デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

彗星に着陸

2023-12-12 03:13:53 | 天文学・星座・宇宙
 

彗星に着陸

 


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デンマンさん。。。、彗星ってぇ〜、ハレー彗星のことですかァ〜?


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いや、違います。。。ハレー彗星が今度 地球の近くに現れるのは 2061年の7月です。。。

デンマンさんはハレー彗星を見たことがあるのですかァ〜?

1986年の2月にやって来たときに見ました。。。

マジで。。。? で、記事で取り上げる彗星は何という名前ですか?

今まで ほとんど名前も知られていない、チュリュモフ・ゲラシメンコ(Churyumov–Gerasimenko)という彗星です。。。

 



ロゼッタ ミッション

 


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ロゼッタ(Rosetta space probe)とは、欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた探査機である。
2004年3月2日にフランス領ギアナからアリアン5G+ロケットを用いて打ち上げられた。

2014年8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着し、11月12日に地表に着陸機のフィラエ (Philae) を投下した。

 


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フィラエは彗星の核への着陸に成功し、人類史上初の「彗星に着陸した探査機」となった

ESAはジオットによるハレー彗星の近接観測に成功したように、彗星観測の実績が有り、ハレー彗星の観測の後は彗星構成物質の採取を目的とした探査機の製造を計画した。

これに基いてアメリカ航空宇宙局 (NASA) とESAが共同で計画を開始したものの、1992年にNASAが計画から離脱したため、ESAの単独事業で実施する事が決定した。

ロゼッタの当初計画では、2003年1月12日に打ち上げられ、2006年7月に小惑星(4979)大田原、2008年7月に小惑星(140)シワに接近し、2011年にワータネン彗星へ到達する予定であった。

しかし、2002年12月11日にアリアン5ロケットが爆発事故を起こしたため、計画の見直しを余儀なくされた

この結果、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に主目標が変更された

探査機「ロゼッタ」の名称はロゼッタ・ストーンに、着陸機「フィラエ」の名称はロゼッタ・ストーン解読の鍵となったフィラエ・オベリスクが発見されたナイル川の川中島のフィラエ島に由来する。

ロゼッタは複数の彗星や小惑星の科学観測を行いながら航行を続け、2014年8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到達し、ランデブーに成功した

2015年6月には、2015年の末で終了する予定だった探査を、約9か月間延長すると発表した。

2016年9月30日に、ロゼッタは彗星の表面へ落下(または衝突)し、これを以って全ミッションを終了した。

 

経過

 


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緑の点線の円が地球の公転軌道で、青い楕円が彗星の軌道である。
なお、赤の点線の円は火星の公転軌道、茶色の点線は木星の公転軌道である。
数字は位置を示す。

1:2004年3月(打上げ)、2:2005年3月、3:2007年2月、4:2007年11月、5:2008年9月、6:2009年11月、7:2010年7月、8:2011年6月、9:2014年1月、10:2014年8月、11:2014年11月。

なお、12番は当初のミッション終了予定位置。
詳細は「ロゼッタ探査機の経過」を参照

2004年3月2日:フランス領ギアナのギアナ宇宙センターから打ち上げ。

2005年3月4日:最初の地球でのスイングバイを実施。

2007年2月25日:火星でのスイングバイを実施。その際に火星の北半球と2つの衛星を撮影。

2007年11月7日:カタリナ・スカイサーベイによって、ロゼッタが2007 VN84という地球近傍小惑星として「発見」された。

2007年11月13日:2回目の地球スイングバイを実施。

2008年9月5日:小惑星(2867)シュテインスに接近。フライバイによる撮影。

2009年11月13日:3回目の地球スイングバイを実施。

2010年7月10日:小惑星(21)ルテティアに接近。フライバイによる撮影。

2011年6月8日:太陽からの距離が遠くなり、搭載した太陽電池では充分な電力が得られないため、冬眠モードへ移行。

2014年1月20日:冬眠モードから復帰。

2014年5月:チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ接近し、写真撮影を開始。

2014年8月6日:彗星へ到着し、ランデブーに成功した[6]。

2014年10月14日:フィラエ着陸地点の最終決定[7]。

2014年11月12日:彗星への着陸機フィラエの投下および着陸[7]。

2014年11月-2015年12月:太陽を周回するチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の活動状況を観測。

2015年8月13日:チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星が近日点を通過[注釈 2]。

2016年9月30日:ロゼッタ本体の太陽電池出力低下による機能停止の前に、彗星表面への落下及び落下地点の写真撮影を行った。午後1時19分彗星への衝突によりロゼッタの全ミッションが終了した。最後に撮影された写真は、高度20 m地点の物だった。

 

小惑星との誤認

ロゼッタが2回目の地球スイングバイを試みたのは、2007年11月13日であった。
その6日前の11月7日に、カタリナ・スカイサーベイによって、誤って地球に接近中の地球近傍小惑星として「発見」された。

この「天体」には2007 VN84と仮符号が付けられ、直径20 mの天体と見積もられた。
2007 VN84は11月13日に、地球から5600 kmの距離を通過するという軌道の予測がなされ、地球への衝突リスクの極めて高い天体とされた。

しかし、地球への最接近前の11月10日に、その正体がロゼッタであったと判明した。




出典: 「ロゼッタ (探査機)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



2016年9月30日に、ロゼッタは彗星の表面へ落下(または衝突)し、これを以って全ミッションを終了したのですわねぇ〜。。。もう、7年前のことではありませんか? どういうわけで今になって このミッションを取り上げるのですか?



あのねぇ〜、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて12月7日に次のドキュメンタリーを観たのですよ。。。

 


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『実際のページ』


 



 



Billions of miles from Earth, Rosetta, a spacecraft the size of a car, travels towards an icy rock 2.5 miles wide that hurtles through space at tens of thousands of miles per hour.

Rosetta has been in space for ten years but now she will do something no other spacecraft has ever attempted: land on the volatile surface of a comet as it flies round the sun.

This is the European Space Agency's most audacious mission.

It has taken a team of brilliant engineers 30 years to get to this point.

The mission has been beset with daunting technological challenges, faulty launch vehicles, and the unpredictable and dangerous nature of the comet itself, all of which have conspired to stop the mission in its trial.

If it works, Rosetta is guaranteed to provide a treasure trove of scientific data, but make no mistake about it.

This is a dangerous mission, but rewards may be huge but so are the risks.





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地球から何十億マイルも離れた車ほどの大きさの宇宙船ロゼッタは、時速数万マイルで宇宙を疾走する幅4.5マイルの氷の岩に向かって進んでいます。

ロゼッタは 10年間宇宙に滞在していましたが、今度は他の宇宙船が試みたことのないことを行おうとしています。

それは、太陽の周りを飛行する彗星の不安定な表面に着陸することです。

 


(rosetta32.jpg)

 

これは欧州宇宙機関の最も大胆な使命です。

優秀なエンジニアのチームがここに到達するまでに 30年かかりました。

このミッションは、困難な技術的課題、欠陥のある打ち上げロケット、そして彗星自体の予測不可能で危険な性質に悩まされており、これらすべてが重なって試験中のミッションを一時中止しなければなりませんでした。

それが機能すれば、ロゼッタは科学データの宝庫を提供することが保証されますが、それについて誤解しないでください。

これは危険な任務ですが、見返りは大きいかもしれません。リスクも同様に大きいのです。




(デンマン訳)

DVD カバーより


 



でも、どういう目的で名も知られていない彗星に探索機を着陸させたのですか?



確かに、そういう疑問を多くの人が持つだろうと思うのですよ。。。何しろ、この計画は30年以上の月日をかけて計画され、実行されたのですから。。。しかも、18億ドルの費用がかかった。。。

それだけの見返りが、この計画成功にあったのですか?

あのねぇ〜、金銭的には元は取れてないのですよ。。。彗星から何も持ち帰ってないのです。。。むしろ、機材を含めて飛行船ロゼッタは彗星の表面に落下して粉々になった。。。探査機も彗星に置き去りにされた。。。つまり、18億ドルを彗星に棄ててきたようなものですよ。。。

そもそも、どういうわけで、この計画が進められたのですか?

あのねぇ〜、我々人間を含めて、地球の生命は彗星がもたらしたものではないのだろうか?…そう考える科学者がたくさんいるのですよ。。。

どういうわけで地球の生命が彗星と関係があるのですか?

地球には、もともと水はなかったらしいのです。。。

でも、雨が降ったでしょう!?

いや。。。最初から水がなかったら雨も降らない。。。。なぜなら、水が蒸発して雲になって、それで雨が降るのだから。。。

つまり、彗星が地球の水をもたらした、と科学者は言うのですか?

そうです。。。地球ができてから、何千、何万という彗星が地球に衝突して、水をもたらしたと言うのです。。。もちろん、水だけでは生命は誕生しない。。。生命体に必要なアミノ酸も彗星がもたらして、初めて地球に生命体が誕生したと言うのです。。。

つまり、彗星には水とアミノ酸があるということですか? それを発見するために、18億ドルもかけ、30年以上もかけて、ロゼッタを飛ばしたのですか?

そういうことです。。。

。。。で、今回のミッションで彗星に水とアミノ酸があることを発見したのですか?

水分は見つかったのだけれど、地球の水の成分とは性質が違っており、少なくともチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の水分は、地球のものとは違いという結果が出た。。。

。。。で、生命体に必要なアミノ酸は見つかったのですか?

見つかったのですよ。。。彗星から放出された塵粒子の中に固体の有機化合物が見つかった。この有機物質中の炭素は、炭素質コンドライト隕石で見られるものと同様の「非常に大きな高分子化合物」に結合しているということです。。。更に、フィラエ着陸船のCOSAC機器は、彗星の表面に降下する際に彗星の大気中の有機分子を検出したのです。

有機分子は生命体にとって不可欠なものなのですか?

そうです。。。。フィラエ着陸船に搭載されたCOSACとプトレマイオスの測定器による測定により、16種類の有機化合物が明らかになり、そのうち4種類はアセトアミド、アセトン、メチルイソシアネート、プロピオンアルデヒドで、これは この彗星で初めて観察されたものだった。これまでに彗星で検出された唯一のアミノ酸はグリシンと、前駆体分子のメチルアミンとエチルアミンだけだった。

やっぱり、地球だ誕生してから彗星がたくさん地球に衝突したので、そのおかげで生命が誕生したのですか?

いまのところ、それが最も有力な仮説のようです。。。



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

地球上の最初の生命は彗星からの水とアミノ酸によって生まれたと思いますか?

ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。 じゃあ、面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたなは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。


天智天皇は暗殺された

定慧出生の秘密

藤原鎌足と長男・定慧

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


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とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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(hiroy2.png+betty5d.gif)
『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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貴方は幾人もいる

2023-10-12 04:22:31 | 天文学・星座・宇宙

 

貴方は幾人もいる

 


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デンマンさん。。。貴方は幾人もいる というのは どういうことですかァ~?


