テレスコ
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テレスコってぇ聞いたことがありませんけれど、いったい何ですか?
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何だと思いますか?
そうですわねぇ〜。。。テレスコープ。。。、望遠鏡の小さな物のことですかァ〜?
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なかなか良い思いつきだけれど、残念ながらテレスコープのことじゃありません。。。
焦らさないで教えてくださいなァ。。。
実は、落語の演目のことです。。。
人情噺ですか?
いや。。。単なる笑い噺です。。。
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てれすこ
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『てれすこ』は、落語の演目のひとつ。
あらすじ
ある漁場で正体不明の魚が獲れ、どの漁師にも名前がわからなかった。
困った漁師たちはその魚を持って奉行所を訪れる。
役人たちも困り果て、議論のすえ、その魚の魚拓を貼り出して、魚の名前に懸賞金をつける。
すると、ある男が名乗り出て、その魚の名は「てれすこ」だと言う。
あまりに頓狂な名前を不審に思う役人だが、否定のしようもなく、男にしぶしぶ懸賞金を支払う。
その話を聞いた奉行はその魚を干物にすることを指示。
干されて形の変わったその魚の魚拓を取り、ふたたび懸賞金をつけて貼り出す。
すると同じ男が現れ、その魚の名は「すてれんきょう」だと言う。
これを聞いた奉行は怒り、男はお上を偽ったとして死罪を申し渡される。
男は「死ぬ前に一目妻子に会わせて欲しい」と最後の望みをし、対面した妻へ「いいか、この子が大きくなってもイカを干したものを決してスルメと言わせるな」と告げる。
これを聞いた奉行は、膝をぽんと叩いて男を無罪放免とする。
妻は夫が助かるように断食をしていたが、乳飲み児がいるため乳が出なくなっては困るので、そば粉を水に溶いたものだけを口にしていた。
スルメの件で助かったのは、妻が干物(火物=加熱調理をしたもの)断ちをしたからだ、という落ち。
3代目三遊亭金馬は、さらに「してみりゃ、あたりめェ(スルメの異名あたりめと当たり前をかけている)の話」と加えて演じ、これを落ちとすることもある。
金馬のほか2代目三遊亭円歌、6代目三遊亭圓生、橘ノ圓都が得意としていた。
上方の圓都の演出では舞台を長崎に設定していた。
解説
鎌倉時代の『沙石集』巻八第十六話を素材に作られたとされている。
『沙石集』では生を「くぐるくつ」、乾燥品を「ひひりひつ」と呼んでいる。
江戸時代の笑話集『醒睡笑』では、生を「ほほら」、乾燥品を「くくら」と呼ぶ。
吉四六噺にも全く同趣向の噺があり、そこでは生を「ばばくろう」、乾燥品を「おっきゃらまあ」と呼んでいる。
北海道江差町の繁次郎話では、生を「キンキラキンノキン」、乾燥品を「カンカラカンノカン」と呼ぶ。
しかし、てれすこ、すてれんきょうの語源については、はっきりしない。
「てれすこ」はオランダ語で望遠鏡を意味する「テレスコ」telesco(複数形・英語の「テレスコープ」telescopesに相当)、すてれんきょうは「ステレン鏡」であり、「ステレン」はオランダ語の「星々」de sterren、つまり同じく天体望遠鏡のことだとする説がある。
英語由来の「ステレオ鏡」(ステレオグラムを、平行法や交差法のように無理をしないで見ることができるビューア)、または、ロシア語の鱈(トレスカ、露: Тресковые)・コチョウザメ(ステルリャジ、露: Стерлядь)とする説もある。
出典: 「てれすこ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
確かに、面白い噺ですわねぇ〜。。。でも、こういう話が実際にあったとは思われませんわァ。。。
だから、落語になったのですよ。。。こういう可笑しな噺は、浪曲や浪花節や義太夫節になりようがないですからねぇ〜。。。
それにしても、原話は鎌倉時代に編纂された『沙石集』の中から採ったということなのですわねぇ〜。。。ずいぶんと古いお話ですね。。。
おそらく、その当時にも、これと似たような話があったのですよ。。。
そうでしょうか?
