デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

ダンケルク

2021-03-06 03:02:41 | 映画・芸能界


 

ダンケルク

 


(dunk84.jpeg)


(dunk80.jpg)


(sylvie01b.gif)




ケイトー。。。 フランスのダンケルク海岸でのイギリス軍の撤退作戦の映画を観たのォ〜?


(kato3.gif)

よく分かりましたねぇ〜。。。

上の映画のポスターを観れば誰だってそう思うわよ…。

実は、先日 バンクーバー市立図書館でDVDを借りて、次の映画を観たのですよ。。。

 


(dun21-02-19.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



あらすじ


(dunk83.jpg)

 

第二次世界大戦初期の1940年5月26日から6月4日。
イギリス、ベルギー、カナダ、フランスから成る連合軍将兵は、フランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲され、ダイナモ作戦による撤退を余儀なくされていた。

英国陸軍の兵士であるトミー二等兵はダンケルクの街で、自身の分隊がドイツ軍の銃撃で自分以外全滅し、武器も失った状態で一人、撤退作戦中のダンケルクの砂浜にやってくる。

港には英国の救助船がいて、乗船を待つ英国兵が列をなしていた。
フランス兵を乗せる余裕はない。

 


(dunk82.jpg)

 

トミーは兵士を砂浜に埋葬していたギブスンと名乗る無口な兵士と偶然出会い、行動を共にすることになる。
彼は実はフランス兵で、英国の船に乗るために、死亡した英国兵ギブソンの軍服を着ていた。

負傷兵は救助を優先されるので、トミーと自称ギブソンは負傷兵を乗せた担架をかつぎ、救助船に乗り込むが、ドイツ軍の攻撃で船は沈没、自称ギブソンの機転でなんとか脱出する。

一方、ダイナモ作戦による民間船徴用で、自身の小型船の徴用命令を国より受けたドーソンは、息子のピーターと、ピーターの知り合いであるジョージと共に、英国兵士たちを母国に運ぶため、ダンケルクに向けて出港していた。

そして、英国空軍のパイロットであるファリアとコリンズらの小隊は、スーパーマリーン スピットファイア戦闘機を駆り、ダンケルクでの撤退行動を阻害するドイツ空軍への阻止攻撃に赴く。

空軍にいた息子が戦死しているドーソンは、自分たちの世代が戦争を決めたことで若者が戦死する状況に心を痛め、転覆したボートに一人生き残っていた将校を救助し、また、海に不時着したパイロットを救出して船に乗せる。

 


(dunk33.jpg)

 

トミー達は、オランダの商船で帰還を試みるも船がドイツ軍の銃撃を受ける。
軍用船がことごとく撃沈される中、多数の小型民間船が来航して救助にあたり、残兵達は英国に帰還することができた。

ストーリーは、トミーらが敵から逃げ救援を待つ『陸』の一週間、ドーソンらが民間船として救援に向かう『海』の一日、そして海岸で救助を待っている帰国を決めたイギリス軍の兵に襲い来るドイツ軍の戦闘機を迎撃するファリアら『空』の一時間の三幕をそれぞれ時間を並行させながら進行していく。

『陸』の一週間の最後の一日からは『海』と、そしてその2つの最後の一時間は『空』とクロスしていく。

 






出典: 「ダンケルク (2017年の映画)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



ケイトーは戦争映画を好んで観るようねぇ〜。。。



シルヴィーは、どうしてそう思うわけぇ〜?

だってぇ〜、3月2日には『キングコング』という記事を投稿したでしょう。。。「キングコング: 髑髏島の巨神」という映画について書いていたじゃない。。。

 


(kong11.jpg)


(kong21.jpg)


『キングコング』


 



この映画は1944年、太平洋戦争中の南太平洋の髑髏島で日本海軍のパイロットとアメリカ陸軍のマーロウ大尉が決闘するところから物語が始まるのよ…。



確かに、太平洋戦争がちょっとばかり出てくるけれど、すぐに時代は現在に飛んで、太平洋戦争を描くのが主題ではないのですよ…。

じゃあ、2月16日には『ジレンマ』という記事を投稿したじゃない。。。「キャッチ22」という第2時大戦中のイタリアを舞台にした映画について書いていたわァ〜…。

 


(catch39.jpg>)


(catch11.jpg)


『ジレンマ』


 



うん。。。確かに「キャッチ22」は、戦争そのものを扱った映画だけれど、僕は戦争が好きなわけじゃない! むしろ戦争は何が何でも反対なのですよ…。



それでもケイトーは戦争映画を観るわけなのォ〜?