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文字通りの意味ですよ。。。

つまり、私が幾人もいるという事ですか?

そうです。。。

まさか、私のクローンがたくさんできたという事ではないでしょう?

あのねぇ~、羊のクローンは作られたけれど、人間のクローンを作るのは、どの国でも禁止されていると思いますよ。。。

 

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私のクローンじゃないとすれば、私と同じ人物が、いったいどこにいると言うのですかァ~? それも、一人や二人じゃなく、私と同じ人物が多数いるのですかァ~?



そうです。。。

信じられませんわァ~。。。

そうでしょう! 僕だって、初めて、それを聞いた時には信じられませんでした。

つまり、デンマンさんにも、デンマンさんと全く同じ人物がたくさんいるのですか?

そうです。。。

デンマンさんはマジで、そのような馬鹿げた事を信じているのですかァ~?

95%信じてます。。。

つまり、デンマンさんは、そのうちの一人と実際に会ったのですか?

まだ会ってません。。。だから、95%信じているけれど、後の5%だけ信じてないのです。。。

いったい、デンマンさんと同じ人物がどこにいるのですかァ~?

別の宇宙です。。。

別の宇宙。。。?

そうです。。。

つまり、あの世ですか? 死者の世界ですか?

違いますよ。。。ユニバース(Universe)という言葉はベティさんは聞いたことがあると思うけれど、マルチバース(Multiverse)という言葉を聞いたことがありますか?

 



マルチバース

 


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マルチバース(multiverse)は、複数の宇宙の存在を仮定した理論物理学の説である。
マルチバースは、理論として可能性のある複数の宇宙の集合である


多元宇宙はすべての存在を含み、そこには、われわれが一貫して経験している歴史的な宇宙に加え、空間、時間、物質、およびエネルギーの全体と、そして、それらを記述する異なる物理法則および物理定数なども含まれる。

この語は1895年にアメリカの哲学者で心理学者のウィリアム・ジェームズによって造られたが、異なる文脈においてである。
多元宇宙が含むそれぞれの宇宙は、平行宇宙と呼ばれることもある。

多元宇宙の構造、そこに含まれるそれぞれの宇宙の性質、およびそれら宇宙の間の関係は、考えている特定の多元宇宙仮説に依存する。
宇宙が一つでないと考える理由(多元宇宙が存在する意味)は仮説によってさまざまである。

宇宙論、物理学、天文学、宗教、哲学、トランスパーソナル心理学およびフィクション、特にサイエンス・フィクションとファンタジーにおいて、多元宇宙の仮説が立てられてきた。

これらの文脈では、平行宇宙は代替宇宙、量子宇宙、相互浸透次元、並行次元、並行世界、代替現実、および代替時系列などと呼ばれることもある。

 

物理学における多元宇宙仮説

テグマークの分類

宇宙学者のマックス・テグマークは、よく知られた観測可能な宇宙を越えた宇宙の分類学を作った。
テグマークの分類によるレベルは、上位になるほど拡張された概念となり、下位のレベルの宇宙を包含する。

レベル I: われわれの宇宙の地平面の向こう

カオス的インフレーション理論は、無限のエルゴード的な宇宙を一般的に予測する。この宇宙は、無限であり、すべての初期条件を実現するハッブル体積を含むはずである。

従って、無限の宇宙は無限の数のハッブル体積を含むことになる。
これらすべては同じ物理法則および物理定数を持つが、物質の分布のような配置に関しては、ほとんどはわれわれのハッブル体積から異なることになる。

しかしながら、無限に多くのハッブル体積が存在するため、宇宙の地平線を越えて、結果的に類似するかまたは同じですらある配置のハッブル体積が存在しうる。
テグマークは、われわれの住むハッブル体積と同じ配置のものはおよそ1010115(グーゴルプレックスより大きい数)m離れていると算定する。

この推定はハッブル体積状態の一様な分布を仮定しているように見えるが、実際はどんな分布でも可能であるだろう。これは、われわれの特定のハッブル体積は事実上、唯一のものであろうことを意味する。

レベル II: 異なる物理定数の宇宙

泡宇宙、各円盤は泡宇宙である。宇宙1 から宇宙6 は異なる泡で、それぞれ異なる物理定数を持つ。
われわれの宇宙はその泡の一つである。

宇宙のインフレーション理論の変形であるカオス的インフレーション理論では、多元宇宙は全体として拡張しており、その拡張は永遠に続くとされる。
しかし、宇宙のある領域は拡張を止め、それぞれ異なる泡の形態を取る。そのような泡は未発達のレベルI 多次元宇宙である。

アンドレイ・リンデおよびVitaly Vanchurinは、これらの宇宙の数が101010000000のスケールであると計算した。

異なる泡は異なる自発的対称性の破れを経験するであろう。
その結果、異なる物理定数のような異なる性質を持つ。

このレベルはまた、ジョン・ホイーラーの振動宇宙論およびリー・スモーリンの多産宇宙論を含む。

レベル III: 量子力学における多世界解釈

ヒュー・エヴェレットの多世界解釈 (MWI) は、量子力学の解釈のいくつかある主流の一つである。
量子力学の一つの側面として、ある観測は絶対的に予測することができないというものがある。

代わりに、異なる確率を持つ起こりうる観測の幅がある。
MWIによると、これらの起こりうるそれぞれの観測は異なる宇宙に対応する。

6面のさいころが振られたとすると、その各結果が量子力学の可観測量に一致する。
さいころは、すべての6通りの可能性に対応する6つの異なる宇宙に落ち込む。

より正確には、MWIでは単一宇宙のみが存在するが、多世界へ分裂してからはそれらは一般的に相互作用することができない。

テグマークは、レベルIII 多元宇宙はハッブル体積内にレベルI-II 多元宇宙よりも多くの確率を含まないと議論する。
事実上、同じ物理定数を持つレベルIII 多元宇宙において"分裂"によって創られたすべての異なる"世界"は、レベルI 多元宇宙におけるいくつかのハッブル体積の中に見つけることができる。

レベル IV: 究極集合

究極集合仮説はテグマーク自身により提唱された。このレベルは、異なる数学的構造によって記述可能な宇宙はすべて等しく実在すると考える。

これには、我々の観測可能な宇宙のものではない異なる低エネルギー物理法則を含まない。
テグマークは次のような考えを提唱する。抽象数学は非常に一般的なので、(人間の曖昧な言葉から独立した)どんな純粋な形式言語で定義可能な万物の理論 (TOE) もまた数学的構造である。

例えば、異なる種類の実体(言葉で表現される)やそれらの関係(さらなる言葉で表現される)を含むTOEは数学者が集合論的モデルと呼ぶものに他ならず、一般的にその集合論的モデルを構成する形式体系を見出すことができる。

これは、あらゆる想像することのできる平行宇宙理論はレベルIVの段階で記述可能であることを暗示する。
レベルIV 多元宇宙は全ての他の集合を包含するので、多元宇宙の階層の上限となり、レベルV 多次元宇宙を考える余地はない。

ユルゲン・シュミットフーバーは、しかしながら、"数学的構造の集合"は明確に定義されてすらいないと反論する。
彼は、構成的数学、すなわちコンピュータプログラムによって記述可能な宇宙の表現のみ認めている。

これには、その出力ビットは有限時間内に収束するが収束時間自身はクルト・ゲーデルの限界のため停止するプログラムによって予測できないであろう非停止プログラムによって記述可能な宇宙の表現が明示的に含まれている。
彼はまた、より制限の厳しい手早く計算可能な宇宙の集合を明確に議論している。




出典: 「多元宇宙論」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



でも、私たちが住んでいるこの世界、つまり、地球が存在しているこの宇宙の他に、別の宇宙があることはまだ発見されてないのでしょう?



発見されてません。。。なぜなら、この宇宙の外をどんな強力な望遠鏡を使っても見ることができないからです。。。

 


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それなのに、どういうわけでこの宇宙の外に、まだ他の宇宙があると解るのですかァ~?



僕だって、この宇宙の外に他の宇宙がたくさんあるなんて信じられなかった。。。でも、次のクリップを観たら、マルチバースが存在することを95%信じることができたのですよ。。。

 


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他の宇宙を観察することができないのにもかかわらず なぜ他にも宇宙があると解るわけぇ~?



あのねぇ~、あの天才のアインシュタインは、この宇宙は静的なものだと考えていたのですよ。。。つまり、この宇宙の大きさは一定で収縮も膨張もしていないと考えたわけです。。。

でも、現実には、この宇宙は膨張しているのでしょう?!

そうです。。。ハッブル望遠鏡で有名な、あのエドウィン・ハッブルが1929年にこの宇宙は膨張しているという事を発見したのですよ。。。現在ではダークエネルギーがその膨張の原動力だと言われている。。。

 


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この宇宙定数λ(ラムダ)は、もともと一般相対性理論の数式では宇宙が静的であるために必要とされた定数なんですよ。。。ところが、実際には宇宙が膨張していると発見されたために、この定数は間違っているとハッブルによって言われてしまった。。。でも、今では、宇宙は 膨張しているという事を考慮して、アインシュタインの方程式は次のように修正されている。。。

 


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でも、この事とマルチバースがどのように関係しているのォ~?



あのねぇ~、この宇宙定数(あるいは物理定数)は、この宇宙に特定した定数なのですよ。。。この宇宙定数の下でさまざまな惑星、恒星、銀河が生まれて進化してきた。。。もし、この宇宙定数が違っていたら、地球は存在しなかったかもしれない。。。つまり、我々人類もこの宇宙には生まれなかったかもしれない。。。

つまり、宇宙定数が違った値を持つ宇宙が他にもあるかもしれないという事なのォ~?

そうですよ。。。この宇宙とは違った宇宙定数を持つ宇宙では、全く別な宇宙が存在するかもしれない。。。

 


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例えば、惑星や恒星や銀河はなく。。。原子や素粒子だけの宇宙。。。あるいは生物が生まれない宇宙。。。



でも、私と全く同じ人間がいるという事はどういうことなのォ~?

あのねぇ~、この宇宙は無限なのですよ。。。無限という事はどういうことなのかァ~。。。あらゆる可能性が存在するという事ですよ。。。次のクリップを観て下さい。。。

 


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あらゆる可能性が存在するという事は、この地球と同じような惑星が別の宇宙にもたくさん存在するという事です。。。

 


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この地球と同じ惑星が他の宇宙にもたくさん存在するように、私と同じ人間が他の宇宙にもたくさん存在するというのォ~?



そういうことです。。。無限大の大宇宙というのは、可能性がたくさんあるという事です。。。可能性がたくさんあるという事は、この地球と同じ惑星が他の宇宙にもたくさん存在するように、ベティさんと同じ女性が他の宇宙にもたくさん存在するということですよ。。。

でも、それってぇ~、素直に、そうなると信じられないわァ~。。。

そうでしょう。。。僕だってぇ、初めて上のクリップを観た時には信じられませんでしたよ。。。でもねぇ~、ビッグバンの前には何があったのか? ビッグバンはどうして起こったのか? ビッグバンの前には時間はあったのか?

