ギターは楽し ２７ ～ ミセス・ロビンソン ～

私が生まれて初めて、自分だけで観た洋画、、、それは『卒業』☆

日本では１９６８年６月に封切されています☆
私が観たのは１９７１年、、、あれから３８年も経ちましたが、映画の場面場面は今でも鮮明に覚えています☆

　　　　　　　　　

花嫁のエレーン（キャサリン・ロス）を奪う、ベン（ダスティン・ホフマン）☆
この場面は有名ですね☆

そして、この映画の主役、ミセス・ロビンソン（アン・バンクロフト）はエレーンの母親役でした☆

　　　　　　　　　　　　　　

残念ながら２００５年６月６日の７３歳で他界していますが、映画の中では大変美しい方でした☆

その“ミセス・ロビンソン”を歌にしたのが、私が大好きな「ポール・サイモン」☆
この曲を初めて聴いた時、なんて軽快なリズムで洗練された美しいメロディーラインなんだと、大感激した覚えがあります☆

以来、私はこの曲をギターで演奏したいと頑張ったのですが、なかなか上達せず、半ば諦めでしまい、その後何十年も放ったらかしにしてしまったのです☆

昨年、ギターを再開したのですが、この曲の壁を越えなければ、また何十年と放ったらかしにする恐れを感じたため、毎日練習を重ねる事に、、、☆

なかなかできません、、、☆
何回も何回もやったのに、、、☆

（やはり、無理なのか、、、）☆

しかし、練習というのは失敗を繰り返すと何かが生まれるという言葉通り、そして、ついにできたのです“ミセス・ロビンソン”が！☆

それも、ほんのちょっとのリズム取りの変化だけで、、、☆
嬉しかったですね～☆

少しずつ、少しずつですが、進歩しているようです☆


そうそう、ちなみに、あの花婿は現在７１歳、花嫁は６９歳です、、、☆

　　　　　　　　　　　　　　　　

三茶氣

「次は三軒茶屋へ移動しましょう」☆
「三茶か～、最近行ってなかったから楽しみだよ」☆
「三茶といったらというお店を紹介しますよ」☆
「え？どこどこ？」☆
「名前は『三茶氣』っていいます」☆
「なーんだ、それなら知ってるよ～」☆
「へっ！そうなんですか？」☆
「築５０年以上の古民家を改築した雰囲気のいいお店でしょ？」☆
「そうそう、そうです」☆
「じゃあ、早速行こう」☆
「ＯＫ牧場～！」☆

　　　　　　　　　

「ここでも“ピーホツ、ロークー”でいくの？」☆
「モチローン！！」☆
「ホッピーはいつから飲んでるの？」☆
「初めて飲んだのは１９８０年ごろですね」☆
「スゴイ！そんな前から知ってるんだ～」☆
「目黒駅前の赤ちょうちんでした～」☆
「なるほどね～」☆
「初めて『三茶氣』に来た時にホッピーがあったから驚きました、『加賀屋』系以外で飲めるとは思わなかったんでね」☆

　　　　　　　　　

「料理はまず、“若鶏のゴマ和えバンバンジー風”からいきましょう」☆
「やはりさっぱり系だね（笑）」☆

　　　　　　　　　

「こういうのをチビチビ摘みながら、グイグイとホッピーをお腹に入れるのがいいんです～」☆
「グルメッチー☆はなんだかんだ言って、炭酸系が好きだよな」☆
「あはは、よーくご存知で～、ビール、スパークリングワイン、酎ハイ、、、それとコーラもね（笑）」☆

　　　　　　　　

「そうそう、『三茶氣』名物“昔ながらのナポリタン”も美味しいですよ」☆
「ナポリタン～？！」☆
「そうです、ナポリタンです」☆
「それは珍しいね、、、よし、いこう！」☆

　　　　　　　　　

「パスタではないね」☆
「おっ！気付きましたね、沖縄そばの麺なんですよ」☆
「どうりでコシが効いてると思ったよ」☆
「ケチャップとの相性はいいですよね」☆
「それより、ケチャップは何にでも合うって事が分かった感じ」☆
「今日からケチャパーの仲間入り～（笑）」☆


『三茶氣』
世田谷区三軒茶屋2-14-21
03-5779-3338
営業時間 18:00～05:00(L.O.04:00)
定休日 無休

もつ焼き えびすさん

「池尻は久しぶりですよ～、ＯＮさん元気でした？」☆
「うん、元気だよ～！　それより何年ぶりかな～」☆
「４年ぐらいですかね～」☆
「早いね～」☆

ＯＮさんは一つ上の先輩でして、その昔、池尻＆三宿の帝王として有名な方でした☆

「最近はどの辺りで暴れてるんですか？（笑）」☆
「あはは～、もうすっかり大人しくなってるよ」☆
「あの頃は毎晩バーボンでしたもんね」☆
「体が弱ってるから、今じゃ焼酎お湯割りだよ（笑）」☆
「いいじゃないですか～、まだ飲めるだけ～（笑）」☆
「なにおー！（笑）」☆