だから、現代にも語り継がれているのですよ。。。面白いから人の記憶に残るのですよ。。。実際、この噺は2007年に映画化されているのです。。。
やじきた道中 てれすこ
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『やじきた道中 てれすこ』は、2007年(平成19年)公開の日本映画。
松竹製作配給。平山秀幸監督。
『東海道中膝栗毛』でお馴染みの、弥次さん喜多さんの珍道中を映画化。
弥次さんには十八代目中村勘三郎、喜多さんには柄本明を配し、一緒に旅する花魁に小泉今日子という異色の顔合わせで描く時代劇コメディ。
平山が再び落語を取り入れた映画に挑む。
あらすじ
泰平の世を謳歌する大坂で「てれすこ」と呼ばれる不思議な魚が捕獲される。
なんでもそれは万病に効くらしい。
人気の花魁・お喜乃に一緒に足抜けを手伝ってくれと頼まれる弥次さん。
芝居中にヘマをやり役者をクビになった喜多さん。
ふたりはひょんなことで再会し、これにお喜乃も加わって、3人は江戸を出て旅に出る。
キャスト
弥次郎兵衛:十八代目中村勘三郎
喜多八:柄本明(撮影中柄本は腰を痛め1週間の入院を余儀なくされている)
お喜乃:小泉今日子
梅八:ラサール石井
お仙:藤山直美
沓脱清十郎:吉川晃司
清十郎の妻・菊:鈴木蘭々
与兵衛:笑福亭松之助
おさん:淡路恵子
奉行:間寛平
瓦版屋:南方英二
地廻りの太十:松重豊
地廻りの甚八:山本浩司
花魁・おみち:星野亜希
勘吉:島綾佑
亀:柿澤司
おさよ:中村まの
信吉:吉越拓矢
代貸:國村隼
お喜乃の父・杢兵衛:笹野高史
遊郭「島崎」の女将:波乃久里子
遊郭「島崎」の客:麿赤児
大山講中:大山法哲
羅宇屋:山上賢治
飯屋の女:青木和代
若旦那:加藤隆之
職人:嶋田豪
遊び人:崔哲浩
丁稚:持丸加賀
やもめの息子:柿澤紫音
漁師:綾田俊樹
役者:ベンガル
薬売り:六平直政
宿泊客:諏訪太朗
庄屋:左右田一平
村人:螢雪次朗
鯨岡:佐藤正宏
出典: 「やじきた道中 てれすこ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大坂で「てれすこ」と呼ばれる不思議な魚が捕獲されるという設定になったのは、やはり大阪が食い倒れの街だったからでしょうねぇ〜。。。
名前も知られていない正体不明の奇妙な魚でも、大阪ではゲテモノを食べる人も多かったから、捨てないで料理に使ったのでょう。。。おそらく、その料理は「てれすこ鍋」とでも呼ばれていたのかもしれません。。。
でも、そういう鍋料理が現在に伝わっていないということは、やはり、大阪でも その奇妙な魚は料理には使われなかったのだと思いますわ。。。
なるほど。。。
私は、「てれすこ」はオランダ語で望遠鏡を意味する「テレスコ(telesco)」、から名付けたもので、すてれんきょうは「ステレン鏡」であり、「ステレン」はオランダ語の「星々」de sterren、つまり同じく天体望遠鏡のことだとする説が妥当だと思いますわァ。。。
その根拠は。。。?
上方の橘ノ圓都の演出では舞台を長崎に設定していたというのは、長崎の出島にオランダ商館があり、オランダ語の「てれすこ」が魚の名前として落語で使われるようになったと思います。。。
なるほどオ〜。。。確かにオランダ語の言葉が今では日本語になっているモノがたくさんありますからね。。。例えば、コーヒー、コック、コップ、コバルト、鼓膜、ゴム、コレラ、コンパス、コンマ、 レンズ、。。。
たくさんあるのですわねぇ〜。。。江戸時代にオランダ語が日本語に影響を与えたのですわねぇ〜。。。
鎖国していたとは言え、オランダ語が落語にも影響を与えたのですよ。。。
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【ジューンの独り言】
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ですってぇ~。。。
あなたは、コップとか、鼓膜だとか、コンパスがオランダ語から日本語になったと思っていましたか?
ええっ。。。「そんなことは、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」
あなたは、そのような激しい口調で、わたしに ご命令なさるのですかァ〜?
分かりましたわァ〜。。。
デンマンさんが立ち上げたピンタレストには 400以上のボード(カテゴリ)があります。。。
あなたが興味を持っているカテゴリがかならず見つかるはずです。。。
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■『拡大する』
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ぜひ覗いてみてください。
ええっ。。。「そんなことは どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」
あなたは、更に、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?
分かりましたわ。。。
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貴方が 更に そう言うのでしたら、ワンワンちゃんの面白い動画をお目にかけますわ。。。
ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!
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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」
あなたなは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?
わかりましたわァ。。。
では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。
日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。
次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。
■天武天皇と天智天皇は
同腹の兄弟ではなかった。
■天智天皇は暗殺された
■定慧出生の秘密
■藤原鎌足と長男・定慧
■渡来人とアイヌ人の連合王国
■なぜ、蝦夷という名前なの?
■平和を愛したアイヌ人
■藤原鎌足と六韜
■古事記より古い書物が
どうして残っていないの?
■今、日本に住んでいる人は
日本人でないの?
■マキアベリもビックリ、
藤原氏のバイブルとは?
ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。
興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。
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■『下女のまめは納豆』
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じゃあね。バーィ。
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『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』
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