 


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あのねぇ~、例えば、この宇宙が生まれたのを一つのパソコンゲームだと考えてみるのですよ。。。すると、この宇宙の外に誰かがいて、このゲームを起動するわけです。。。スタートボタンを押すとビッグバンゲームが始まり、時間が生まれ、宇宙が誕生して、長い時間が経過して地球が誕生して人類が生まれる。。。こう考えれば、ビッグバンゲームの数だけ、たくさんの宇宙が存在することになる。。。このたくさんの宇宙を包む大宇宙が無限だとすれば、数限りないビッグバンゲームがあることになり、同じような地球、同じようなベティさんが存在しても不思議ではないのですよ。。。



確かに、デンマンさんの例え話を聞くと、そういうこともあるかなァ~と思うけれど、それは、あくまでも例え話で、実際にそういう事が起こるかなァ~?…そう考えると、何とも言えませんわァ~。。。で、そういう事があるとして、私は別の私に会うことができるのですかァ~?

 


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あのねぇ~、さっきも言ったけれど、この宇宙は膨張しているのですよ。。。だから、ベティさんがいるこの地球と、もう一人のベティさんがいる地球とは、すごい速度で離れつつある。。。人間が作ったロケットに乗っては追いつけない。。。だから、他の地球にいるベティさんとは会うことができない。。。でも、ワームホールが見つかれば、会うことが可能になる。。。

 


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つまり、別の地球で夢を実現しているベティさんに会うことができるかもしれないのですよ。。。この記事を読んでいる貴方も無数に存在している別の「貴方」を想像してみてください。。。

 


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私と全く同じ女性がいるならば、私の人生を変えることはできるのですかァ~?



ベティさんと同じDNAを持って生まれてきたけれど、別々の地球で生まれ育ってきたので、あの地球のベティさんの生活が変わったとしても、この地球のベティさんは変わることはないのですよ。。。

じゃあ、結局は別々の人間ですわねぇ~。。。

そうです。。。クローンじゃないけれど、外見はクローンですよ。。。瓜二つです。。。



【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

 

ですってぇ~。。。

あなたはデンマンさんのお話を信じることができますかァ~?

ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、もっと他に面白いことを話せ!」

あなたは、そのような命令口調で わたしに面白いことを話せというのですかァ~?

分かりましたわァ~。。。

じゃあ、気分を変えるために面白い動画をお目にかけます。。。

 


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貴方は、上のワンちゃんが金魚を食べてしまうと思いましたか?

ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、他にもっと面白いことを話せ!」

あなたは、そのような強い口調で 更に わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわァ。。。

デンマンさんが10年以上も前にアンケートを作りました。

 


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『拡大する』


『もう一度クリスマスのページ』

 

上のリンクをクリックすると、

左側のサイドコラムにたくさんの質問が出てきます。

ひとつひとつ見ながら ぜひアンケートに答えてみてください。

ええ。。。、「そんな暇ないよ!」

じゃあ、たまには、古代のお話も読んでみてくださいね。

意外に面白いですわよ。。。

あなたも古代の謎に挑んでくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。


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『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』


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『アクセス急増!』

『超アクセス急増!』

『地球を飛ぶ』

『UFOと大津波』

『あと1時間で死ぬと判ったら』

『6000日@GOO』

『パシフィックリムの旅』

『雨のニューヨーク』

『いいねde嫌われる』

『激節スパマー』

『ヒトラーのささやき』

『グッチ家の崩壊』

『ムカつくコメント』

『ネット恋愛注目記事』

『知られざる未開部族』

『37年後に出現した飛行機』

『ほほえましい動物たち』

『愉快な動物たち』

『サイトコピーツール』

『スパルタクス』

『マカロニ・ウエスタン』

『グーグルレンズ』

『グーグルレンズ2』

『ツイートの短縮URL』

『ノルウェーから』

『白イルカ@アイルランド』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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『HIRO 中野 せどり スパマー』

 


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ィ~ハァ~♪~!

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無重力

2022-07-06 01:28:24 | 天文学・星座・宇宙


 

無重力

 


(nogravity12.jpg)


(junko05.gif)




(junko11.jpg)

デンマンさん。。。、どういうわけで無重力 を取り上げるのですか?


(kato3.gif)

ちょと次のリストを見てください。。。

 


(goo22-06-26.jpg)


『拡大する』

『無重力の性生活』


 



これは GOO の僕の「デンマンのブログ」のバンクーバー時間で6月26日の午前6時16分から午後12時16分までの6時間のアクセス者の棒グラフと日別・週別のランキングの記録だよ。。。アクセス元ページ の赤枠で囲んだ1番に注目して欲しい。。。



「#無重力」で検索 したネット市民がいたのですねぇ〜。。。

そうです。。。1番のリンクをクリックすると次の検索結果が表示されるのです。。。

 


(sex22-06-26.jpg)


『拡大する』

『現時点での検索結果』

『無重力の性生活』


 



検索結果のトップに無重力の性生活 が出てくるのですわねぇ〜。。。



そうです。。。「#無重力」で検索 したネット市民は、タイトルに惹かれ、リンクをクリックして興味津々(しんしん)で記事を読んだのです。。。

 


 

無重力の性生活

 


(nogravity10.jpg)


(nogravity12.jpg)


(nogravity11.jpg)


(junko25.jpg)

 



あのねぇ〜、無重力の宇宙でエッチをするのは、それほど問題がないのですよ。。。

 


(nogravity11.jpg)

 



でもねぇ〜、そのまま宇宙に滞在して子供が生まれるとする。。。すると、その子供が問題児になる可能性がある。。。

 


(space50.jpg)

 



つまり、「現実主義者」さんのような問題児が生まれてしまうのですかァ〜?

 


(fool911.jpg)

引きこもり 現実主義者 偏差値 ネットの嫌われ者 イジメ 自殺

『現実主義者 馬鹿の見本』

 



あのねぇ〜、無重力の宇宙でエッチしたからと言って 「現実主義者」のような問題児が生まれることはないのです。。。この男は中学時代の反抗期のまま精神的・能力的な成長が止まってしまったのですよ。。。無重力が関係しているのではなく、この男が反省しない、努力しない、独断と偏見に凝り固まっているために、自らも認める「クズの廃人」になってしまったのです。。。無重力とは全く関係がありません!



つまり、無重力であることが原因で問題児が生まれてしまうのですかァ〜?

そうなのですよ。。。

どういうことが原因になるのですか?

無重力になると次のような影響が人間の体に出るのです。。。

 



無重力の影響

 


(nogravity10.jpg)

 

無重力状態とは、万有引力および遠心力などの慣性力が互いに打ち消しあい、それらの合力が0ないしは0とみなしうる程度に小さくなっている状態。

 

人体への影響

まず、体液の循環が変化する。地上では下半身に溜まっていた水分のうち約2リットルは、無重力状態になった数分後には胸部と頭部に移動する。その体液が調節機能によって全身に循環されるため、顔がむくみ、首と顔の血管が浮き出るようになり、鼻が詰まって嗅覚や味覚がなくなる。尿の量が増え、体内で吸収される液体が減少するので、血液や体液の量もそれに合わせて減少する。

背が少し(1 - 2センチメートル程度)伸びることにもなるが、これは脊椎の椎骨と椎骨の間にある円盤状の椎間板が圧迫されなくなるためである。

体内で生成される赤血球の数も、大きく減少する。赤血球の減少は4日以内に始まり、40 - 60日ほどで安定する。原因には二説ある。一つは、無重力状態では血液量が減るため、同時に赤血球も減ることになるというもの。もう一つは、血液が上半身に移動することで血液が多過ぎると体が勘違いし、赤血球を減らしてしまうというもの。

長い間、無重力状態(微少重力環境)に晒されていると、骨が脆(もろ)くなる
これは、骨が圧力を受けるほど太くなり、逆に負荷が減ると細くなってゆくという性質を持つためである。
さらに、骨が細くなる過程で浸出するカルシウムが尿に含まれるようになるので、腎臓結石のリスクも高まる。

また、カルシウムが不足すれば骨粗鬆症にもなりやすくなる
無重力状態では1か月に約1パーセントの割合で骨の質量が減少するので、10か月も過ごせば地上で30歳から75歳まで年を取った分に相当する骨の無機成分が失われる

骨だけでなく筋肉にも影響が現れる。
筋肉が萎縮し、筋肉の結合組織も退化する
心臓もその例外ではなく、無重力環境下では重力に抵抗して血液を送り出す必要がなくなり、かつ前述の通り血液の量が減少するため、自然と筋肉への負荷が弱まり、結果的に心筋そのものも弱ってしまう。
なお、このような骨と筋肉の退化を避けるため、宇宙飛行士は日に3 - 4時間の運動をする。

睡眠時に、姿勢に気を付けなければ窒息するおそれもある。
これは生理学的な要因によるものではない。
単純に無重力状態では空気の対流が起こらないため、呼気の二酸化炭素が顔の周りに停滞しやすくなるからである。
ただし、これは宇宙船内の空調で容易に解決可能である。

また、複数の人間が密室にいるような状況であれば、感染症のリスクも高まる。
特に飛沫感染のリスクは大きい。これは、くしゃみや咳によって唾液とともに空気中に飛散する病原体(細菌やウイルスなど)が無重力状態においては、少なくない量が拡散したままの状態になるためである。

地上であればくしゃみなどによる飛沫は地面に落ちるが、無重力状態だとその飛沫は細かい霧状となって多くは船内の壁に付着するうえ、空気中に漂う割合も量も重力下と比較しても高く、これを他人が吸い込んでしまう可能性がある。
初期の宇宙探査ミッションでは、半分以上の宇宙飛行士が軽度の感染症に悩まされていた(アポロ計画では船内の殺菌が念入りになったため、感染症は大きく減少した)。
現在では空調フィルターの改良などで対応している。

 


(space54.jpg)

 

理化学研究所や広島大学などでの多くの動物実験の結果、哺乳類については無重力下で性交しても受精しない可能性があることが判明した
これにより、宇宙ステーションはもとより地球より低重力の月や火星などでも子供ができにくい可能性が指摘されており、宇宙への人類の移住構想への影響も懸念されている。




出典: 「無重量状態」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



 



無重力状態では上のような影響が人体に出るのですよ。。。だから、赤ちゃんが成長する過程で無重力だと骨がもろくなる。 無重力状態では1か月に約1パーセントの割合で骨の質量が減少するので、10か月も過ごせば地上で30歳から75歳まで年を取った分に相当する骨の無機成分が失われる。そのために、赤ちゃんは奇形児になってしまう可能性があるのです。。。

 


(space53.jpg)


(space52.jpg)

 



それに無重力だと筋肉が萎縮し、筋肉の結合組織も退化するのです。。。だから、このような骨と筋肉の退化を避けるため、赤ちゃんには1日に3 - 4時間の運動をさせる必要がある。。。

 


(space51.jpg)

 



赤ちゃんに1日に3 - 4時間も運動をさせるのは、ちょっと可哀想ですわねぇ〜。。。



でも、ずっと寝かせておいたら、間違いなく奇形児になってしまいますよう。。。

他にどのような問題があるのですか?