「２４６と三宿通りがクロスする“三宿交差点”周辺は、Ｊリーガーたちがモデルを連れてよく歩いてましたよね」☆
「当時のベルディーはモテモテだったもんね」☆
「それを横目に私たちは、、、モテませんでしたよね～（笑）」☆

「今日は何処へ行きましょうか」☆
「交差点から北へ行って、am/pmがある信号交差点の角に居酒屋があるの知ってる？」☆
「知ってますよ～、『えびすさん』でしょ？」☆
「おっ！流石だね～」☆
「でもＯＮさんのイメージはバーボンだから意外だな～」☆
「そう～？、バーボンは仮の姿、本当は焼酎なんだよ（笑）」☆

　　　　　　　　　

「２階は座敷になってるから上へ行きましょう」☆
「ゆっくりできるしな」☆
「さすがもつ焼きのお店だから、部位の説明書きが掲げられてますね～」☆
「レバ、ハツ、シロ、カシラ、、、」☆
「読まなくていいですから（笑）」☆

　　　　　　　　　

「とりあえず“塩煮込み”と“冷奴”でいきますか」☆
「なんか、１０年前と比べてつまみの内容がさっぱり系になってきたな～（笑）」☆
「前は平気で“グラタン”、“ピザ”、“ステーキ”でしたもんね～」☆
「お陰で中性脂肪が、、、」☆
「私たち世代の話題は、血圧が高いとか頭痛がするとか、、、いつの間にかそうなっちゃいましたよね（笑）」☆
「そうそう、やだね～（笑）」☆

「でも、三宿もあれからかなりお店が増えましたよね」☆
「うん、そうだよな～、その頃、、、春秋は綺麗なお姉さんの宝庫だし、ＺＥＳＴでは、、、ね！（笑）」☆
「なんすか～（笑）」☆
「今日はこの辺りから三茶へかけて練っちゃう？」☆
「はい、練っちゃいましょう（笑）」☆


『もつ焼 えびすさん 三宿店』
世田谷区三宿1-4-18
03-5431-3719
営業時間 16:00～23:00(L.O.22:30)
定休日 無休

唐とん

「一体、いつになったら飲み会やるんですか～？」☆
「そうだよな～、じゃあ今日やっちゃおうっか」☆
「そう来なくちゃ！」☆
「場所は大井町でいい？」☆
「ＯＫ牧場～！！」☆

日頃からお世話になってるＹＳさんとＴＹさんとの飲み会の話は遡る事、今から約１ヶ月前に決まっていたのですが、ずれにずれ今回ようやく決行と相成りました☆

「ＴＹさん、お店は何処にあるんですか？」☆
「私も良く知らないんだけど、大井町線の線路沿い（大井サンピア商店街）にあるらしいですよ」☆
「ＹＳさんは知ってるのかな～」☆
「初めてって言ってたよ」☆
「へっ？！　じゃあ、探さないとならないんだ～」☆
「でも、吉牛の先に見えるあのお店じゃないのかな」☆
「えーっと、『唐とん』、、、な～んだ、駅からすぐじゃん！」☆
「割と簡単に来れたね」☆
「最近は「○○とん」とか付く店名が増えた感じがする」☆
「安くてヘルシーだから人気もあるからね」☆
「小さい頃、とんとんっていう仇名の子がいたな～、、、どうでもいいけ話だけどね～（笑）」☆

　　　　　　　　　

「さ～てと、ＹＳさんは遅れるようだから先に飲んじゃいましょ」☆
「私は生！」☆
「グルメッチー☆は“ピーホツ、ロークー”で！」☆
「何それ？？」☆
「黒ホッピーですよ」☆
「そうそう、私はホッピーという名前は知ってるけど、飲んだこと無いんだよね」☆
「じゃあ、育ちがいい人だ（笑）」☆

　　　　　　　　　

「ここは焼きとん、沖縄料理のお店のようだよ」☆
「少しずつ摘んでいきましょうね」☆

　　　　　　　　　

「キャベツ盛りの味噌は色々な種類が入ってるから、コク＆風味がいいね～」☆
「新キャベツも甘みが十分！」☆

　　　　　　　　　

「タワーマンション風ポテトサラダで～す！」☆
「練りがいいからいい食感だよ～」☆

「お疲れ～！」☆
「おおー、ＹＳさん、ささっ！　座って座って！」☆
「俺は“黒霧島”の水割り！」☆
「いきなり芋焼酎ですか！　さっすが～」☆

　　　　　　　　　