そうです。。。戦争の馬鹿らしさが判るからですよ…。「キャッチ22」などは、ブラックユーモアで面白く戦争を描いているけれど、マジで反戦映画です。。。

『ダンケルク』は。。。?

観る人によるよねぇ〜。。。僕は反戦映画だと思って観たけれど、「撤退に成功することは勝利だ!」というようなことを言う人物が出てくる。。。チャーチル首相も作戦は成功したと言っている…。でも、決して勝利などと言えるものではなかった。。。なぜなら、イギリス軍とフランス軍の兵士、30万人が撤退したと言うけれど、この撤退作戦中に4万人のフランス軍兵士とそれ以上のイギリス軍兵士が戦死している。。。

戦争のむごたらしさを描きながらも、この映画は撤退作戦を美化しているとケイトーは言うの?

プロパガンダにも使える作品になってますよ。

。。。で、この映画を観てケイトーは何が印象に残ったわけなのォ〜?

次のシーンです。

 



 


(dunk32.jpg)


There's men in the water!

(海上に兵隊が浮いてるよ!)



(dunk33.jpg)


(dunk34.jpg)


(dunk35.jpg)


He's coming back round!

(さっきのドイツ軍の戦闘機がまたやってくる!)


 


(dunk36.jpg)


Come on, Farrier. Get them around.

(さあ、ファリア。旋回しろよ。)


 



同僚のイギリス軍戦闘機パイロットのファリアに向かって、海上に不時着して助けられたコリンズが「旋回してドイツ軍の戦闘機をやっつけろ」、と叫んでいるところです…。

 


(dunk37.jpg)


(dunk38.jpg)


(dunk39.jpg)


(dunk40.jpg)


(dunk41.jpg)


(dunk42.jpg)


That's a fighter.

(戦闘機がこっちに向かってくるよ)



(dunk43.jpg)


Yes, an ME 109.

(確かに、ドイツ空軍のメッサーシュミット109号だよ。)


 


(dunk44.jpg)


From the south. Peter, you take the tiller.

(南からやってくる。 ピーター、私の代わりに舵を頼むぞ。)


 



上の写真に写っているのは、転覆したボートに一人だけ生き残って、助けられた将校です。。。字幕に出ているのは、この将校が話したのではなく、写真には見えないけれど、撤退作戦に参加した民間船の船長ドーソンさんです。。。息子のピーターに向かって、カジを頼む、と言っているのです。。。

 


(dunk45.jpg)


Listen for my instructions.

(これから言うことに従うように。)


 



ドーソンさんが、写真に写っている息子のピ−ターに向かって言ってるのです…。

 


(dunk46.jpg)


Point her south!

(船を南に向けろ!)



(dunk47.jpg)


(dunk48.jpg)


Full spead, Peter.

(ピーター、全速力を出せ。)



(dunk49.jpg)


Keep coming round.

(敵の戦闘機が)旋回してこっちに近づいてる。


 


(dunk50.jpg)


Before he fires, he's gotta drop his nose. I'll give you the signal.

(敵機のパイロットが射撃する前に、機首をさげる。その時、合図する。)



(dunk51.jpg)


ピーター:Now?(父さん、今かい?)

ドーソン:No, no, wait.(いや、まだだ、待て。)


 


(dunk52.jpg)


Wait for him to commit to his line.

(敵のパイロットが射撃体勢に入るまで待て。)



(dunk53.jpg)


(dunk54.jpg)


(dunk55.jpg)


Now!

(今だ!)


 


(dunk56.jpg)


(dunk57.jpg)


(dunk58.jpg)


Yeah, bigger fish to fry.

(やった、大物をやっつけた。)



(dunk59.jpg)


How'd you know that stuff, anyway?

(いったい、どういうわけであのトリックを知ってるの?)


 


(dunk60.jpg)


My son's one of you lot.

(私の息子はあなたと同じように戦闘機のパイロットだったんだ)



(dunk61jpg)


I knew he'd see us through.

(息子が見守ってくれると思っていたよ。)


 


(dunk62.jpg)


You're RAF?

(君はイギリス空軍のパイロットなの?)



(dunk63.jpg)


My brother. He flew Harricanes.

(僕の兄貴だよ。ハリケーンに乗ってたんだよ。)


 


(dunk64.jpg)


Died third week into the war.