無重力のために筋肉が萎縮する ということは、心臓の成長にも影響が出てくる。。。つまり、地球上では正常な心臓を持って生まれてくるけれども、無重力の宇宙で生まれた赤ちゃんは、心臓障害を持って生まれてくるから長生きできないことになる。。。

 


(space55.jpg)


(space57.jpg)

 



太陽から発生する放射能などは、地球の電磁気やオゾン層があるために、地上の人間は強い放射能を浴びることはないけれど、例えば、火星などでは、そういうものがないから強い放射能を浴びる。。。また宇宙船で生まれた赤ちゃんなども強い放射能に晒されるから、子供の頃から癌になりやすくなる。。。

 


(space56.jpg)


(space58.jpg)

 



宇宙で生まれた赤ちゃんが成長して大人になったとして、地球に戻ってくるとする。。。

 


(space60.jpg)


(space59.jpg)

 



宇宙で生まれた赤ちゃんが大人になって地球に戻ってくると どうなるのですか?



無重力の空間しか知らずに育った赤ちゃんは、大人になって地球に戻ってくると、重力があるために、歩けないかもしれないのですよ。。。

骨がもろくなっているので、骨折してしまかもしれないのですか?

そういう事も考えられるけれど、バランスがとれないのですよ。。。初めて自転車に乗るようなものですよ。。。地球の重力に慣れる必要があるのです。。。

じゃあ、そういう問題が起こらないようにするにはどうすればよいのですか?

だから、地球と同じように暮らせる環境を作るのです。。。例えば、宇宙ステーションで暮らす場合にも重力を生み出す機能を持っている宇宙ステーションを作るのですよ。。。

それは、いったい どのような宇宙ステーションなのですか?

つぎのような、東京の人口がすべて収まるようなバカでかい宇宙ステーションです。。。

 


(station16.gif)



 



このような巨大な宇宙ステーションが作れるでしょうか?



作れなければ、10数年間宇宙で暮らして地球に戻った時に、骨折して死んでしまうかもしれないのだから、かならず重力のある宇宙ステーションを作りますよ。。。考えてみてください。。。無重力状態で暮らすと、1か月に約1パーセントの割合で骨の質量が減少するので、10か月も過ごせば地上で30歳から75歳まで年を取った分に相当する骨の無機成分が失われてしまうのですよ。。。

無重力の宇宙で暮らすのは大変なことなのですわねぇ〜。。。

そういうことです。。。




『無重力の性生活』より
(2022年5月2日)


 



検索して上の記事を読んだネット市民はどう思ったのですか?



実は、ドイツのハンブルグに住んでいる羽田好美(はねだ よしみ)さんが読んだのですよ。。。

 


(ip107112.jpg)

 



好美さんは、ハンブルグで何をしているのですかァ〜?



ハンブルグ大学の人文学部でヨーロッパ史学を勉強しているのです。。。

 


(univham.jpg)



 



ハンブルグ大学でヨーロッパ史学を勉強している羽田好美さんが、どういうわけで「#無重力」で検索 したのですか?



あのねぇ〜、好美さんは子供の頃から月とか火星に住むことを夢見ていたのですよ。。。宇宙飛行士になることを考えていたのだけれど、現実的でないので、その夢は留学することに変わっていったのです。。。でも、留学がかなってドイツにやってきてみると、かつて夢見た宇宙飛行士になることが再び好美さんのオツムを支配するようになった。

それで無重力について調べ始めたというわけですか?

そうです。。。でもねぇ〜、月や火星に住むことができるようになったとしても、5年、10年と長期に滞在して子供を産むようなことになると、問題児を産むことになるのではないか? そう心配になって、宇宙飛行士になる夢がまたしぼんでしまったと言うのです。。。

デンマんさんは、どうしてそんなことまで知っているのですか?

好美さんは僕のブログの常連さんなのです。。。かつて次の記事でも好美さんを紹介しました。。。

 



『心の旅路』

 



『無重力の性生活』を読んで、感想を書いてデンマんさんにメッセージを送ってよこしたのですか?



そうです。。。

でも、デンマンさんが書いた記事を読んで宇宙飛行士になる夢を捨てたというのは、問題じゃありませんか?

だから、僕は好美さんに、諦める必要はない、と返信したのです。。。

それはなぜですか?

あのねぇ〜、いずれ地球上の人口が増え過ぎ、あるいは地球温暖化の影響で海面が上昇すると、人間は宇宙に避難しなければならないようになる。。。そうなれば、必ず、重力のある宇宙ステーションを作らなければならなくなるのです。。。

 


(station16.gif)

 



だから、好美さんは夢を捨てることはないのです。。。



(laugh16.gif)


【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

月や火星に住むことができても、問題児が生まれるようなことになると、貴方も宇宙で暮らすことを諦めますか?

ええっ。。。 「そんな夢のような話は どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。 じゃあ、面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


(dog810.jpg)



 

ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたなは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

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興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


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更級日記の作者も見た

2022-02-04 02:19:02 | 天文学・星座・宇宙

 

更級日記の作者も見た

 
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デンマンさん。。。 更級日記の作者も見た と書いてありますけれど、何を見たのでござ~♪~ますかァ~?


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だから、この記事のタイトルの すぐ下に写真が出ているでしょう!

これは何かの爆発ですわねぇ~。。。

そうですよ。。。 宇宙の星の爆発です。。。

最近のことでござ~ますか?

天文学的には、ごく最近ですけれど、日本史では11世紀の出来事ですよ。。。

その爆発を更級日記の作者も見たのでござ~ますかァ~?

まず間違いなく見たはずです。。。

でも。。。、でも。。。、どうして急に11世紀の出来事を持ち出したのでござ~ますかァ~?

あのねぇ~、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。

 



(orion2.jpg)

    オリオン星雲

 

強烈な光で電離されている電離ガス雲の代表格はオリオン星雲で (略) 

ここでは、衝突で電離された電離ガス雲の代表例として、超新星残骸“かに星雲”を紹介しておこう。

 


(kani2.jpg)

    かに星雲

 

おうし座の方向に見えるこの星雲は、ある意味由緒正しい。
藤原定家が著した『明月記』に記された超新星の今の姿なのだ。

爆発は明月記によれば1054年のことだった。
強烈な爆風でガスは分離して、美しく輝いている。

先ほど、電離の説明では簡単のために水素原子を例にとった。
しかし、電離されるのは水素原子だけではない。

炭素も、窒素も、酸素も、さまざまな原子が電離される。
それらはさまざまな波長で輝く。
そのため、かに星雲は色鮮やかな姿をしている。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




42ページ 『天の川が消える日』
著者: 谷口義明
2018年6月25日 第1刷発行
発行所: 株式会社 日本評論社


 



爆発は明月記によれば1054年のことだったと書いてござ~ますけれど、更級日記の作者はこの時生存していたのですか?



もちろんですよ。。。 次の小文を読んでみてください。

 


菅原孝標女

 


(sarashina2.jpg)

寛弘5年(1008年)-康平2年(1059年)以降?

 

菅原孝標女(すがわら の たかすえ の むすめ)は、平安時代の貴族の女性。
本名は伝わっていない。

10歳頃から50歳頃までの人生を回想した『更級日記』の作者。
更級日記御物本奥書から、『浜松中納言物語』『夜半の寝覚』の作者ではないかとも言われる。

 

略歴

父は菅原道真の玄孫で上総国・常陸国の受領を務めた菅原孝標。
母は藤原倫寧の娘。
母の異母姉(伯母)は『蜻蛉日記』の作者である藤原道綱母。
兄・定義、甥・在良は学者である。

彼女は寛弘5年(1008年)に出生。
寛仁4年(1020年)、上総国における父の上総介としての任期が終了したので一家で帰国(上京)し、3ヶ月ほどの旅程を経てようやく京へと入った。

帰国するころ彼女は13歳で、更級日記は上総国に居る頃から始まっている。
当時、物語に対する熱が冷めず、翌年に上京した伯母から『源氏物語』五十余巻などを貰い、昼夜を問わず読み耽った。

夢に僧が出てきて(女人成仏が説かれている)「法華経・第五巻を早く習え」と言うが、心にも掛けず物語を読みふけったことを、後年更級日記の中で、「まづ いとはかなく あさまし」と批評している。
万寿元年(1024年)には姉が二女を残して亡くなり、なお物語に耽読した。
しかし、この頃から「信心せよ」との啓示を夢に見るようになる。

祐子内親王に仕え、長久元年(1040年)頃、橘俊通と結婚。
寛徳2年(1045年)に一男(仲俊)と二女をもうけたが、俊通は康平元年(1058年)に死去し、子供達も独立して彼女は孤独になった。
このあたりで更級日記は終わっている。




出典: 「菅原孝標女」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



なるほどォ~。。。 つまり、宇宙での爆発が起きたのが1054年。。。 その時、更級日記の作者は存命だったのですわねぇ~。。。 でも、日記には爆発のことは書かれてないのでしょう?



あのねぇ~、旦那が亡くなったのが1058年ですよ。。。 つまり、1054年頃から旦那の健康状態が悪かったに違いない。。。 だから、日記に爆発のことを書く気持ちの余裕がない。。。 しかも、その当時、そのような天体の異常は不吉なことだと考えられていた。。。 作者はいやな予感を持ったに違いない。。。

つまり、旦那が亡くなった時には、その予感が当たってしまったと思ったのですわねぇ~。。。

おそらく、そういうことでしょう。。。 だから、日記には書きたくない。。。 旦那が病床に伏す頃から、作者の心もふさいできて、やがて孤独になって、日記を書かなくなってしまった。

それで、更級日記には爆発の記載がないのですか?

たぶん、そういうことだと思うのですよ。。。

でも、実際に、その爆発は、当時の人が誰もが見たのですか?

