M7首都直下地震4年以内の確率70%(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース
首都直下地震が迫る中、今すぐにできること行うことはなんだろうか。
東日本大震災時に首都圏で体験したことをまず思い出す必要がある。帰宅困難者となったこと、オフィスにとどまり体験したこと、東北の被災地で人々が体験したことなど。特に、東北の被災地で体験したことが教訓として減災として役立つはずだ。
東北は巨大地震による激しい揺れとともに電気が停電した。首都圏と違いテレビからの大津波が襲う映像をリアルタイムには見ていないのはもちろん、情報はラジオのみだった。ラジオの情報も津波が今どこを襲っているかもわからない状態で、ラジオをつけている車が津波に襲われたような状況だった。
首都圏で起きた場合を考えると、大地震後に停電となりラジオ・ワンセグ以外に被災情報がわからない。東京湾を津波が襲うのか、火災により延焼はどこまで拡大しているのかなど。安全な避難場所はあるのか。帰宅したほうがよいのか。また、大地震後に余震が襲うことも不安となる。
今すぐできることは、通学・通勤時のかばん・バックにラジオやスマホ、携帯電話、充電池、ライトなどを入れておくこと。もっていれば、身体を包むシートも入れておき、あめや菓子などもかばん・バックに入れておくことだ。当然、家族との連絡方法、避難方法を確認しておくことも大事。また、見知らぬ外出先では帰宅経路、安全な避難場所を確認しておくことだ。また、帰宅困難は東日本大震災以上に長期間に及ぶ可能性がある。
今すぐ行うことは、自宅で被災することを想定して、家具などの転倒防止を行うこと。命をなくしてはいけない。食料を確保しておくこと。3日分では足りない。3日分は今回の地震では足りなかった。最低1週間分はほしい。耐震補強を今すぐ行うことも必要だが時間がない。せめて地震保険には入りたい。入って損はない。
首都圏で万一被災すれば、被災者全員が仮設住宅に入れない状況だ。これまで以上に避難生活が続くことを覚悟しないといけない。