ラピスラズリと源氏物語 (PART 1)
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デンマンさん。。。 今日はあたくしのためにラピスラズリを取り上げてくださったのでござ~♪~ますか?
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そうです。。。
マジで。。。?
卑弥子さんは僕の言う事が信用できないのですか?
だってぇ~、デンマンさんに期待すると、たいてい裏切られるのですものォ~。。。?
あのねぇ~、僕は卑弥子さんを裏切るようなことはしませんよ。。。 ちょっと次のリストを見て欲しいのです。。。
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■『拡大する』
■『ラピスラズリ万年筆と源氏物語』
これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の2月26日の午後10時17分から27日の午前4時23分までの約6時間の「生ログ」のリストです。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しいのですよ。。。
ほらっ。。。 あたくしを裏切っているではござ~ませんかア!
やだなあああァ~。。。 僕は卑弥子さんを裏切ってませんてばあああァ~。。。
じゃあ、上のリストの中に出てくる きれいでかわゆい女の子は、どういうことでござ~ますかァ?
あのねぇ~、この女性は東京都に住んでいる 倉田 亜莉奈 (くらた ありな)さんというのですよ。。。
だから、この可愛らしい女性が『ラピスラズリ万年筆と源氏物語』を読んだので、デンマンさんは こうして記事を書く気になったのでしょう!?
いや。。。 僕は、そのように鼻の下を伸ばしてません! この女性が源氏物語に関する記事を読んだので、卑弥子さんを呼び出したわけですよ。。。 つまり、ラピスラズリと源氏物語が出てくれば、もう卑弥子さん以外に 呼び出す相手はいないのですよ!
分かりましたわ。。。 ここでデンマンさんと やりあっていたら、この記事をここまで読んでこられたネット市民の皆様が他のブログへ飛んでしまいますから、まず、どのようにして亜莉奈さんを突き止めたのか? そのことを お話してくださいなァ。。。
簡単なことですよ。。。 IPアドレスを調べたのです。。。
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デンマンさんは、何が何でもIPアドレスで調べますけれど、プライバシーを守るために、アクセス者の名前まではゲットできないのですわァ~。。。
あのねぇ~、亜莉奈さんは、上の記事以外にも 関連記事まで読んで感動して僕にメールをよこしたのですよ。。。
マジで。。。?
あれっ。。。 卑弥子さんは僕の言う事が信じられないのですかァ~?
仕方ないから、信じることにしますわァ。。。 で、どのようにして亜莉奈さんは上の記事を見つけたのですか?
次のように検索したのですよ。。。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
亜莉奈さんは「ラピスラズリ 万年筆 源氏物語」と入れてGOOGLEで検索したわけです。。。 すると、19,900件ヒットするトップに「徒然ブログ」の『ラピスラズリ万年筆と源氏物語』が表示されるわけです。。。
それを見て亜莉奈さんは、『ラピスラズリ万年筆と源氏物語』を読んだのでござ~ますか?
そうです。。。
でも。。。、でも。。。、それは可笑しいと思いますわァ~。。。
何が可笑しいのですか?
だってぇ~、亜莉奈さんがGOOGLEで検索したのに そのことが記録に出てないではござ~ませんかァ!
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卑弥子さんは、意外に鋭いツッコミを入れるのですねぇ~!?
あたくしを あなどって ごまかそうとしてもダメですわよう。。。
僕は卑弥子さんをごまかそうとしたりしてませんよ。。。
では、上の事実をどのように説明なさるのでござ~ますかァ?
ちょっと次のノートを見てください。。。
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■『拡大する』
これは亜莉奈さんのノートですよ。。。
どうしてデンマンさんの手元に亜莉奈さんのノートがあるのでござ~ますか?
亜莉奈さんが 僕に当てたメールに添付したのです。。。
つまり、検索した時には時間がなくて、他の事にかかずらわっていたので あとで『ラピスラズリ万年筆と源氏物語』を読むつもりでノートにメモしておいたのでござ~ますかァ?
そのとおりです。。。 だから、あとで ノートに書き込んだURL をコピペしてブラウザの小窓に直接入れて記事を読んだのですよ。。。 だから、記録にはGOOGLEはでてきません。。。
それってぇ、ちょっとできすぎてませんかァ~?
あれっ。。。 卑弥子さんは僕の言う事が信じられないのですかァ~?
