日本経済新聞の報道では、新光証券が大規模災害に備えた受発注・決済のバックアップセンターを構築し12日から稼働するとのこと。投資金額は約20億円で、国内証券会社にもこの取組が広がりそうだと報じている。
大災害時に東京本社がシステム機能しなくても、このバックアップシステムでリアルタイムの受発注・決済が可能となり、他の証券会社も体制が整えば、市場が閉鎖するような事態にならず、市場の混乱は回避される可能性がある。
<参考>
日本証券業協会がまとめた「証券市場全体のBCP構築に向けた取組み(中間報告)について」
http://www.jsda.or.jp/html/houkokusyo/bcp_bukai.html
証券市場全体のBCP整備のための取組みについて