地震リスク delphis manta blue

身近な地震リスク 減災を目指して

<復興を願い 2011.3.11東日本大震災>
<未曾有の巨大災害 記録>

1994年三陸はるか沖地震

2007-12-29 | 地震リスク

昨日28日は、多くの職場で御用納めだったことであろう。

 

今から13年前の1994年12月28日午後9時19分、東北地方に震度6(当時)の大きな揺れが襲った。これが1994年三陸はるか沖地震である。その後20日過ぎた17日には阪神・淡路大震災があったことから三陸はるか沖地震の記憶が薄れているかも知れないが、死者3名、負傷者784名、住宅被害6,229棟の被害となった。

 

この地震の規模はマグニチュード7.5、三陸はるか沖のごく浅い深さを震源に、一時津波警報が出され、最高55cmの津波を観測した。

 

<青森県ホームページ 地震概要>

http://www.bousai.pref.aomori.jp/jisinsouran/sanriku/select_menu.htm

 

<秋田地方気象台 平成6年三陸はるか沖地震>

http://www.sendai-jma.go.jp/tidai/akita/jishin/san.htm


2007自然災害 過去最多

2007-12-29 | 環境

ドイツのミュンヘン再保険は27日、2007年の自然災害の状況について公表した。

 

ミュンヘン再保険によると、2007年の自然災害は発生件数で過去最多の950件に上り、被害額は750億ドル(約8兆4千億円)の規模となった。

 

被害額の過去最高額は2005年の2,200億ドルで米国のハリケーンカトリーナが発生した年であったが、今年は新潟県中越沖地震の125億ドル(約1兆4千億円)を最高額にヨーロッパの暴風雨被害で大きな被害額となった。

 

また、死者数では新興国や発展途上国を中心に2万人にも上り、バングラディシュのサイクロンでは3,300人の死者が出た。

 

来年以降も、気候変動の影響が暴風雨、洪水に出てくる可能性もあり、さらに今年を上回る自然災害の発生件数が懸念される。

 

<ミュンヘン再保険 ニュースリリース>

※ミュンヘン再保険は世界第2位の再保険会社

http://www.munichre.com/en/press/press_releases/2007/2007_12_27_press_release.aspx

<資料>

http://www.munichre.com/app_resources/pdf/press/press_releases/2007/2007_12_27_app1_en.pdf

http://www.munichre.com/app_resources/pdf/press/press_releases/2007/2007_12_27_app2_en.pdf