だってぇ~、あの悪名高い「現実主義者」さんが、ついさっきデンマンさんの記事に次のようなコメントを書いてましたわァ~。。。
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37 ■無題
豆造や国王、その一味のやってることをとっくに「でっち上げ」「成りすまし」だって見破ってる人物ぐらい現実社会にはいくらでもいるからよ。
現実主義者 2018-03-01 00:43:31 返信する
『ネットで笑われている現実主義者』のコメント欄より
(2018年2月4日)
卑弥子さん! んもおおおォ~。。。 あの愚かな「現実主義者」が書き込んだ上のコメントは、この記事とは全く関係ないじゃありませんかア!
確かに「現実主義者」さんは偏差値が30台のFランクの大学しか出てないので、言葉足らずなところがありますけれど、上のコメントで言おうとしているのは「デンマン様の書く記事にも“でっち上げ”、“成りすまし”がすかして見えてますよ」と言おうとしているのですわァ。。。 つまり、上のノートなどは亜莉奈さんが自筆で書いたのではなくて、デンマンさんがデッチ上げたと。。。
要するに、卑弥子さんまでが僕の言うことを疑っているのですかァ~?
だってぇ~、あの悪名高い「現実主義者」さんが、コメントで書いてますわァ~。。。
あのねぇ~、あの愚かな「現実主義者」は40歳を過ぎてるのに、狭い部屋に引きこもって ネットで嫌がらせのコメントを書きまくって 無駄に毎日を過ごしているのですよ! 自分でも生きる価値のない廃人だと認めている! アイツのオツムには糠味噌が詰まっていて、完全にラリッているのですよゥ。。。 だから、アイツの言う事は、全く信用できない! 卑弥子さんは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授なのですよ。。。 美貌と才能を兼ね備えた卑弥子・准教授が、偏差値30台のクソ大学をやっと卒業したダメ男のコメントを どうして。。。、どうして、ここで取り上げるのですかァ~?
あらっ。。。 デンマンさんは、あたくしのことを“美貌と才能を兼ね備えた卑弥子・准教授”と言ってくださるのでござ~ますかァ?
もちろんですよ。。。 僕は、マジで そう信じていますから。。。
分かりましたわァ~。。。 さきほどの あたくしの暴言は撤回しますわァ。。。 今のあたくしは、デンマンさんの言うことを素直に信じることができます。。。 それで、亜莉奈さんはラピスラズリの万年筆を買ったのでござ~ますかァ?
そうです。。。
Beaverland Net Form Processor
From: ogasa.k.y@****.enjoy.ne.jp
To: barclay1720@aol.com
Date:Sun, Apr 22, 2012 10:58 pm
Pacific Sunlight Saving Time
日本時間: 4月23日 午後2時58分
MESSAGE SENT THROUGH YOUR WEBSITE
This form was submitted:
Apr 22 2012 / 22:58:46
userid = barclay1720
YahGeo = crete-lapis-superb
Your_Name = 小笠 k.y.
Your_Email_Address = ogasa.k.y@****.enjoy.ne.jp
Comments:
万年筆に趣味があります。
数年前、クロスの3本セットを手に入れました。
群青色の素晴らしいものでした。
原料がラピスラズリと書いてあったのですが、深く調べませんでした。
今回、調べてみてびっくりしました。
バダフシャン炭鉱にのみ産するということも知りうれしくなりました。
ありがとうございました。
今後もよろしくご指導ください。
これを読んで亜莉奈さんもクロスの3本セットを買ったのですよ。。。
つまり、この事を言うために、わざわざ あたくしをお呼びになったのでござ~ますかァ?
いけませんか?
あたくしはこれでも、とっても忙しい身なのでござ~ますわァ。。。 こんな下らない事でデンマンさんとお付き合いしている暇はござ~ません!
