日本固有の領土で問題を起こしている中国。その中国では日本以上に大きな地震リスクに晒されている。
近年では2008年5月に四川大地震(M7.9)が発生し、死者・行方不明者約9万人にも上る被害が出た。
世界史上最大の震災は中国で発生した1556年華県の地震。死者は83万人とも言われている。他にも近年までマグニチュード7から8クラスの巨大地震が頻発している。中国は実は地震多発国であり、観光訪問・経済活動も含め震災リスクを考慮しておく必要がある。
首都北京でも1679年にマグニチュード8クラスの河北省地震が発生し、北京市内で死者約500人もの被害が生じた。
世界的に中国の脅威が報じられているが、中国にとっては自然災害、とりわけ大地震の脅威に晒されているのは事実だ。今後、中国の経済発展の行方はこの地震リスクを乗り越えられるだけの防災体制が整備されているかどうかであるが・・・。
<ADRC メンバー国防災情報>
http://www.adrc.asia/nationinformation_j.php?NationCode=156&Lang=jp&NationNum=22
<日本地震学会 ニュースレター2008年5月12日中国四川大地震について>
http://www.soc.nii.ac.jp/ssj/for_member/NL/v20n3/08.html
<(株)インターリスク総研 「地震多発国 中国」>
http://www.irric.co.jp/opinion/more/031/index.html
<尾池元京大教授 京都の科学 中国の大地震>
http://homepage2.nifty.com/cat-fish/200810hm.html