2008年6月14日に発生した平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震から3年が経過した。
傷が癒えぬまま、今回の東日本大震災が起こり、自然災害の脅威を感じる。
昨日で3カ月が経過した2011年東北地方太平洋沖地震の被災地である宮城県では、33年前の6月12日の午後5時14分、マグニチュード7.4の宮城県沖地震が発生した。
1978年宮城県沖地震は戦後初めての都市型災害として仙台市を中心に大きな被害となった。この宮城県沖地震は過去平均して37年周期で発生しており、今回の3.11巨大地震との関連性について現在調査されている。
1978年宮城県沖地震では仙台市で死者16名、全壊・半壊4,250棟、ブロック塀倒壊、宅地崩壊による災害が特徴であった。また、この地震により、建築基準法が改正され現在の耐震基準となった。
<仙台市 宮城県沖地震>
http://www.city.sendai.jp/syoubou/bousai/sairai/
http://www.city.sendai.jp/syoubou/bousai/kakuritu/index.html
立川や福島原発近くの断層、地震の確率高まる(読売新聞) - goo ニュース
東北地方太平洋沖地震発生後、日本は本格的な地震活動期に入ったとされる。多くの研究者が誘発された地震に警戒するよう呼びかけているが、政府の地震調査研究推進本部は9日、東京立川市と埼玉県入間郡に横たわる立川断層による直下地震の発生確率が高まったと公表した。
これまで想定されていた立川断層直下地震はM7.4の規模で、立川市、青梅市、飯能市、所沢市で震度6弱以上の直下で起きるかなり大きな揺れとなり、震源付近では最大震度6強以上となる。
活断層地震の発生周期は数千年から数万年単位が多く、この立川断層も1万年から1万5千年単位とされており、30年以内の発生確率は最大2%と低く受け取られるが、最新活動期が最短で1万3千年前であることから、発生確率は高い分類だ。
東京西部、埼玉西南部は東京で働く人々の住むいわゆる住宅地であり、壊滅的な被害となった場合には、多くの被災者、避難者が発生することから、全員分の仮設住宅の確保は困難とされる。避難所暮らしが長期化する可能性もあり、減災対策が必要だ。
他にも糸魚川・静岡構造線断層、福島の双葉断層で今回の地震により発生確率が高くなったとされる。
<地震調査研究推進本部 6月9日公表分>
http://www.jishin.go.jp/main/choukihyoka/ichiran.pdf
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f034_tachikawa.htm
不明8千人、懸命の捜索続く 財産処理や相続など難航も(朝日新聞) - goo ニュース
地震発生から間もなく3カ月になろうとしているが、未だに行方不明者は8千人を超える。全国の警察、自衛隊の懸命な捜索にも関わらず、捜索活動は難航している。
震災の死亡届簡略化へ 保険・相続に迅速対応 法務省(朝日新聞) - goo ニュース
震災不明者の死亡保険金、「弔慰金」受給者に支払いへ(朝日新聞) - goo ニュース
法務省は、震災行方不明者の死亡届での戸籍上の手続きを簡略化する方針を示し、遺族の相続、保険金支払いの問題に対応できるよう配慮した。
また、生保各社は、通常、行方不明者の死亡認定まで1年かかるが、自治体の支払う災害弔慰金の支給の証明を条件に死亡保険金を支払うことになった。
なお、生保各社の保険金支払い状況は2日現在、支払件数8,456件、711億円となっている。
3・11数日前、宮城県沖の海底が沈下していた(読売新聞) - goo ニュース
大地震前に海底が沈下していることがわかった。
前兆といえば、2日前に偏頭痛がはじまった。5月はなかったが・・・。自分的には要注意。