裸になってごめんなさい
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デリシャスフルーツ
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2004/08/08
とてもていねいに皮をむいて
きれいに食べやすくしてから
ぱくり!
わたしはくだものがすき
食べるのがすきだから
よくあらってから食べる
by レンゲ
『極私的詩集 (その2)』より
コンビニにて
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2004/12/24 23:06
帰り道にファミマに寄りました。
ぶたまんが恋しくなったからです。
でも、それだけ1個だけしか
買わないなんて
なんだか駄菓子屋で
チョコバット1本・・・
みたいな、へんな恥じらいに
おそわれて、
ピザまんも、
連れてかえってきました。
よしよし、ピザまんチャン
(^Д^)うふっ♪
次はあなたの番よ。。。!
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by レンゲ
『レンゲさんの日記に答えて』より
デンマンさん、これって、あたしがずいぶん前に書いたモノですわ。
そうですよ。分かってますよ。
わざと子供っぽいものを選んで持ち出してきたのですね?
子供っぽいと言うより、レンゲさんの天真爛漫、天衣無縫な性格が良く現れていると思いますよ。。。
あたしが、いい年をしているのに未(いま)だに子供っぽさが抜けきらないとおっしゃりたいのでしょう?
いや、そうではありませんよ。レンゲさんが自殺しないでこれまで生きてこれたのは、レンゲさんの性格の中に、この上の詩を書かせる陽気な気質があるからだと僕はしみじみと思いますよ。
どうしてそのような事をおっしゃるのですか?
僕は、改めてレンゲさんが書いたモノを夕べ読み返していたんですよ。そしたらね、次のような今にも自殺しそうな手記がありましたよ。
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不安と焦燥感と寂しさ
2004/10/03 18:28
もう、このままで生きてるんなら、
命いりません。
ドナーカード持ってるから、
心臓でも角膜でも、
なんでも持っていって下さい。
家族はいません。
承諾とらなきゃいけない人は
誰もいません。
by レンゲ
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『事故死するみたいなことが書いてあって。。。』より
この悲愴な手記を書いたのがおととしの10月ですよね。この自殺志願の手記の前後に上の陽気で楽しい詩を書いているわけですよ。
デンマンさんは、あたしが上の遺書をマジで書いたとは思っていないのでしょう?
これは遺書のつもりだったのですか?
そうですわ。
それは知らなかったなあああ~~
つまり、あたしがふざけて書いているとでも思ったのですか?
もちろん、そうは思っていませんよ。でも、レンゲさんは本当に死のうと思っていたのですか?
ホラぁ~。。。やっぱりデンマンさんは、あたしに死ぬ気がなかったと思っているのですわ。あたしに死ぬ気もないのに、深刻ぶって書いていると思っているのですわ。あたしが同情を誘おうとしている、と思っているのですわ。不真面目に死をもてあそんでいると思っているのですわ。命を軽々しく扱っていると思っているのですわ。
違いますよ。レンゲさんが、軽い気持ちで大切な命をもてあそんでいると言うつもりはありませんよ。
でも、デンマンさんは、こうしてわざわざ対照的なものを並べて、あたしが命を粗末に扱っている、と言おうとしているのですわ。
それは、レンゲさんの誤解ですよ。
だったら、どうしてこのような並べ方をするですかァ~?8月にはルンルン気分で果物を食べるあたしを取り上げている。それで、4ヵ月後の12月には、ぶたまんを楽しそうにほおばるあたしを持ち出してきていますよね。そうしておいて、実は、その間に“命いりません”と、あたしが書いていた事をバラしているのですわ。これでは、あたしがちゃらんぽらんな人生を歩んでいるような印象を与えてしまいますわ。
レンゲさんもそう思うのですか?
。。。んも~~。。。やっぱり、その事を言おうとして、このようなイケズなやり方で、いい加減なあたしを晒そうとしているのですわ。そうでしょう?
違いますよ。。。ちがいますよォ~。
そうですってばああああ~~
レンゲさん、。。。ちょっと。。。そう、興奮しないでくださいよ。。。レンゲさんが勝手にそう決め付けているんですよ。僕は、レンゲさんがちゃらんぽらんだと言ってませんよ。レンゲさんがいい加減な女だとも言ってませんよ。
ホラぁ~、今、おっしゃっているではありませんか?
