、いや何千回といってもいい位こういう形で会って、楽しく過ごしています☆

お店はご主人、奥様、息子さんが切り盛りしていますが、大人気のお店ですのでオーダーするのが大変です☆
タイミングを見計らって伝えなければ、振り向いてくれません☆

私たちは、そのタイミングを計りながら忙しく動いていらっしゃる奥様へアプローチをします☆
しかし、どうも旨く伝わらないのです☆

その時、相席をしていたお隣の方々から、「私が注文してあげましょう」と、優しいお言葉をいただきました☆
初めてのお店で、やや緊張気味の私たちにはこのタイミングが本当に天の声のように聞こえたのです☆

飲み物はもちろん「ホッピー」☆
料理は、「ポテトサラダ」を筆頭に、「ニラ玉子」、串元名物「中華風カシラ焼き」「肉野菜炒め」です☆
特に「ポテトサラダ」は私たち二人の大好物☆
こちらのは少し変化球がついていまして、マカロニ入りになっています☆
キュウリ、にんじん、ジャガイモの基本中の基本サラダ、、、マヨネーズとの絡みも最高に美味しい☆

「ポテトサラダは本当に美味いね！」☆
「うんうん、やっぱりこういった居酒屋にはこれが無いとね！」☆
「考えてみれば、居酒屋、それもホッピーが置いてある所にはだいたいポテトサラダは定番だよね」☆
「そうだね、ポテトサラダは何か奥が深そう～」☆
「じゃあ、これを機に『ポテトサラダ研究会』を作ろうか」☆
「いいね～、略してポテケン」☆
「よ～し、今から発足だ！」☆
「ではそれを祝ってカンパ～イ！！」☆

　　　

ポテケンの宴が始まりました☆

『やきとん串元』
03-3354-7018
新宿区新宿3-35-1
営業時間 17:00-22:00
土日祝休

串八丁の照り焼き

先日、タッチの差でお店に入る事ができなかったお店、『串八丁』☆
直前に４人のサラリーマンの方々が入店してしまい、席が無くなってしまったのです☆

その時に誓ったリベンジを今回実行する事となりました☆
相棒は“お肉大好きＭちゃん”、前回入店時間が遅かったので、今回はフルスピードでお店に向かいます☆

目の前まで来たところ、またまた直前に２人の男性が入店するところに遭遇☆
「やば～、今回もまたダメかな～」☆

恐る恐る店内を覗き込みます、、、すると、☆
「おお！席が空いてる！！」☆
「よかったっすね～」☆
やっとの思いでランチを摂る事ができました☆

肉料理も、牛、豚、馬、羊、猪、鹿、等々、、色々な料理がありますが、やはり低カロリーでコクがある鶏肉はいいですよね～☆
無性に食べたくなる時があります☆
前回は惜しくも逸しましたが、今回はお店に入れたという事がとても嬉しい事なのです☆
なにせ、こちらのお店のキャパは約１２人☆
競争率はいつも高め、最近特にお客さんが増えているようで、座席確保は容易ではありません☆

お店のご主人と奥様の二人三脚で切り盛りされているのですが、その人柄がとても素敵なので、料理の味はもとよりお店の暖かい雰囲気が人気を博しているようです☆

いつもお店に来て思うのですが、鶏肉の質が最高にいいんです☆
柔らかくて脂がのっていて、噛めば噛むほど旨味が口一杯に広がる、、、絶品です☆

「今日は何にしようかな～」☆
「そうですね～、どれも美味しいから迷いますよね」☆
「そうだな～、今日は照り焼きにしよう！」☆
「あ！、自分も今それを思っていたところです、同じ物を２つ御願いします」☆

店内は続々とお客さんが増え、注文を伝えた後、２～３分で満員です☆
時間は１１時１５分☆

「危なかったな～、あと５分遅れたらまた入れなかったよ」☆
「ほんと、今日はついてましたね」☆

待つ事５分、照り焼きの到着です☆

　　　

見るからに柔らかそうな肉、、、照りもいいし、香りもいいし、早く口に放り込みたくなってしまいます☆

「ランチの肉がこんなに美味しいという事は、夜の料理ラインナップも相当ハイレベルだろうね」☆
「はい、そう思います」☆
「たぶん、高級店に引けを取らない質の高さで、リーズナブルに食べられると思うね」☆
「次回は、夜で！」☆
「ＯＫ牧場！！」☆


『串八丁』
中央区八丁堀１丁目４−７
03-3551-8807