灰の記憶
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ケイトー。。。、今日はナチスのユダヤ人虐殺の話をするのォ〜?
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いけませんかァ〜?
おぞましい話は聞きたくないわァ〜。。。
あのねぇ〜。。。「臭いものには蓋(ふた)」という例(たと)えがあります。。。確かに、おぞましいモノからは目を背けたくなるのが人情です。。。でもねぇ〜、「臭いもの」から目を背け続けると、いつまで経っても「臭いもの」がなくならないのですよ。。。だから、時には「臭いもの」を直視する必要があるのです。。。例えば、神武君です。。。この男は、おぞましい、臭い男です。。。
それほどおぞましい臭い男なのォ〜?
女性の敵です。。。ちょっと次のページを見てください。。。
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この神武君というおぞましい男はデッカイーブーツさんに執拗にセクハラコメントを書いてネットから追い出してしまった。。。しかも、すでに3年以上も前に亡くなっているメグさんに対しても、他人に成りすましてまで 未だにセクハラコメントを書き続けている。。。
なぜ、神武君は そういう事をするわけぇ〜?
神武君は悪い家庭環境で育ったために性格がひねくれてしまった。。。なかばアル中の母親に虐待されたので女性恐怖症になり、憎悪の矛先が、すべての女性に向かうようになってしまった。。。あたかもナチスがユダヤ人に対して憎悪を向けたようなものですよ。。。
つまり、悪の元凶のナチスを亡き者にしたように、この神武君もネットから葬り去らねばならないのねぇ〜。。。
そういうことですよ。。。
でも、いったい、どういうわけで急にナチスのユダヤ人虐殺を取り上げるのォ〜?
つい最近、バンクーバー市立図書館で DVD を借りて話題作の『灰の追憶』を観たのですよ。。。
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灰の記憶
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『灰の記憶』(原題: The Grey Zone)は、2001年に制作されたアメリカ合衆国の映画。
監督・脚本はティム・ブレイク・ネルソン。
実在のユダヤ人医師、ミクロシュ・ニスリの手記を基に、ティム・ブレイク・ネルソンが映画化した。
ポーランドのアウシュビッツ強制収容所のガス室で奇跡的に生き残った少女の命を守るユダヤ人たちの葛藤と勇気を描く。
本作は第26回トロント国際映画祭出品作品である。
日本では2003年に公開され文部科学省選定作品となっている。
あらすじ
1944年、アウシュビッツ強制収容所。
ユダヤ人のホフマンは、同じユダヤ人をガス室に送るなどの特別任務を担う“ゾンダーコマンド”としてナチスのために働いていた。
その見返りは食事と4ヵ月の延命。
一方で彼は、密かに同じユダヤ人である焼却場のアブラモヴィッチや軍需工場で働く女囚ダイナらと死体を焼き続ける焼却炉の破壊を計画していた。
それは、彼らにできる最後の抵抗だった。
そんなある日、ホフマンはガス室で死体処理中、奇蹟的に生き残った少女を発見する。
ニスリ医師の手当で一命を取り留めたその少女を、彼は危険を承知で匿うのだった。
出典: 「灰の記憶」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
同じユダヤ人でありながらナチスの手先になって、ユダヤ人をガス室に送るなどの特別任務を担ったユダヤ人がいたのねぇ〜。。。
そうです。。。そういうユダヤ人の部隊を“ゾンダーコマンド”と呼んだのですよ。。。ナチスのために働いたので一般のユダヤ囚人よりも豊かな食事が与えられ、4ヵ月以上長く生きられた。。。
つまり、この“ゾンダーコマンド”の一人がユダヤ人のホフマンで、この映画の主人公になるのねぇ〜。。。
そういうことです。。。
強制収容所のゾンダーコマンド
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レンベルク・ヤノウスカ強制収容所で使われた骨粉砕機の横に立つゾンダーコマンド。
同収容所が1944年に解放された後、ソ連側によって撮影された一葉
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ドイツ・ダッハウ強制収容所の火葬場で撮影されたゾンダーコマンド。
解放の直後、当時の状況を再現して撮影された一葉と推測される
強制収容所におけるゾンダーコマンド(独: Sonderkommando in den Konzentrationslager)は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが強制収容所内の囚人によって組織した労務部隊である。
ドイツ語でゾンダーコマンドという言葉は「特殊部隊」や「特別分遣隊」、「特命隊」といった意味で、第二次世界大戦中には親衛隊(SS)および国防軍が指揮する様々な部隊の名称として使われた。ただし、本項で解説する部隊はそれらの部隊とは全く性質が異なるため、注意を要する。
部隊にいた囚人のほとんどはユダヤ人で、多くの場合、囚人達は収容所に連れて来られた時にナチスによりその仕事に就くように強制され、死を恐れて指示に従うことになる。
主な仕事はガス室などで殺されたユダヤ人の死体処理である。
彼らはユダヤ人の殺傷には直接関わっておらず、その仕事自体はナチスの人間がおこなっていた。
また、どのような仕事をするのか事前に知らされることはない。
悲惨なことに、囚人の中には作業中に自分の家族の遺体を見つけ、それを処理しなければいけないという残酷な場面に直面する者もあった。
自殺をする以外にこの仕事を辞める、または拒否する方法はなかった。
収容所の場所にもよるが、ゾンダーコマンドは「ユダヤ人労働者 (Arbeitsjuden)」を遠回しに表現する言葉として使われることもあった。
また、「補助員」ないし「助手」 (Hilflinge)と呼ばれることもあった。