もちろんですよ。。。 そういう不吉なことには、誰もが関心を持っていた! しかも、作者は、殊の外(ことのほか) 好奇心が旺盛だった。 だから、日記も書いていたのですよ。。。 ちょっと次の小文も読んでみてください。。。

 


明月記

 


(meimoon2.jpg)

 

『明月記』(めいげつき)は、鎌倉時代の公家である藤原定家の日記。
治承4年(1180年)から嘉禎元年(1235年)までの56年間にわたる克明な記録である。
別名:『照光記』、『定家卿記』。

後世、歌道・書道において重んじられた藤原定家の日記である。
『明月記』の名は後世の名称で定家が命名したものではなく、当人自身は「愚記」と読んでいた。
没後、定家の末裔内では「中納言入道殿日記」の称を用いたが、一般的には「定家卿記」の名称が用いられていたようである。

南北朝の頃から『明月記』の名称が用いられるようになったとされる。

 

天文学の記録として

日記には、定家自身が遭遇したものや過去の観測記録など、さまざまな天体現象についての記録も残されている。
当時、見慣れぬ天体現象(天変)は不吉の前兆であると考えられており、人々の関心事だったのである。
『明月記』の天文記録としては、かに星雲を生んだ超新星爆発(SN 1054)の記述があることが著名であるが、これは定家の出生以前の出来事であり、陰陽師が報告した過去の記録が日記に残されたものである。

近代日本の天文学者たちは、1930年代に天文古記録を体系的に調査した。
東京天文台の神田茂は、1931年より全国の文献調査に着手し、その成果は1934年から1935年にかけて『日本天文史料綜覧』と『日本天文史料』として出版された。
これと同時期に、神田とも親交のあったアマチュア天文家の射場保昭は、日本の天文古記録を英文で海外に紹介し、『明月記』も海外にも知られるようになった。

 

客星

「客星」とは「ふだん見慣れない星」を意味するもので、超新星や新星、彗星などが含まれる。

『明月記』において「客星」が最初に登場する記事は、寛喜二年十一月一日条(1230年12月6日。以下本節において、漢字による日付はいわゆる旧暦(宣明暦)による記載、算用数字による日付はユリウス暦による記載)である。
この時の「客星」の正体は彗星で、同四日条には定家による「この星朧々として光薄し。その勢い小にあらず」という観察が記されており、このほか日記中には不安を覚えた当時の人々の反応も記載されている。

この「客星」に触発された定家は、十一月二日に家に出入りしていた陰陽師の安倍泰俊(陰陽寮漏刻博士)に、過去の客星の出現例を問い合わせた。
過去の客星出現の際にどのような凶事が起きたのかを知ろうとしたのである。
八日に、泰俊は記録されていた過去の客星出現の記録8例のリストを報告書として定家に提出しており、定家は同日の日記の末尾に、この報告書を挟み込んだ。

この8例のうち、以下の3例が超新星の記録である。

 


(newstars.png)

 

SN 1054 は、以下のように記録されている。

 


【原文】

後冷泉院 天喜二年 四月中旬以降 丑時 客星觜参度 見東方 孛天関星 大如歳星

【原文読み下し】

後冷泉院・天喜二年四月中旬以後の丑の時、客星觜・参の度に出づ。東方に見(あら)わる。天関星に孛(はい)す。大きさ歳星の如し。


午前2時頃に、觜・参の星宿(おおむね現在のオリオン座にあたる)と同じ赤経にあたる、天関星(おうし座ζ星)付近に出現したとするもので、木星のように輝いていたというものである。

ただし、時期については曖昧であり、旧暦四月中旬(1054年5月20-29日)ではおうし座が太陽方向にあたって超新星が観測できないため、「五月中旬」(1054年6月19-28日)の誤りであろうと考えられる。

『明月記』の記録を含む日本の「客星」記録は、1934年に『ポピュラー・アストロノミー』に掲載された。
1942年、ニコラス・メイオール(英語版)やヤン・オールトらは、『明月記』の記録などをもととして、1054年の「客星」が超新星であり、かに星雲がその残骸であることを明らかにする論文を発表した。




出典: 「明月記」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



なるほどォ~。。。 更級日記の作者は日記には書かなかったけれども、不吉な予感に気がめいっていたのですわねぇ~。。。



そうですよう。。。 その爆発も、たぶん、作者が日記を書かなくなった一因だと僕は思うのですよ。。。

そうかしら。。。?

卑弥子さんは、僕の言う事が信じられないのですか?

もちろん信じますわよう。。。 “信じる者は救われる!” と 昔の人も言いましたから。。。



(foolw.gif)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif) 

ですってぇ~。。。 あなたはも、デンマンさんのおっしゃったことが信じられますか?

ええっ。。。 「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのように あたくしにご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。

分かりましたわ。

では、天の川の不思議に迫るクリップを お目にかけますわ。。。

 


(milkyway2.jpg)



 

どうでした?

ええっ。。。 「夜眠れなくなるから、そういう動画は見せるな! 気分直しに何か他に もっと面白いことを話せ!」

あなたは、あたくしに向かって、更にご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。!

分かりましたわァ。。。 あなたが、そうおっしゃるのだったら、まずジューンさんの次の写真をご覧になってくださいまし。。。

 


(senya020b.jpg)

 

千夜一夜物語の衣装を着たジューンさんに魅せられて、女性に成りすます男性が たくさん居るのでござ~ますわァ!

ええっ。。。 信じられないのですかァ?

じゃあ、ちょっと次のYouTubeのクリップを見てくださいまし。。。

 


(xdress02.jpg)



 

いかがでござ~ますかァ~?

男性が女装していると思いますかァ?

あたくしは、素直に信じることができませんわァ~。。。

どうですかァ~? けっこうなものでしょう!?

いつまでも見とれていても仕方がありませんわよゥ。

あなたのために古代史の面白い記事を用意しました。

ぜひ お読みください。

では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。

だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。

じゃあ、またねぇ~。。。


(hand.gif)


 

ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)


『センスあるランジェリー』



(surfing9.gif)



(sayuri5.gif)

ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




(hama10.jpg)

『宝暦の恨みを明治維新で』

『デウキと紅葉@行田』

『薄い陰毛と紅のボートピープル』

『江戸の閨房術』

『ずるがしこい現代人』

『春画@源氏物語』

『千早振る』

『あれっ、松本清張』

『キスと源信』

『伎楽は呉から…?』

『紺瑠璃杯に魅せられて』

『神聖娼婦 マリア』

『安徳帝は生きていた』

『白石川の桜』


(maria05.jpg)

『ブログ村のマリア様』

『萌える済子女王』

『ピンク桃色@徒然』

『富沢金山の桜』

『ピンク桃色村』

『紫式部@徒然』

『絵里香@ペルー』

『ペルシャ人の楊貴妃』

『ん?佐伯今毛人』

『文学と歴史とウソ』

『百人一首ミステリー』

『芭蕉と遊女再び』

『映画とロマン@仙台』

『源氏物语中的性描写』

『忘れられた歴史ロマン』


(costa04b.jpg)

『おばさんパンツ@サンホセ』

『聖徳太子のチューター』

『オナラの曲芸』

『死海』

『漱石とオナラ』

『絵里香さん』

『美女とオナラ』

『アンバパーリー』

『ゆっくりと愛し合う』

『見ちゃだめ!』

『二重マチ付きズロース』


(miya08.jpg)

『麻生元総理』

『ネットのバカ女を捜して』

『額田王の歌』

『聖女と娼婦』

『済子女王@萌える』

『ん?堀内亜里?』

『松平春嶽が黒幕?』

『旅行者的早餐』

『なぜ蝦夷なの?』

『プリキュアとヒトラー』

『戦争絶対反対よね』

『怨霊の歴史』

『色欲@歴史』

『紫式部と敗戦』

『ラピスラズリと源氏物語』


(annasalleh.jpg)

『性と愛@古代史』

『仙台を離れて』

『美人とブス@大奥』

『絵の中のウソ』

『阿倍仲麻呂@ベトナム』

『バイクガール』

『六条御息所』

『卑弥子さんの大学』

『元寇と捕虜』

『マキアベリにビックリ』

『痴漢が心配』

『びた一文』

『卑弥子@ブカレスト』

『エロい源氏を探して』

『ラピスラズリの舟形杯』

『平成の紫式部』

『隠元豆と国性爺合戦』

『おばさんと呼ばれて』


(zurose2.jpg)

『女帝の平和』

『アタマにくる一言』

『悪女レオタード@昌原市』

『スウィートビーン』

『ガチで浦島太郎やし』

『ご苦労さま』

『デンマンのはなし』

『卑弥呼の墓』

『室生犀星と人間学』

『松平春嶽ダントツ』

『英語は3語で伝わる』

『くだらない物』

『漢字で体操』

『面白い漢字テスト』

『放屁女に罰金』

『アヤメとカキツバタ』

『日本の閨房術』

『大団円』

『ペルシャ人@Anzio』

『紀元前のメイフラワー号』

『あたまにくる一言』



軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)


(byebye.gif)
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平安のスバル

2020-09-12 01:54:36 | 天文学・星座・宇宙

 

平安のスバル

 


(oldcoup6b.jpg)


(subaru21.jpg)

 

2020年のスバル



 


(himiko92.jpg)




(himiko22b.gif)

デンマンさん。。。 いつからスバルの宣伝マンになったのですか?


(kato3.gif)

いや。。。 別に車を宣伝するために記事を書こうと思ったのではないのですよ。。。

あらっ。。。 今日は平安時代の牛車のお話ではないのですか?

違うのですよ。。。

紛らわしい写真やクリップを貼り付けないでくださいましなァ~。。。 で、平安のスバル というのは、どういうことでござ~ますか?

あのねぇ~、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。



(milkyway3.jpg)
 


荒海や

 
佐渡によこたふ

 
天河


 

冒頭に芭蕉の句を引用させてもらったのは、ほかでもない。
江戸の時代にも天の川は庶民に馴染みのものだったことに気づかされるからだ。(略)

私の住んでいる仙台市では毎年8月6日から8日の3日間、七夕祭りが盛大に執り行われるので、一層馴染み深い。
七夕伝説(織女と牽牛の物語)の期限は中国の漢王朝の時代にまで遡るが(紀元前200年ごろ)、日本には奈良時代に伝わったと言われている。(略)

ところがひとつ不思議なことがある。
それは、清少納言が『枕草子』で天の川に触れていないことだ。

 


星はすばる(昴)、彦星、夕筒。

 

よばい星、少しをかし。


 

という記述があるだけなのだ。

ここで、すばるは秋の夜空に見えるプレアデス星団、彦星はわし座の1等星アルタイル、夕筒は宵の明星で金星のこと。
そして、よばい星は流星。


ここに、天の川は出てこない。
『枕草子』は平安時代中期(西暦1000年ごろ)に著されたものだ。

今の時代と違い、空気は澄んでいて、天の川はくっきり眺めることができたはずである。
もしかすると、星とは違い、天体という認識がなかったので、出てこなかったのだろうか、または人気がなかったのだろうか。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




4-5ページ 『天の川が消える日』
著者: 谷口義明
2018年6月25日 第1刷発行
発行所: 株式会社 日本評論社


 


(amanogawa.jpg)



 



あらっ。。。 『枕草子』を書いた清少納言のおば様は天の川を無視したのですわねぇ~。。。



なぜ清少納言は天の川を無視したのか? 卑弥子さんは、どうしてだと思いますか?

簡単な理由ですわよう。。。 清少納言のおば様は、「天の川銀河」は「彦星」や「宵の明星」の星とは違い、「天河」は「夜空に浮かぶ川」だと思ったのでござ~ますわァ~。。。 だから、『枕草子』に書かなかったのですわ。。。

そうかなァ~?