「もつ焼きいきますか？」☆
「おおー、串豚、ハラミで！　塩だよ！」☆

　　　　　　　　　

「おほっ！美味そう！」☆
「肉質が柔らかめでいいね～」☆

　　　　　　　　　

「ＹＳさんの好きな“ゴーヤチャンプルー”も来たよ」☆
「いいね～、酒が進むよ」☆
「グルメッチー☆は焼酎の“八海山ロックで！」☆
「やるね～！　飲み比べだー！」☆
「もうこの二人は飲兵衛だからしょうがないな～」☆
「そういうＴＹさんも結構やってるじゃない」☆
「めっかっちゃった～（笑）」☆
「今回はベロベロになって、一人３０００円でした～」☆
「楽しかった～！」☆
「次、カラオケは？」☆
「行くっしょ～（笑）」☆


『総本家 唐とん 大井町店』
品川区大井1-1-16
03-3773-7755
定休日 年中無休
営業時間　16:00-25:00

山家

「グルメッチー☆さん、今日は空いてます？」☆
「ＴＹちゃん、ＯＫ牧場～！」☆
「前に言ってた２４時間営業の居酒屋へ行ってみたいんですが、どうでしょうか」☆
「それは渋谷の『山家（やまが）』の事だね」☆
「お店の名前は分からないんですが、、、」☆
「あはは、そうだよね～、では渋谷に着いたらメールちょうだいね」☆
「６時半には着くと思います」☆
「了解牧場！！」☆

渋谷駅周辺は何でこんなに人が居るの～っていう位、賑やかです☆
普通に携帯で電話しても相手の声が聞こえないほどの騒音、、、ふ～～、すごい街です☆

「グルメッチー☆さん、仕事が押して２０分遅刻します」☆
「ＯＫＯＫ～、気をつけて来てよ」☆

（その間にお店探索でもするか～）

『山家』がある周辺は、渋谷マークシティがあるかと思えば、道玄坂へ抜ける道沿いには小さな飲食店が軒を連ねていたりと、新旧入り乱れてのファンキーな地域☆
年代もティーンからアラフィフ～アラエイツまでの方々が闊歩しています☆

『細雪』、『鳥升』、『千両』などの老舗からチェーン居酒屋までがズラーッと並ぶ飲兵衛パラダイス☆

京王井の頭線西口改札出てすぐの五差路は、各店舗厨房からの煙や匂いで空腹感をさらに増幅させてくれます☆

「お待たせしました～、すみません自分から誘っておいて遅れてしまって、、、」☆
「大丈夫だよ、待ってる間にお店の調査ができたからね、、、じゃあ、早速！」☆

　　　　　　　　　

「すみません、二人です！」☆
「いらっしゃいませ～、２階へどうぞ～」☆

　　　　　　　　　

「ここはビルの地下２階から３階まで、『山家』『山家』『山家』、、って入ってるんだよ」☆
「これなら２４時間、いつでもＯＫですね」☆

　　　　　　　　　

「早朝からも飲めるから、機会があったら朝酒やろうか」☆
「小原庄助さんじゃないけど、身上を潰しちゃいますよ（笑）」☆
「エイーヤ～　会津磐梯山は　宝の山よ　笹に黄金が　エ～また　なりさが～る～　スッチョイ　スッチョイ　スッチョイナー　小原庄助さん　なんで身上（しんしょう）つーぶした　朝寝　朝酒　朝湯が大好きで　それで身上つぶした～　はあ～　もっともだ　もっともだ～♪（笑）」☆
「今日も乗ってますね～（笑）」☆

　　　　　　　　　

「１階は満員だったけど、２階はまだ疎（まば）らだよ」☆
「早速、ピーホツロークーでいきますか～」☆

　　　　　　　　　

「と、くれば～、渋谷名物の“ポテサラ”いきましょう！」☆

　　　　　　　　　

「あはは～、トマトで隠れてる～（笑）」☆

　　　　　　　　　

「もつ焼き５本盛り合わせです～、グルメッチー☆の好きなタレですよ」☆
「いいよー、ＴＹちゃ～ん！！」☆

　　　　　　　　　

「“さば焼”も来ましたよ！」☆
「さばは１年中食べられるからいいよね」☆
「マサバは秋が一番ですけど、ゴマサバはこの時期でも美味しく食べられますもんね」☆
「青魚はイノシン酸の塊だからね～、美味しいね～」☆

　　　　　　　　　

「“外”１、“中”４で行っちゃったから、いい気持ちになってきたよ～」☆
「で、今日は何時まで飲むんですか？（笑）」☆
「えっ？　２４時間でしょ～（笑）」☆


『山家』
03-3770-0480
渋谷区道玄坂1-5-7 KINGビル
営業時間 24時間営業