ポーランドのビルケナウ強制収容所では1943年までに400人ものゾンダーコマンドが存在しており、1944年にハンガリーのユダヤ人が大量に収容されるようになってからは、その膨大な数の死体処理のために900人にものぼるゾンダーコマンドがいたとされる。
ナチスは死体処理を行うことができるゾンダーコマンドの囚人を必要としていたため、彼らは他の囚人よりも比較的ましな生活環境にいたとされる。
彼らは他の囚人とは異なるバラックに住み、ガス室に送られた人たちから没収した煙草や薬、食べ物を手に入れることができた。
また、その他の囚人とは異なり、収容所の兵士や監視員から無差別に殺される心配もなかった。
ゾンダーコマンドの囚人たちの命や必要性は、彼らがどれだけ効率的に死体処理を行うことができるかによって決められていた。
それにより、ゾンダーコマンドの囚人は他の囚人よりも比較的長く生き延びることができたが、戦後まで生き残ることができた者はあまり多くなかった。
ゾンダーコマンドはその仕事内容から、ナチス・ドイツの大量虐殺を認識しているため「秘密保持者(Geheimnisträger)」とされており、ガス室に送られるユダヤ人以外の囚人達からは隔離されていた。
また、外部への情報漏えいを防ぐため、ゾンダーコマンドの囚人はほとんどが3か月から長くて1年以内にガス室に送られて殺され、新しく連れてこられたユダヤ人が代わりとなっていった。
特別な技術があれば、他の囚人より長く生き延びることができる可能性もあった。
新人ゾンダーコマンドの初仕事は、彼らの前にこの仕事を行っていた囚人たちの死体処理である。
ゾンダーコマンド結成後、収容所解放までに14サイクルもの入れ替えがあったとされる。
反乱
1944年にアウシュヴィッツ強制収容所でゾンダーコマンドによる反乱があり、火葬場が一部破壊された。
エステル・ヴァイツブルム、アラ・ガルトナー、そしてレジーナ・ザファーシュタインなどの女性囚人たちが数か月に渡りアウシュヴィッツ内の軍需工場から火薬を少しずつ盗み出し、ビルケナウ収容所の衣類格納庫で働かされていたロージャ・ロボタなどのレジスタンスの手に渡った。
女性囚人たちは警備の目をかいくぐりながら少量の火薬を小さな布や紙に包んで体に隠し、それをレジスタンスの手に渡らせた。
ロージャ・ロボタは火薬を手にした後、それを仲間のゾンダーコマンドに渡し、彼らはガス室と火葬場を破壊し、暴動を起こすことを企てた。
収容所のレジスタンスから1944年の10月7日に自分たちが処刑されることを知らされると、ゾンダーコマンドはナチス親衛隊 (SS) やカポ(労働監視員)をマシンガンや斧、ナイフで攻撃し、ナチスは怪我人12人、死者3人もの死傷者を出した。
数人のゾンダーコマンドは計画通り脱走することにも成功したが、その日のうちに捕らえられた。
反乱で生き残ったゾンダーコマンドのうち200人もの囚人がその後頭を撃ち抜かれ殺された。
その日に殺されたゾンダーコマンドは451名にも上る。
1943年の8月2日には同じくポーランドのトレブリンカ強制収容所で反乱が起こり、100人もの囚人が脱走に成功した。
また、1943年10月14日にはポーランド東部のソビボル強制収容所でも似たような反乱が起こっている。
『脱走戦線 ソビボーからの脱出』はソビボル強制収容所での反乱を舞台にした映画である。
ソビボル第三強制収容所のゾンダーコマンドは第一収容所の反乱には参加していなかったが、次の日にナチスにより殺された。
トレブリンカ強制収容所とソビボル強制収容所はその後すぐ閉鎖された。
収容所解放までに数千名いたゾンダーコマンドのうち、生き残った者は20名余りとされる。
証言
1943年から1944年の間、ビルケナウ収容所のゾンダーコマンドの数名が筆記用具やカメラなどを手に入れ、収容所内の様子を記録することに成功している。
これらの情報は収容所内の火葬場近くなどの地面に埋められ、戦後の1980年から掘り起こされた。
この原稿は劣化が激しく、2010年代の最新技術でようやく判読出来るようになった。
掘り起こされた原稿などで作者がわかっている人物にザルマン・グラドフスキ、ザルマン・レヴェンタル、レイブ・ラングフス、Chaim Herman そして マルセル・ナジャリがいる。
最初の3名はイディッシュ語で文章を記述しており、Hermanはフランス語、そしてナジャリはギリシャ語で記述している。
ほとんどの記録や原稿はアウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所博物館に保存されている。
記録の一部は「スクロールズ・オブ・アウシュヴィッツ (The Scrolls of Auschwitz)」というタイトルで出版されている。
また博物館はその他の記録を「アミッド・ア・ナイトメア・オブ・クライム (Amidst a Nightmare of Crime)」という名前で出版している。
2020年8月16日には、日本のNHK総合テレビが、発見されたメモや生存していた隊員を取材したNHKスペシャル『アウシュビッツ 死者たちの告白』を放映した。
ゾンダーコマンドの生存者シュロモ・ヴェネツィアの体験をインタビュー形式でまとめた『私はガス室の「特殊任務」をしていた』(原題は"Sonderkommando")は、作業内容を知らされないまま選抜され、それがわかった時には逃げ場がなくなっていたが、以下のように証言した。
「1,2週間すると、結局慣れてしまった。すべてに慣れた。むかつくような悪臭にも慣れた。ある瞬間を過ぎると、何も感じなくなった。回転する車輪に組み込まれてしまった。でも、何一つ理解していない。なぜなら、何も考えていないんだから」
出典: 「ゾンダーコマンド (強制収容所)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この映画の英語の原題は「Grey zone(グレーゾーン)」というのです。。。日本語では「灰色の領域」と訳されている。。。実は、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の生き残りであるプリーモ・レーヴィという人物が収容所内での経験を基に提起した概念なんですよ。。。。
具体的には、どういう意味なのォ〜?