レンゲさんが、自分でそう言い出したんですよ。僕じゃありませんよ。
でも、あたしがチャランポランでないとおっしゃるならば、一体何のために上の詩を持ち出したのですか?
だから、レンゲさんを救ったのは、生まれながらのレンゲさんの陽気な気質だと僕は思ったわけですよ。
でも、あたし、デンマンさんがそれだけを言うために持ち出したとは思えませんわ。
うへへへへ。。。やっぱり、レンゲさんは頭のイイ女の子だなあァ~。。。知能指数140の女は言う事が違いますよねぇ~。
デンマンさん、いい加減にしてくださいな。もう、知能指数のことは持ち出さないでください。それで。。。何がおっしゃりたいのですか?
<< 境界性人格障害の判断基準 >>
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■ 対人関係が不安定だ。
理想化とこき下ろしの
両極端を揺れ動く。
■ 衝動性が強い。
浪費、薬物乱用、過食、無謀運転、
見境なしのセックスなどに陥る。
衝動的に不倫に走ったりする。
■ 感情が不安定だ。
強い不快、イライラ、
不安などに悩まされる。
■ 自分ではコントロールできない
不適切なほどの強い怒りが起こる。
■ 自殺の振る舞いや
自傷行為などを繰り返す。
■ 自分自身に対するイメージが不安定。
自己同一性の顕著な混乱が見られる。
■ 慢性的な空虚感、退屈さがある。
■ 見捨てられる不安とそれを
避けようとする行為を繰り返す。
■ 妄想観念や解離性障害
(記憶喪失や現実感の喪失など)がある。
上の9つの項目のうち、5つ以上当てはまると境界性人格障害と診断される可能性が高い。
またこの表を持ち出すのですか?
レンゲさんは、もう見飽きましたか?
あたしばかりではありませんわ。。。きっと、これを読んでいる人もうんざりしていますわ。。。。それで、上の表のどれだとおっしゃるのですか?
だから、赤字で強調しておきましたよ。両極端を揺れ動く。 レンゲさんは、対人関係が不安定だけじゃなくて、気分的にも不安定な事が多いですよ。そういうわけで、“躁”と“ウツ”の間を振り子のように行ったりきったりする事がありますよ。“躁”の時にはレンゲさんは陽気で楽しいルンルン気分の詩を書くことだ出来る。でも、ひとたび“ウツ”状態になると、上の表にも書いてあるとおり、衝動的に自殺しようと思ったりする。そのような時に書いたのが上の手記ですよ。違いますか?
あたしは、いちいち、そのような時の自分の精神状態を分析していませんから。。。良く分かりませんわ。
レンゲさんは、思慮と分別のある熟女になる事もあるんですよ。そのような熟女になると、レンガさんは次のような詩を書くんですよ。
生まれたままの姿で
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2006/08/16
お風呂上がりのわたしは妖精になる
爽快な気分のままに
わたしは鏡に向かって微笑む
やさしい気持ちになって
あなたを思い出す
心地よいぬるま湯のように
あなたを包んであげたくなった
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わたしは砂漠に生まれた小さな花
花をつけることを忘れたまま
ある朝ひっそりと枯れてゆく
だれかが見つけてその花を
きっと枯れ草と呼ぶでしょう
花を咲かせることはできなかったけれど
それは確かに花だったのです
そのように枯れたわたしだったけれど
あなたに出会えてよみがえった
でもこの幸せがいつまで続くのだろうか
持続力のない多幸感のあと
地面をなめる様な気分が
いつだってついてまわる
私をからまわりさせるあの感覚
でもこの一瞬を
生まれたままの姿を
あなたのために咲かせたい
わたしは砂漠に生まれた小さな花
花をつけることを忘れたままに
ある朝ひっそりと枯れていった
あなたに出会えてよみがえったわたしは
やっと小さな花を咲かせている
生まれたままの姿で
咲いているわたしを
あなたは見つめている
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やっとオアシスを見つけ
咲いているわたし
いつまでもこのまま咲いていたい
たとえまた枯れるとも
最高の一瞬を
最高の一瞬だと
意識しないのはもったいないこと
お風呂上がりのわたしは妖精になる
爽快な気分のままに
わたしは鏡に向かって微笑む
やさしい気持ちになって
生まれたままの姿で
あなたを思い出す
by レンゲ
『生まれたままの姿で』より