前々から楽しみにしていた映画が日本でも公開!
さっそく観にいきましょう、そうしましょう。
109シネマ川崎は、初めていく映画館。
楽しみにしていた映画なので、最高の環境で観たいっ!と、選択したのはIMAXレーザー。
普通の映画よりも600円余分に掛かりますが、それだけの価値はありました。
デビッド・ボウイのドキュメンタリー映画です。
懐かしい映像、見たことのない映像、懐かしい曲、初めて聴く曲、それらがサイケデリックな映像効果の下に次々に展開されます。
映像と音楽に気をとられて、字幕の内容が頭に入ってこない瞬間がたびたびありました。
今年に亡くなったジェフ・ベックとボウイのステージにも心が震えました。
2016年と2023年との違いはありますが、ボウイもベックも命日は1月10日、これは偶然なのでしょうか。
洋楽好きなじじいにとって涙なしでは見られない映画ですよ。ほとぼりが冷めたらもう一度観に行こう。
いまこれを書きながら聴いているのは、ジギー・スターダスト。
ロック史上に燦然と輝く名盤です。
わたしがボウイのライブにいったのは、1978年12月12日のNHKホール。
そのときのセットリストとほぼ同じなのが、こちらのアルバム "STAGE"。
個人的には、この時期がボウイのピークだと思っていました。初期の作品からベルリンでイーノと作ったヒーローズまで、すべての曲が素晴らしい。ギターはカルロス・アルマーに、その後キング・クリムゾンに参加するエイドリアン・ブリューもいましたよ。
残念ながら、80年代からのボウイは聴きませんでした、Let's Dance とかの頃。
その頃はボウイに限らず、ロックに対して嫌悪感に近い反感を持っていた頃でした。
しかし、今日、この映画を観て改めて思い返すと、とてももったいない、取り返しがつかない退屈な時間に身を委ねてしまったのことを後悔しました。ボウイのChangesの意味を理解していなかった。STAGEがピークなどという考えも穿ったものと気づきました。
そんなこんなで、海より深く反省したので、禊の意味で、いま、Black Star をポチっとしましたよ^^;
いやぁ、しかし、ほんと、良かった。
かつて何度も映画館に足を運んだ映画では Quardrophenia などがありますが、この映画もまた映画館に足を運びそうです。
David Bowie Moonage Daydream Official site - https://dbmd.jp/
[109シネマ川崎]
神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ5F
https://109cinemas.net/kawasaki/
p.s. 飲み過ぎた....
映像の世紀、わたしも観ましたよ!ロックが壊した冷戦の壁、ありゃすごい番組でした。
メルケルがニナ・ハーゲンのフアンだったことにもたまげましたが、メルケルとハーゲンのTV対談なんてもろに放送事故ですよね。メルケルのこと、好きになりました(^^)
ボウイは、2016年のBLACKSTARを車の中で毎日聞いているところなんですが、いろいろな意味で重いアルバムです。
もうちょっといろいろボウイのアルバムを聴こうかなと思ってます。
1999年の 「‘hours...‘」が好きで今でも時々聞いてます。(これは萬月さんの本で知りました。)
昨年のアカデミー賞作「CODA」でも「Starman」がとっても良い使われ方してましたね。
少し前にNHKの「映像の世紀」で、ルー・リードとボウイが世界を変えた件についてやってたの見て改めてシビれました(若き日のメルケルも人生変わった!)