当時、強制収容所またはゲットー内でユダヤ人が置かれていた複雑な境遇、あるいはその環境を言い表した概念なのです。。。
もっとわかりやすく説明してよ。。。
あのねぇ〜、強制収容所という極限的環境では、ユダヤ人の立場は単純に加害者と被害者に二分出来ないのですよ。。。なぜなら、特別労務班(ゾンダーコマンド)の一員になって同じユダヤ人をガス室に送ったり、その後で死体処理にかかわっても、やがて自分もガス室で焼き殺される運命にある。。。つまり、「対独協力者」であり犠牲者でもあるユダヤ人の行動は、客観的に加害者と被害者に二分出来ないということです。。。
要するに、善悪、白黒を付け難いので「灰色の領域」と言うわけねぇ〜。。。
そういうことですよ。。。強制収容所という極限的環境では、ユダヤ人の間に、善悪を判断すると言うよりも「抵抗 resistance」、「協力 collaboration」以外に「忍従・隠遁 passivity」という行動原理が働くと言うのです。。。
じゃあ、神武君がデッカイブーツさんや、すでに4年前に亡くなっているメグさんに対して 未だにセクハラコメントを書いていることも 善悪では判断できないと言う事ねぇ〜。。。なぜなら、神武君のその行為は、いわば女性に対する抵抗、敵対行動なんだから。。。
それは違います。。。ネット社会は強制収容所じゃないんだから。。。極限的な状況にあるわけじゃない! 強制があるわけじゃない! 自由がある! だから、神武君のセクハラコメントは悪行です。。。決して善行ではない! 悪い行いです。。。犯罪です! デッカイブーツさんが訴訟を起こせば、神武君は刑務所行きです。。。そこで、神武君は極限状態に置かれて 「灰色の領域」を体験することになるのです。。。
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最近、カナダのケベック州にある刑務所で30人の女性を殺した連続殺人犯人・ロバート・ピックトンが同僚の囚人に殺された。。。極限的な状況にある刑務所では、「抵抗 resistance」、「協力 collaboration」が極限的な行動として現れる。
神武君も刑務所に入ると、その被害者になる可能性が大きいのねぇ〜。。。
そうです。。。すでに4年前に亡くなっているメグさんに対してストーカーのようにセクハラ、嫌がらせのコメントを書き続けている神武君は囚人にも蛇蝎(だかつ)の如く嫌われるのですよ。。。
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【ジューンの独り言】
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ですってぇ~。。。
神武君と現実君はネット社会から排除されるべきだと思いますか?
貴方は、どう思いますか?
ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」
あなたは、そのような強い口調で あたしにご命令なさるのですか?
分かりましたわ。。。
でも、たまには、古代のお話も読んでみてください。
興味があったら、あなたも古代の謎に挑んでくださいねぇ~。。。
■天武天皇と天智天皇は
同腹の兄弟ではなかった。
■天智天皇は暗殺された
■定慧出生の秘密
■藤原鎌足と長男・定慧
■渡来人とアイヌ人の連合王国
■なぜ、蝦夷という名前なの?
■平和を愛したアイヌ人
■藤原鎌足と六韜
■古事記より古い書物が
どうして残っていないの?
■今、日本に住んでいる人は
日本人でないの?
■マキアベリもビックリ、
藤原氏のバイブルとは?
ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。
興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。
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■『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』
■『真紀子落選(2013年1月14日)』
■『野火(2013年1月18日)』
■『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』
■『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』
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■『アクセス急増!』
■『超アクセス急増!』
■『アクセス急増@Ameba』
■『オッペンハイマーと吊し上げ』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。
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『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』
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ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
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■『卑弥子の源氏物語』
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