冗談です!。。。 冗談ですよ!。。。 せかっく卑弥子さんを呼び出したのですよ。。。 亜莉奈さんは源氏物語の中にもラピスラズリが出てくるので感激したのです。。。
夕顔の短い一生
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夕顔は三位中将の娘として生まれる。
父の死後、頭中将(当時は少将)と結ばれて一女(後の玉鬘)をもうけるが、本妻の嫉妬を恐れて姿を消し、市井にまぎれて暮らしている。
光源氏が17歳の頃、従者・藤原惟光の母親でもある乳母の見舞いにゆく。
その折、乳母の家の隣家の垣根に咲くユウガオの花に目を留めた光源氏が、その花の美しさに惹かれて取りにやらせたところ、邸の住人(夕顔)が和歌で返答する。
市井の女とも思えない教養に興味を持った光源氏は、身分を隠して彼女のもとに通うようになる。
可憐なその女は自分の素性は明かさないものの、逢瀬の度に頼りきって身を預ける風情が心をそそり、光源氏は彼女にのめりこんでいく。
あるとき、逢引の舞台として寂れた某院(なにがしのいん、源融の旧邸六条河原院がモデルとされる)に夕顔を連れ込んだ光源氏であったが、深夜に女性の霊(六条御息所とも言われるが不明)が現れて恨みごとを言う。
夕顔はそのまま人事不省に陥り、明け方に息を引き取った。
夕顔の儚(はかな)い一生を見るだけでも、読む人は同情を寄せざるを得ない。 彼女は人に憎まれるような性格ではない。 むしろ人に好かれる可憐で朗らかな性格の持ち主なのですよ。 卑弥子さんに説明するのは「釈迦に説法」になるけれど、光源氏は短い間の付き合いであったにもかかわらず夕顔にのめりこみ、死後も彼女の面影を追うのですよ。
それで。。。?
当時は怨霊信仰というものがあった。 菅原道真の例がもっとも有名です。 とても才能のある人で宇多天皇に重用されて「寛平の治」を支えた一人であり、醍醐天皇の時に右大臣にまで昇った。 しかし、左大臣・藤原時平に妬(ねた)まれて讒訴(ざんそ)され、大宰府へ権帥(ごんのそつ:副司令官)として左遷され、903年に悲痛な思いのまま現地で亡くなった。 死後、地震や落雷が多発して人が死んだので、道真が朝廷に祟りをなしたとされた。 それで道真の怨霊を鎮(しず)めるために朝廷は正一位・太政大臣の位を贈ったのです。 だから、現在でも菅原道真は天神様として神様になってますよ。
つまり、「瑠璃君」というのは、罪もなく六畳御息所(ろくじょうのみやすどころ)の霊に取り殺された夕顔を鎮魂(ちんこん)するために紫式部女史がその遺児に贈った最大級の美辞だとデンマンさんは考えているのですか?
そうですよ。 ちょうど道真に死後、正一位・太政大臣の位を贈ったようなものです。
そうでしょうかしら。。。?
だってねぇ、道真が亡くなったのが903年ですよ。 紫式部女史が生まれたのは、いろいろな説があるけれど、970年から978年の間だとされている。 卑弥子さんも十分すぎるほど知っていることだと思います。 菅原道真の事件が起こってから紫式部女史が生まれるまで、100年と経ってなかった。 紫式部女史が子供の頃、まだ生々しい恐ろしい話が伝わっていたはずです。
でも、『源氏物語』は歴史書ではござ~♪~ませんわ。
もちろん、『源氏物語』は紫式部女史の創作ですよ。 でもねぇ、史実の中にモデルを求めている。 すべてが架空の出来事と言うわけではない。
つまり、夕顔にもモデルが居たとデンマンさんは想定するのですか?
当然ですよ。 『源氏物語』は夢物語でも御伽噺でもない。 紫式部女史が史実の中にモデルを求めて書いた小説だと僕は信じているのです。 だから、夕顔のモデルの霊を慰めるために作品の中で、その遺児に最大級の美辞を与えて霊を慰めたのだと僕は考えているのです。 その時、紫式部女史のオツムに思い浮かんだのは5000年以上も前から珍重されていたラピスラズリ---星の瞬く夜空を連想させる美しい瑠璃ですよ。 それで、夕顔の遺児の幼名を「瑠璃君」にしたのです。
それがデンマンさんの歴史ロマンでござ~♪~ますか?
そうです。。。どうですか?。。。卑弥子さんも、ありそうな事だとは思いませんか?
『ラピスラズリ万年筆と源氏物語』より
(2012年4月26日)
つまり、亜莉奈さんは「紫式部女史のオツムに思い浮かんだのは5000年以上も前から珍重されていたラピスラズリ---星の瞬く夜空を連想させる美しい瑠璃ですよ。 それで、夕顔の遺児の幼名を「瑠璃君」にしたのです」という箇所を読んで感激したのでござ~ますかァ?
その通りですよ! さすがに「日本文化と源氏物語」を京都の女子大学で講義している卑弥子・准教授ですよ。。。 ぼくは、改めて卑弥子さんを見直しました。
だってぇ、わざわざ赤字でデンマンさんが強調しているではござ~ませんかア!
うへへへへへへ。。。
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(すぐ下のページへ続く)