ソロモン諸島でM7・1の強い地震(読売新聞) - goo ニュース
ソロモン諸島で強い地震が発生し、USGSはM6.8と観測した。津波はない模様。
<USGS 地震情報>
http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eqinthenews/2010/us2010uya5/
ソロモン諸島でM7・1の強い地震(読売新聞) - goo ニュース
ソロモン諸島で強い地震が発生し、USGSはM6.8と観測した。津波はない模様。
<USGS 地震情報>
http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eqinthenews/2010/us2010uya5/
大都市では土地利用の高度化が進み、近年、地震時の問題として超高層ビルに代表される長周期地震動対策が急務となっているが、もうひとつの以前からの問題として大都市の地下街、縦横に張り巡らされた地下鉄網で大地震に遭遇した場合の被害状況がどうなるのか問題は解決されていない。
理論的には地下街・地下鉄は耐震構造となっており地震時は安全とされ、天井の崩壊、地下水等の流入はないとされる。しかし、地上と違い、停電となると真っ暗な中、また、火災が発生した場合の煙で避難する人々が地上出口へと殺到しパニックになる危険性がある。
平成17年に警視庁が実施した「大震災対策のための心理学的調査研究結果(平成17年」によると、「すぐ近くの階段から逃げる」が35%、「みんなについて逃げる」が21%と半数以上の人々が集団となって出口に殺到することが予想される。
まず、ひとりひとりがパニックにならないことが大事だが、地下街での迅速な情報放送提供、地下街テナントによる避難誘導などの教育・訓練が日頃から必要である。
<警視庁 安全な暮らし>
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/shinri17/shinri17.htm
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/shinri18/shinri18.htm
<東京都 都営地下鉄 災害対策>
不断の地震への備えは、個々人が住む地域の地理的、地震学的特性を踏まえた対策が必要だ。
地域の防災マップは避難場所のみならず、備蓄品、井戸などの情報が盛り込まれている。
住む場所の防災マップのみならず、働く・学ぶ場所の地域の情報が盛り込まれた防災マップを持つことが必要だ。
南海トラフ巨大地震などの海溝型地震は発生の周期が数百年とされ、これまで発生した地震の記録が歴史として保存されている。
しかし、活断層地震は発生周期が数千年から数万年と超長期的な間隔となっており、阪神・淡路大震災に代表される活断層直下地震は予想できず突然襲う可能性がある。
これまでの地震学者の研究で解明された主要な断層以外に最近まで新潟県中越地震、福岡県沖地震など数多くの地震が発生し、そのたびに地震学者は何を研究しているのかと批判された。
現在までのところ関東地方では神奈川県の神縄・国府津-松田断層帯が引き起こすM7.5程度の地震発生が「我が国の主な活断層の中では高いグループに属する」とされる切迫性が高い活断層地震とされている。
3月29日にこれまで東京タワーの高さを抜き日本一の高さになった東京スカイツリーは、634mの高さになる2011年12月の完成まで着々と工事が進められている。
これだけの高さであれば、首都直下地震などこれから東京を襲う大地震に耐えられるのか不安となるが、地震対策の最新技術が盛り込まれており、安全面を重視した設計で倒壊等の危険性は少ないようだ。
設計した日建設計によると「五重塔のような、制振構造」とのことで、これまで大地震に耐えた五重塔の建築技術の倣った心柱制振の最新技術を取り入れている。
<東京スカイツリー>
<東京スカイツリー 大林組>
http://www.skytree-obayashi.com/about/index.html
<東京スカイツリー 日建設計>
http://www.nikken.co.jp/ja/skytree/structure/structure_04.php
政府の地震調査研究推進本部が公表している地震動予測地図では、都道府県別の評価も掲載されている。
この評価により関東地方各都県が如何に大地震のリスクに晒されているのかがわかる。東京都は今後30年以内にM7程度の直下地震とM8級の南海トラフ巨大地震により震度5~6以上の揺れが襲う。
ひとりひとりが生き残れるよう真剣に地震対策に取り組まなければならない。
<地震調査研究推進本部 地震動予測地図>
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/09_yosokuchizu/b1_kanto.pdf
昭和43年4月1日、日向灘を震源とするM7.5の地震が発生し最大震度5を記録した。気象庁は1968年日向灘地震と命名した。
宮崎地方気象台の資料によると被害は「高知・愛媛県被害大。宮崎県で津波より養殖魚(ハマチ、アジ)が逃げた。 地震では負傷者15人、建物一部破損9、半壊1など。津波は、四国の南西部で全振幅3m、細島198cm、油津66cm」となっている。