今日は成人の日。20年前の1991年は世界ではイラクとの湾岸戦争が勃発、ソ連ではロシア革命以来の共産党支配が崩壊した。
日本では、6月3日に長崎県の雲仙普賢岳で大火砕流が発生し死者・行方不明者38名もの多くの犠牲者が出た。テレビ映像での溶岩ドームが崩壊し大火砕流がもの凄い速さで襲う様子に自然災害の脅威を感じた。1990年からはじまった噴火活動は1995年まで続いた。
1991年にはまた台風被害が甚大であった。台風9号、12号、15号、17号、18号が襲い、特に9月の台風19号は死者・行方不明者67名の犠牲者が出た。
この20年の間に地震被害も増加した。
95年阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)の記憶がない世代も増え、今後確実に来るであろう巨大地震、直下地震に備える教育が必要だ。
先日、とある駅でふと頭上を見上げたら長い蛍光灯がむき出しになって輝いていた。自分のいる頭上だけでなく、駅全体に拡がっている光景をみてふと昔のある日を思い出した。
子供のころ授業中に震度5クラスの大きな地震に遭遇した。4階にいた私たちはカタカタと揺れを感じた瞬間、「机の下に潜れ!」の先生の号令のもと、皆必死で机の下に潜ったが、激しい揺れに身体が左右に振られ机の脚にしがみつくのが精いっぱいだった。
ゴー!ドドドー!っという地鳴りとガシャン、バキンという物が壊れ激しく落下する音が続き、目の前でコンクリートの床が突然割れ4階から階下が見えたときの恐怖は一生忘れられない。その時は子供心に死を予感した。
揺れがおさまり、先生が「皆大丈夫か!全員校庭に避難!」の号令に皆机下から這い出た。周りを見渡すと頭から下まで埃でまっ白。でも気が付いたらひとりが頭から血が噴き出ているではないか。天井から蛍光灯が落下し、その破片が頭に刺さったらしい。ハンカチで押さえてみんなと一緒に避難したが、手当の甲斐がありけがは幸いにも大事至らなかった。それ以来、蛍光灯がむきだしの状態をみるとその真下にはいないようにしている。
身近に潜む地震時の危険は頭上の蛍光灯だけでなく、窓ガラス、家具、テレビなど普段のものが凶器と化す。
ネットで蛍光灯落下防止の商品をみつけた。ご参考まで。
119番不具合4時間半、東京でシステム障害か(読売新聞) - goo ニュース
都内で119番がかかりにくいシステム障害が発生したが、さらに通信施設のバックアップ体制が不十分であることを露呈した。大地震などの災害時には現行のシステムでは機能しなかった可能性もあり、万全な通信体制を構築してほしい。
2010年に発行された地震などの自然災害保険リンク債券(カタストロフィボンド)は26事例、総額は約50億ドルの規模であった。
午後1時45分頃、東北、上越地方で最大震度4の地震が発生した。
震源は新潟県下越沖、マグニチュードは4.8、津波の心配はないとのことだ。
<気象庁 地震情報>
チリでマグニチュード7・2の地震(読売新聞) - goo ニュース
南米チリでマグニチュード7.1の地震が発生した模様だ。太平洋津波警報センターの情報では日本への津波の心配はない模様。
<太平洋津波警報センター 津波情報>
http://www.weather.gov/ptwc/?region=2&id=hawaii.2011.01.02.203037
現在の住宅建築は建築基準法に基づく耐震基準により建設されている。これであらゆる大地震が来ても大丈夫、倒壊しない?という保証は全くないのが事実です。
日本建築学会ではそんな疑問に「市民のための耐震工学講座」で次のように述べている。
「つまり新耐震基準の目標は,地震によって建物がこわれないようにすることではなく,「建物を使う人の安全を確保する」ことと言えます。普通に考えると「こわれるような建物では困る」と思われます。しかし,どんな地震に対しても軽い被害でおさめるのは難しいことですし,経済的にも割に合いません。町中を見回した場合に100年前の建物で残っているものはそうたくさんありません。そう考えると,100年間に一度来るか来ないかの地震で全くこわれないほど強く建物を設計することは,不経済と考えられます。」(出所:日本建築学会 市民のための耐震工学講座)
確かに一戸建てやマンションの住宅に対する倒壊、焼失などの地震リスクを完全保証する工務店や建設会社、メーカーはない。一部、数年の短期間を保険などを利用して保証するケースはあるが、永久保証は聞いたことがない。
100年に一度の地震が迫る中、このような耐震基準で良いのだろうか。限界なのだろうか。
新年明けましておめでとうございます。
昨年末に2つの地震に関する明るいニュースが発信された。
2011年度から復興宝くじが容易に発売できるニュース。これまで被災自治体が復興宝くじを発売するまで半年以上の時間を要していた。これまで復興宝くじの発売は1995年の阪神大震災と2004年の新潟中越地震のみ。
復興宝くじ、発売容易に…被災自治体を優先(読売新聞) - goo ニュース
もうひとつが、超高層ビルや免震構造ビルに長周期地震動に対応した新耐震基準がつくられることだ。長周期地震動は、例えば南海トラフ巨大地震の揺れが、堆積層の東京・新宿の都庁をはじめとする高層ビルをゆっくり長時間揺らし、内部を壊滅的な状況にする恐ろしい揺れだ。これまで、長周期地震動対策がとられていなかった耐震基準を見直すもの。
国交省、長周期地震動対応の新耐震基準案発表(読売新聞) - goo ニュース
<国土交通省 「超高層建築物等における長周期地震動への対策試案について」に関するご意見募集について>