デンマンさんは、あたくしの見解に ご不満なのでござ~ますかァ?

いや、別に不満というわけではありません。。。

。。。で、どういうわけで 平安のスバル を取り上げたのでござ~ますか?

すばるは秋の夜空に見えるプレアデス星団と書いてある。。。 要するに、清少納言のおばさんもプレアデス星団とは知らずに夜空の煌(きらめ)く星を眺めていたのですよ。。。


プレアデス星団

 


(subaru12.jpg)



 

プレアデス星団(プレアデスせいだん、Pleiades )は、おうし座の散開星団である。

メシエカタログでの名称はM45。

和名はすばる。

 

肉眼でも輝く5–7個の星の集まりを見ることができる。

双眼鏡で観測すると数十個の青白い星が集まっているのが見える。

比較的近距離にある散開星団であるため狭い範囲に小さな星が密集した特異な景観を呈しており、このため昔から多くの記録に登場し、各民族で星座神話が作られてきた。

 

1769年にメシエカタログの45番に加えられた。

メシエカタログは3回に分けて刊行されたが、M45は1回目のカタログに記載された最後の天体である。

 

約6千万-1億歳と若い年齢の青白い(高温の)星の集団である。

核融合の反応速度が速いため寿命は比較的短いと予想されている。

星団を構成する星の周囲に広がるガスが青白く輝いているのは、星々とは元々関係のない星間ガスが星団の光を反射しているためである。




出典: 「プレアデス星団」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




なるほどォ~。。。 つまり、清少納言のおば様は、この星団を眺めていたのですわねぇ~。。。



そういうことです。。。 なんと この星団は地球から 444.2光年も離れているのですよ。。。  卑弥子さんは 1光年がどれだけの距離なのか? 知ってますよねぇ~。。。

もちろんでござ~ますわァ。。。 これでも京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義しているのですわよう。。。 1光年というのは、光が1年間に走る距離ですわ。。。

さすがに平成の紫式部だと言われている橘卑弥子女史です。。。 ちゃんと科学的な常識もゲットしているのですねぇ~。。。 つまり、我々が現在目にしているプレアデス星団の映像は、444.2年前にプレアデス星団が発した光の映像なのですよ。。。

。。。ということは、その時日本史では、1575年ですわねぇ~。。。 あの有名な「長篠の戦い」の時ですわよう。。。 

 


(nagashino2.jpg)



 



戦国時代の天正3年5月21日(1575年6月29日)ですわ。。。 三河国長篠城(現愛知県新城市長篠)をめぐり、3万8千の織田信長・徳川家康連合軍と、1万5千の武田勝頼の軍勢が戦った合戦でした。。。 その時に、プレアデス星団を離れた光が、現在の私たちの肉眼で捕らえている映像なのですわねぇ~。。。



そういうことですよ。。。 平安時代の清少納言のおばさんもビックリですよう!

1575年には、清少納言のおば様は、とっくに亡くなっていましたわァ。。。 つまり、この事を言うために、わざわざ平安のスバル を持ち出してきたのでござ~ますかァ?

いや。。。、そればかりではありません。。。 彦星ですよ。。。 わし座の1等星アルタイルです。。。


アルタイル

 


(altair01.jpg)



 

アルタイル(英: Altair)は、わし座α星、わし座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。

七夕の彦星(ひこぼし、牽牛星(けんぎゅうせい)とも)としてよく知られている。

こと座のベガ、はくちょう座のデネブとともに、夏の大三角を形成している。

 

天の川を挟んで向かい合う こと座のベガ(織姫星)とともに、彦星として七夕の伝説を形成する。




出典: 「アルタイル」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




このアルタイルは地球から、どれほど離れているのでござ~ますか?



16.73光年です。。。

あらっ。。。 プレアデス星団と比べると、ずっと地球から近いのですわね。。。

でも、現在、我々が肉眼で見る彦星は、17年前に、つまり、2002年に彦星を離れた光の映像なのですよ。。。

つまり、夜空を眺めることは、過去を眺めていることになるのですわねぇ~。。。

そういうことですよ。。。



(foolw.gif)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif) 

ですってぇ~。。。 

あなたはも、今夜 星空を眺めて、タイムマシーンに乗ったつもりで 400年、500年前の星の映像を見てくださいまし。。。

ええっ。。。 「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのように あたくしにご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。

分かりましたわ。

では、天の川の不思議に迫るクリップを お目にかけますわ。。。

 


(milkyway2.jpg)



 

どうでした?

ええっ。。。 「夜眠れなくなるから、そういう動画は見せるな! 気分直しに何か他に もっと面白いことを話せ!」

あなたは、あたくしに向かって、更にご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。!

分かりましたわァ。。。 あなたが、そうおっしゃるのだったら、まずジューンさんの次の写真をご覧になってくださいまし。。。

 


(senya020b.jpg)

 

千夜一夜物語の衣装を着たジューンさんに魅せられて、女性に成りすます男性が たくさん居るのでござ~ますわァ!

ええっ。。。 信じられないのですかァ?

じゃあ、ちょっと次のYouTubeのクリップを見てくださいまし。。。

 


(xdress02.jpg)



 

いかがでござ~ますかァ~?

男性が女装していると思いますかァ?

あたくしは、素直に信じることができませんわァ~。。。

どうですかァ~? けっこうなものでしょう!?

いつまでも見とれていても仕方がありませんわよゥ。

あなたのために古代史の面白い記事を用意しました。

ぜひ お読みください。

では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。

だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。

じゃあ、またねぇ~。。。


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『センスあるランジェリー』



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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
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(maria05.jpg)

『ブログ村のマリア様』

『萌える済子女王』

『ピンク桃色@徒然』

『富沢金山の桜』

『ピンク桃色村』

『紫式部@徒然』

『絵里香@ペルー』

『ペルシャ人の楊貴妃』

『ん?佐伯今毛人』

『文学と歴史とウソ』

『百人一首ミステリー』

『芭蕉と遊女再び』

『映画とロマン@仙台』

『源氏物语中的性描写』

『忘れられた歴史ロマン』


(costa04b.jpg)

『おばさんパンツ@サンホセ』

『聖徳太子のチューター』

『オナラの曲芸』

『死海』

『漱石とオナラ』

『絵里香さん』

『美女とオナラ』

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『ゆっくりと愛し合う』

『見ちゃだめ!』

『二重マチ付きズロース』


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『麻生元総理』

『ネットのバカ女を捜して』

『額田王の歌』

『聖女と娼婦』

『済子女王@萌える』

『ん?堀内亜里?』

『松平春嶽が黒幕?』

『旅行者的早餐』

『なぜ蝦夷なの?』

『プリキュアとヒトラー』

『戦争絶対反対よね』

『怨霊の歴史』

『色欲@歴史』

『紫式部と敗戦』

『ラピスラズリと源氏物語』


(annasalleh.jpg)

『性と愛@古代史』

『仙台を離れて』

『美人とブス@大奥』

『絵の中のウソ』

『阿倍仲麻呂@ベトナム』

『バイクガール』

『六条御息所』

『卑弥子さんの大学』

『元寇と捕虜』

『マキアベリにビックリ』

『痴漢が心配』

『びた一文』

『卑弥子@ブカレスト』

『エロい源氏を探して』

『ラピスラズリの舟形杯』

『平成の紫式部』

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『おばさんと呼ばれて』


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『女帝の平和』

『アタマにくる一言』

『悪女レオタード@昌原市』

『スウィートビーン』

『ガチで浦島太郎やし』

『ご苦労さま』

『デンマンのはなし』

『卑弥呼の墓』

『室生犀星と人間学』

『松平春嶽ダントツ』

『英語は3語で伝わる』

『くだらない物』

『漢字で体操』

『面白い漢字テスト』


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『放屁女に罰金』

『アヤメとカキツバタ』

『日本の閨房術』

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『あたまにくる一言』

『更級日記の作者も見た』



軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)


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更級日記の作者も見た

2020-08-03 02:33:09 | 天文学・星座・宇宙

 

更級日記の作者も見た

 
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(nstar01.jpg)


(oldcoup6.jpg)


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(himiko22b.gif)

デンマンさん。。。 更級日記の作者も見た と書いてありますけれど、何を見たのでござ~♪~ますかァ~?


(kato3.gif)

だから、この記事のタイトルの すぐ下に写真が出ているでしょう!

これは何かの爆発ですわねぇ~。。。

そうですよ。。。 宇宙の星の爆発です。。。

最近のことでござ~ますか?

天文学的には、ごく最近ですけれど、日本史では11世紀の出来事ですよ。。。

その爆発を更級日記の作者も見たのでござ~ますかァ~?

まず間違いなく見たはずです。。。

でも。。。、でも。。。、どうして急に11世紀の出来事を持ち出したのでござ~ますかァ~?

あのねぇ~、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。



(orion2.jpg)

    オリオン星雲

 

強烈な光で電離されている電離ガス雲の代表格はオリオン星雲で (略) 

ここでは、衝突で電離された電離ガス雲の代表例として、超新星残骸“かに星雲”を紹介しておこう。

 


(kani2.jpg)

    かに星雲

 

おうし座の方向に見えるこの星雲は、ある意味由緒正しい。
藤原定家が著した『明月記』に記された超新星の今の姿なのだ。

爆発は明月記によれば1054年のことだった。
強烈な爆風でガスは分離して、美しく輝いている。

先ほど、電離の説明では簡単のために水素原子を例にとった。
しかし、電離されるのは水素原子だけではない。

炭素も、窒素も、酸素も、さまざまな原子が電離される。
それらはさまざまな波長で輝く。
そのため、かに星雲は色鮮やかな姿をしている。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




42ページ 『天の川が消える日』
著者: 谷口義明
2018年6月25日 第1刷発行
発行所: 株式会社 日本評論社




爆発は明月記によれば1054年のことだったと書いてござ~ますけれど、更級日記の作者はこの時生存していたのですか?



もちろんですよ。。。 次の小文を読んでみてください。


菅原孝標女

 


(sarashina2.jpg)

寛弘5年(1008年)-康平2年(1059年)以降?

