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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

幽霊はここにいる・どれい狩り - 安部公房 (新潮文庫)

2024-12-06 05:29:04 | 読書メモ
このところ再読が続いている安部公房、初期の戯曲を読み直しました。 「どれい狩り」が1955年、「幽霊はここにいる」が1959年で、小説で言うならば「壁」で芥川賞を受賞したが1951年、代表作と言われる「砂の女」が1962年なので、その間に書かれた戯曲です。「飢餓同盟」「けものたちは故郷を目指す」と同じ時期になります。 表題2篇の他、「制服」も収録。 三島由紀夫もそうですが、昭和30年 . . . 本文を読む
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