 

菅原孝標女(すがわら の たかすえ の むすめ)は、平安時代の貴族の女性。
本名は伝わっていない。

10歳頃から50歳頃までの人生を回想した『更級日記』の作者。
更級日記御物本奥書から、『浜松中納言物語』『夜半の寝覚』の作者ではないかとも言われる。

 

略歴

父は菅原道真の玄孫で上総国・常陸国の受領を務めた菅原孝標。
母は藤原倫寧の娘。
母の異母姉(伯母)は『蜻蛉日記』の作者である藤原道綱母。
兄・定義、甥・在良は学者である。

彼女は寛弘5年(1008年)に出生。
寛仁4年(1020年)、上総国における父の上総介としての任期が終了したので一家で帰国(上京)し、3ヶ月ほどの旅程を経てようやく京へと入った。

帰国するころ彼女は13歳で、更級日記は上総国に居る頃から始まっている。
当時、物語に対する熱が冷めず、翌年に上京した伯母から『源氏物語』五十余巻などを貰い、昼夜を問わず読み耽った。

夢に僧が出てきて(女人成仏が説かれている)「法華経・第五巻を早く習え」と言うが、心にも掛けず物語を読みふけったことを、後年更級日記の中で、「まづ いとはかなく あさまし」と批評している。
万寿元年(1024年)には姉が二女を残して亡くなり、なお物語に耽読した。
しかし、この頃から「信心せよ」との啓示を夢に見るようになる。

祐子内親王に仕え、長久元年(1040年)頃、橘俊通と結婚。
寛徳2年(1045年)に一男(仲俊)と二女をもうけたが、俊通は康平元年(1058年)に死去し、子供達も独立して彼女は孤独になった。
このあたりで更級日記は終わっている。




出典: 「菅原孝標女」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




なるほどォ~。。。 つまり、宇宙での爆発が起きたのが1054年。。。 その時、更級日記の作者は存命だったのですわねぇ~。。。 でも、日記には爆発のことは書かれてないのでしょう?



あのねぇ~、旦那が亡くなったのが1058年ですよ。。。 つまり、1054年頃から旦那の健康状態が悪かったに違いない。。。 だから、日記に爆発のことを書く気持ちの余裕がない。。。 しかも、その当時、そのような天体の異常は不吉なことだと考えられていた。。。 作者はいやな予感を持ったに違いない。。。

つまり、旦那が亡くなった時には、その予感が当たってしまったと思ったのですわねぇ~。。。

おそらく、そういうことでしょう。。。 だから、日記には書きたくない。。。 旦那が病床に伏す頃から、作者の心もふさいできて、やがて孤独になって、日記を書かなくなってしまった。

それで、更級日記には爆発の記載がないのですか?

たぶん、そういうことだと思うのですよ。。。

でも、実際に、その爆発は、当時の人が誰もが見たのですか?

もちろんですよ。。。 そういう不吉なことには、誰もが関心を持っていた! しかも、作者は、殊の外(ことのほか) 好奇心が旺盛だった。 だから、日記も書いていたのですよ。。。 ちょっと次の小文も読んでみてください。。。


明月記

 


(meimoon2.jpg)

 

『明月記』(めいげつき)は、鎌倉時代の公家である藤原定家の日記。
治承4年(1180年)から嘉禎元年(1235年)までの56年間にわたる克明な記録である。
別名:『照光記』、『定家卿記』。

後世、歌道・書道において重んじられた藤原定家の日記である。
『明月記』の名は後世の名称で定家が命名したものではなく、当人自身は「愚記」と読んでいた。
没後、定家の末裔内では「中納言入道殿日記」の称を用いたが、一般的には「定家卿記」の名称が用いられていたようである。

南北朝の頃から『明月記』の名称が用いられるようになったとされる。

 

天文学の記録として

日記には、定家自身が遭遇したものや過去の観測記録など、さまざまな天体現象についての記録も残されている。
当時、見慣れぬ天体現象(天変)は不吉の前兆であると考えられており、人々の関心事だったのである。
『明月記』の天文記録としては、かに星雲を生んだ超新星爆発(SN 1054)の記述があることが著名であるが、これは定家の出生以前の出来事であり、陰陽師が報告した過去の記録が日記に残されたものである。

近代日本の天文学者たちは、1930年代に天文古記録を体系的に調査した。
東京天文台の神田茂は、1931年より全国の文献調査に着手し、その成果は1934年から1935年にかけて『日本天文史料綜覧』と『日本天文史料』として出版された。
これと同時期に、神田とも親交のあったアマチュア天文家の射場保昭は、日本の天文古記録を英文で海外に紹介し、『明月記』も海外にも知られるようになった。

 

客星

「客星」とは「ふだん見慣れない星」を意味するもので、超新星や新星、彗星などが含まれる。

『明月記』において「客星」が最初に登場する記事は、寛喜二年十一月一日条(1230年12月6日。以下本節において、漢字による日付はいわゆる旧暦(宣明暦)による記載、算用数字による日付はユリウス暦による記載)である。
この時の「客星」の正体は彗星で、同四日条には定家による「この星朧々として光薄し。その勢い小にあらず」という観察が記されており、このほか日記中には不安を覚えた当時の人々の反応も記載されている。

この「客星」に触発された定家は、十一月二日に家に出入りしていた陰陽師の安倍泰俊(陰陽寮漏刻博士)に、過去の客星の出現例を問い合わせた。
過去の客星出現の際にどのような凶事が起きたのかを知ろうとしたのである。
八日に、泰俊は記録されていた過去の客星出現の記録8例のリストを報告書として定家に提出しており、定家は同日の日記の末尾に、この報告書を挟み込んだ。

この8例のうち、以下の3例が超新星の記録である。

 


(newstars.png)

 

SN 1054 は、以下のように記録されている。

 


【原文】

後冷泉院 天喜二年 四月中旬以降 丑時 客星觜参度 見東方 孛天関星 大如歳星

【原文読み下し】

後冷泉院・天喜二年四月中旬以後の丑の時、客星觜・参の度に出づ。東方に見(あら)わる。天関星に孛(はい)す。大きさ歳星の如し。


午前2時頃に、觜・参の星宿(おおむね現在のオリオン座にあたる)と同じ赤経にあたる、天関星(おうし座ζ星)付近に出現したとするもので、木星のように輝いていたというものである。

ただし、時期については曖昧であり、旧暦四月中旬(1054年5月20-29日)ではおうし座が太陽方向にあたって超新星が観測できないため、「五月中旬」(1054年6月19-28日)の誤りであろうと考えられる。

『明月記』の記録を含む日本の「客星」記録は、1934年に『ポピュラー・アストロノミー』に掲載された。
1942年、ニコラス・メイオール(英語版)やヤン・オールトらは、『明月記』の記録などをもととして、1054年の「客星」が超新星であり、かに星雲がその残骸であることを明らかにする論文を発表した。




出典: 「明月記」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




なるほどォ~。。。 更級日記の作者は日記には書かなかったけれども、不吉な予感に気がめいっていたのですわねぇ~。。。



そうですよう。。。 その爆発も、たぶん、作者が日記を書かなくなった一因だと僕は思うのですよ。。。

そうかしら。。。?

卑弥子さんは、僕の言う事が信じられないのですか?

もちろん信じますわよう。。。 “信じる者は救われる!” と 昔の人も言いましたから。。。



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【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif) 

ですってぇ~。。。 あなたはも、デンマンさんのおっしゃったことが信じられますか?

ええっ。。。 「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのように あたくしにご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。

分かりましたわ。

では、天の川の不思議に迫るクリップを お目にかけますわ。。。

 


(milkyway2.jpg)



 

どうでした?

ええっ。。。 「夜眠れなくなるから、そういう動画は見せるな! 気分直しに何か他に もっと面白いことを話せ!」

あなたは、あたくしに向かって、更にご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。!

分かりましたわァ。。。 あなたが、そうおっしゃるのだったら、まずジューンさんの次の写真をご覧になってくださいまし。。。

 


(senya020b.jpg)

 

千夜一夜物語の衣装を着たジューンさんに魅せられて、女性に成りすます男性が たくさん居るのでござ~ますわァ!

ええっ。。。 信じられないのですかァ?

じゃあ、ちょっと次のYouTubeのクリップを見てくださいまし。。。

 


(xdress02.jpg)



 

いかがでござ~ますかァ~?

男性が女装していると思いますかァ?

あたくしは、素直に信じることができませんわァ~。。。

どうですかァ~? けっこうなものでしょう!?

いつまでも見とれていても仕方がありませんわよゥ。

あなたのために古代史の面白い記事を用意しました。

ぜひ お読みください。

では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。

だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。

じゃあ、またねぇ~。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)


『センスあるランジェリー』



(surfing9.gif)



(sayuri5.gif)

ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




(hama10.jpg)

『宝暦の恨みを明治維新で』

『デウキと紅葉@行田』

『薄い陰毛と紅のボートピープル』

『江戸の閨房術』

『ずるがしこい現代人』

『春画@源氏物語』

『千早振る』

『あれっ、松本清張』

『キスと源信』

『伎楽は呉から…?』

『紺瑠璃杯に魅せられて』

『神聖娼婦 マリア』

『安徳帝は生きていた』

『白石川の桜』


(maria05.jpg)

『ブログ村のマリア様』

『萌える済子女王』

『ピンク桃色@徒然』

『富沢金山の桜』

『ピンク桃色村』

『紫式部@徒然』

『絵里香@ペルー』

『ペルシャ人の楊貴妃』

『ん?佐伯今毛人』

『文学と歴史とウソ』

『百人一首ミステリー』

『芭蕉と遊女再び』

『映画とロマン@仙台』

『源氏物语中的性描写』

『忘れられた歴史ロマン』


(costa04b.jpg)

『おばさんパンツ@サンホセ』

『聖徳太子のチューター』

『オナラの曲芸』

『死海』

『漱石とオナラ』

『絵里香さん』

『美女とオナラ』

『アンバパーリー』

『ゆっくりと愛し合う』

『見ちゃだめ!』

『二重マチ付きズロース』


(miya08.jpg)

『麻生元総理』

『ネットのバカ女を捜して』

『額田王の歌』

『聖女と娼婦』

『済子女王@萌える』

『ん?堀内亜里?』

『松平春嶽が黒幕?』

『旅行者的早餐』

『なぜ蝦夷なの?』

『プリキュアとヒトラー』

『戦争絶対反対よね』

『怨霊の歴史』

『色欲@歴史』

『紫式部と敗戦』

『ラピスラズリと源氏物語』


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『性と愛@古代史』

『仙台を離れて』

『美人とブス@大奥』

『絵の中のウソ』

『阿倍仲麻呂@ベトナム』

『バイクガール』

『六条御息所』

『卑弥子さんの大学』

『元寇と捕虜』

『マキアベリにビックリ』

『痴漢が心配』

『びた一文』

『卑弥子@ブカレスト』

『エロい源氏を探して』

『ラピスラズリの舟形杯』

『平成の紫式部』

『隠元豆と国性爺合戦』

『おばさんと呼ばれて』


(zurose2.jpg)

『女帝の平和』

『アタマにくる一言』

『悪女レオタード@昌原市』

『スウィートビーン』

『ガチで浦島太郎やし』

『ご苦労さま』

『デンマンのはなし』

『卑弥呼の墓』

『室生犀星と人間学』

『松平春嶽ダントツ』

『英語は3語で伝わる』

『くだらない物』

『漢字で体操』

『面白い漢字テスト』

『放屁女に罰金』

『アヤメとカキツバタ』

『日本の閨房術』

『大団円』

『ペルシャ人@Anzio』

『紀元前のメイフラワー号』

『あたまにくる一言』



軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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(byebye.gif)
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平安のスバル (PART 1)

2019-04-12 10:49:48 | 天文学・星座・宇宙
 

平安のスバル (PART 1)

 


(oldcoup6b.jpg)


(subaru21.jpg)

 

2020年のスバル




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(himiko22b.gif)

デンマンさん。。。 いつからスバルの宣伝マンになったのですか?


(kato3.gif)

いや。。。 別に車を宣伝するために記事を書こうと思ったのではないのですよ。。。

あらっ。。。 今日は平安時代の牛車のお話ではないのですか?

違うのですよ。。。

紛らわしい写真やクリップを貼り付けないでくださいましなァ~。。。 で、平安のスバル というのは、どういうことでござ~ますか?

あのねぇ~、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。



(milkyway3.jpg)
 


荒海や

 
佐渡によこたふ

 
天河


 

冒頭に芭蕉の句を引用させてもらったのは、ほかでもない。
江戸の時代にも天の川は庶民に馴染みのものだったことに気づかされるからだ。(略)

私の住んでいる仙台市では毎年8月6日から8日の3日間、七夕祭りが盛大に執り行われるので、一層馴染み深い。
七夕伝説(織女と牽牛の物語)の期限は中国の漢王朝の時代にまで遡るが(紀元前200年ごろ)、日本には奈良時代に伝わったと言われている。(略)

ところがひとつ不思議なことがある。
それは、清少納言が『枕草子』で天の川に触れていないことだ。

 


星はすばる(昴)、彦星、夕筒。

 

よばい星、少しをかし。


 

という記述があるだけなのだ。

ここで、すばるは秋の夜空に見えるプレアデス星団、彦星はわし座の1等星アルタイル、夕筒は宵の明星で金星のこと。
そして、よばい星は流星。


ここに、天の川は出てこない。
『枕草子』は平安時代中期(西暦1000年ごろ)に著されたものだ。

今の時代と違い、空気は澄んでいて、天の川はくっきり眺めることができたはずである。
もしかすると、星とは違い、天体という認識がなかったので、出てこなかったのだろうか、または人気がなかったのだろうか。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




4-5ページ 『天の川が消える日』
著者: 谷口義明
2018年6月25日 第1刷発行
発行所: 株式会社 日本評論社


 


(amanogawa.jpg)



 



あらっ。。。 『枕草子』を書いた清少納言のおば様は天の川を無視したのですわねぇ~。。。



なぜ清少納言は天の川を無視したのか? 卑弥子さんは、どうしてだと思いますか?

簡単な理由ですわよう。。。 清少納言のおば様は、「天の川銀河」は「彦星」や「宵の明星」の星とは違い、「天河」は「夜空に浮かぶ川」だと思ったのでござ~ますわァ~。。。 だから、『枕草子』に書かなかったのですわ。。。

そうかなァ~?

デンマンさんは、あたくしの見解に ご不満なのでござ~ますかァ?

いや、別に不満というわけではありません。。。

。。。で、どういうわけで 平安のスバル を取り上げたのでござ~ますか?

すばるは秋の夜空に見えるプレアデス星団と書いてある。。。 要するに、清少納言のおばさんもプレアデス星団とは知らずに夜空の煌(きらめ)く星を眺めていたのですよ。。。


プレアデス星団

 


(subaru12.jpg)



 

プレアデス星団(プレアデスせいだん、Pleiades )は、おうし座の散開星団である。

メシエカタログでの名称はM45。

和名はすばる。

 

肉眼でも輝く5–7個の星の集まりを見ることができる。

双眼鏡で観測すると数十個の青白い星が集まっているのが見える。

比較的近距離にある散開星団であるため狭い範囲に小さな星が密集した特異な景観を呈しており、このため昔から多くの記録に登場し、各民族で星座神話が作られてきた。

 

1769年にメシエカタログの45番に加えられた。

メシエカタログは3回に分けて刊行されたが、M45は1回目のカタログに記載された最後の天体である。

 

約6千万-1億歳と若い年齢の青白い(高温の)星の集団である。

核融合の反応速度が速いため寿命は比較的短いと予想されている。

星団を構成する星の周囲に広がるガスが青白く輝いているのは、星々とは元々関係のない星間ガスが星団の光を反射しているためである。




出典: 「プレアデス星団」
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なるほどォ~。。。 つまり、清少納言のおば様は、この星団を眺めていたのですわねぇ~。。。



そういうことです。。。 なんと この星団は地球から 444.2光年も離れているのですよ。。。  卑弥子さんは 1光年がどれだけの距離なのか? 知ってますよねぇ~。。。

もちろんでござ~ますわァ。。。 これでも京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義しているのですわよう。。。 1光年というのは、光が1年間に走る距離ですわ。。。

さすがに平成の紫式部だと言われている橘卑弥子女史です。。。 ちゃんと科学的な常識もゲットしているのですねぇ~。。。 つまり、我々が現在目にしているプレアデス星団の映像は、444.2年前にプレアデス星団が発した光の映像なのですよ。。。

。。。ということは、その時日本史では、1575年ですわねぇ~。。。 あの有名な「長篠の戦い」の時ですわよう。。。 

 


(nagashino2.jpg)



 



戦国時代の天正3年5月21日(1575年6月29日)ですわ。。。 三河国長篠城(現愛知県新城市長篠)をめぐり、3万8千の織田信長・徳川家康連合軍と、1万5千の武田勝頼の軍勢が戦った合戦でした。。。 その時に、プレアデス星団を離れた光が、現在の私たちの肉眼で捕らえている映像なのですわねぇ~。。。



そういうことですよ。。。 平安時代の清少納言のおばさんもビックリですよう!

1575年には、清少納言のおば様は、とっくに亡くなっていましたわァ。。。 つまり、この事を言うために、わざわざ平安のスバル を持ち出してきたのでござ~ますかァ?

いや。。。、そればかりではありません。。。 彦星ですよ。。。 わし座の1等星アルタイルです。。。


アルタイル

 


(altair01.jpg)



 

アルタイル(英: Altair)は、わし座α星、わし座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。

七夕の彦星(ひこぼし、牽牛星(けんぎゅうせい)とも)としてよく知られている。

こと座のベガ、はくちょう座のデネブとともに、夏の大三角を形成している。

 

天の川を挟んで向かい合う こと座のベガ(織姫星)とともに、彦星として七夕の伝説を形成する。




出典: 「アルタイル」
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このアルタイルは地球から、どれほど離れているのでござ~ますか?



16.73光年です。。。

あらっ。。。 プレアデス星団と比べると、ずっと地球から近いのですわね。。。

でも、現在、我々が肉眼で見る彦星は、17年前に、つまり、2002年に彦星を離れた光の映像なのですよ。。。

つまり、夜空を眺めることは、過去を眺めていることになるのですわねぇ~。。。

そういうことですよ。。。



(foolw.gif)

 (すぐ下のページへ続く)






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平安のスバル (PART 2)

2019-04-12 10:46:43 | 天文学・星座・宇宙




 

平安のスバル (PART 2)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif) 

ですってぇ~。。。 

あなたはも、今夜 星空を眺めて、タイムマシーンに乗ったつもりで 400年、500年前の星の映像を見てくださいまし。。。

ええっ。。。 「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのように あたくしにご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。

分かりましたわ。

では、天の川の不思議に迫るクリップを お目にかけますわ。。。

 


(milkyway2.jpg)



 

どうでした?

ええっ。。。 「夜眠れなくなるから、そういう動画は見せるな! 気分直しに何か他に もっと面白いことを話せ!」

あなたは、あたくしに向かって、更にご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。!

分かりましたわァ。。。 あなたが、そうおっしゃるのだったら、まずジューンさんの次の写真をご覧になってくださいまし。。。

 


(senya020b.jpg)

 

千夜一夜物語の衣装を着たジューンさんに魅せられて、女性に成りすます男性が たくさん居るのでござ~ますわァ!

ええっ。。。 信じられないのですかァ?

じゃあ、ちょっと次のYouTubeのクリップを見てくださいまし。。。

 


(xdress02.jpg)



 

いかがでござ~ますかァ~?

男性が女装していると思いますかァ?

あたくしは、素直に信じることができませんわァ~。。。

どうですかァ~? けっこうなものでしょう!?

いつまでも見とれていても仕方がありませんわよゥ。

あなたのために古代史の面白い記事を用意しました。

ぜひ お読みください。

では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。

だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。

じゃあ、またねぇ~。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)


『センスあるランジェリー』



(surfing9.gif)



(sayuri5.gif)

ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




(maria05.jpg)

『ブログ村のマリア様』

『萌える済子女王』

『ピンク桃色@徒然』

『富沢金山の桜』

『ピンク桃色村』

『紫式部@徒然』

『絵里香@ペルー』

『ペルシャ人の楊貴妃』

『ん?佐伯今毛人』

『文学と歴史とウソ』

『百人一首ミステリー』

『芭蕉と遊女再び』

『映画とロマン@仙台』

『源氏物语中的性描写』

『忘れられた歴史ロマン』


(costa04b.jpg)

『おばさんパンツ@サンホセ』

『聖徳太子のチューター』

『オナラの曲芸』

『死海』

『漱石とオナラ』

『絵里香さん』

『美女とオナラ』

『アンバパーリー』

『ゆっくりと愛し合う』

『見ちゃだめ!』

『二重マチ付きズロース』


(miya08.jpg)

『麻生元総理』

『ネットのバカ女を捜して』

『額田王の歌』

『聖女と娼婦』

『済子女王@萌える』

『ん?堀内亜里?』

『松平春嶽が黒幕?』

『旅行者的早餐』

『なぜ蝦夷なの?』

『プリキュアとヒトラー』

『戦争絶対反対よね』

『怨霊の歴史』

『色欲@歴史』

『紫式部と敗戦』

『ラピスラズリと源氏物語』


(annasalleh.jpg)

『性と愛@古代史』

『仙台を離れて』

『美人とブス@大奥』

『絵の中のウソ』

『阿倍仲麻呂@ベトナム』

『バイクガール』

『六条御息所』

『卑弥子さんの大学』

『元寇と捕虜』

『マキアベリにビックリ』

『痴漢が心配』

『びた一文』

『卑弥子@ブカレスト』

『エロい源氏を探して』

『ラピスラズリの舟形杯』

『平成の紫式部』

『隠元豆と国性爺合戦』

『おばさんと呼ばれて』


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『女帝の平和』

『アタマにくる一言』

『悪女レオタード@昌原市』

『スウィートビーン』

『ガチで浦島太郎やし』

『ご苦労さま』

『デンマンのはなし』

『卑弥呼の墓』

『室生犀星と人間学』

『松平春嶽ダントツ』

『英語は3語で伝わる』

『くだらない物』

『漢字で体操』

『面白い漢字テスト』


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『放屁女に罰金』

『アヤメとカキツバタ』

『日本の閨房術』

『大団円』

『ペルシャ人@Anzio』

『紀元前のメイフラワー号』

『あたまにくる一言』

『更級日記の作者も見た』



軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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