(今度の戦争が始まって3週間目に戦死したんだ。)



(dunk65.jpg)


(dunk66.jpg)


(dunk67.jpg)

 



なるほどォ〜。。。民間の船までイギリス軍は徴用して撤退作戦を実行したのねぇ〜。。。ドーソンさんもその一人だというわけね…。



そうです。。。民間の船が参加しなかったら、戦死者が更に増えたに違いない。。。

。。。で、上のシーンがケイトーは気になったのォ〜?

そうです。。。

どこが気になったわけぇ〜?

上のシーンを見ると、ドーソンさんの船には機関銃も大砲もないのに、ドーソンさんの司令によって、ピータが船をうまく操縦したことによって、ドイツ軍の戦闘機が撃墜されて海に墜落したように見えるのですよ…。。。初めて観た時に、これはいったいどういうことなのか?。。。僕は理解に苦しんだのです…。

いったい誰があの戦闘機を撃墜したの?

イギリス軍戦闘機パイロットのファリアですよ。。。燃料が無くなる前に、コリンズが叫んだように、ファリアは旋回してメッサーシュミットを追いかけて撃ち落としたのですよ。。。

 


(dunk36.jpg)


Come on, Farrier. Get them around.

(さあ、ファリア。旋回しろよ。)


 



ドーソンさんは何をしたわけなのォ〜?



メッサーシュミットが撃ち落とされる前に、ドイツ軍のパイロットはドーソンさんの船を射撃して沈めようとしたわけです。。。それをさせないように、巧みに司令を出してピーターに船を操縦させ、射撃を回避したのですよ。。。

どのようにして。。。?

素人だったら、迫りくる戦闘機から逃げるのだけれど、逃げれば、逃げるほどパイロットに狙いを定める時間を与えてしまうのです。。。そうなると、簡単に船を沈められてしまう。。。ドーソンさんは、逃げずに、戦闘機に向かうようにピーターに船を操縦させたのですよ。。。そうすると、パイロットに狙いを定める時間を与えない。。。だから、射撃が命中せずに、攻撃を避けることができた。。。その間に、ファリアが逆にメッサーシュミットを攻撃して撃ち落としたというわけですよ…。

そのすぐ後で燃料が切れてしまったわけぇ〜?

そうです。。。でも、メッサーシュミットを撃ち落としたのを見ていたイギリス軍の兵士たちが狂喜してファリアに向かって手を降っていたのです…。

なるほどォ〜。。。言われてみれば、確かに、辻褄(つじつま)が合うわァ〜…。。。でも、一度見ただけでは、何が何だか分からないわねぇ〜。。。

編集のミスですよ…。。。一度見ただけで、分かるように編集すべきだったのですよ…。



(laugh16.gif)


【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

ですってぇ~。。。

あなたはクリップを見て、一度で何が起こっているのかが分かりましたか?

ええっ。。。 「そんなことより他に、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私にご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわ。

シルヴィーさんが出てくる面白い記事は たくさんあります。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。

 


(sylvie500.jpg)



『アダムとイブは何を食べたの』

『舞踏会 明子』

『波乱の人生』

『国際化だよね』

『イングナさんを探して』

『美しい日本語 チェーホフ』

『横の道@ニコライ堂』

『また塩野七生批判』

『日航スチュワーデス』


(cleopara2.jpg)

『クレオパトラ@塩野批判』

『テルモピュライの戦い』

『思い出の蓮』

『角さんと天罰』

『ラーメン@リガ』

『角さんと天罰がなぜ?』

『南京事件と反知性主義』

『あけびさんの卒論』

『愛は降る星の彼方に』


(sunwind2.gif)

『サイバー戦争』

『エロくて、ごめんね』

『モバイル社会とガラケー』

『元老のアメリカ』

『ケネディ家の呪い』

『欧米を敵に回す』

『ソフィアからこんにちわ』

『ドイツが原爆をロンドンに』

『いまだに謎』

『さらば大前研一』


(superm3.jpg)

『空飛ぶスパイ』

『愛情はふる星@ベトナム』

『ヒラリーと塩野七生』

『ケネディ夫人@インドネシア』

『究極の大前研一批判本』

『フェルメールの謎』

『女に文句を言う女』

『あなたの祖国』

『宮沢りえ@韓国』

『正しい戦争』

『ゴールデンシャワー』

『死刑廃止』


(mh370a.jpg)

『かまびすしい』

『今、新たな戦前』

『クレオパトラ@アラビア』

『政府は嘘をつく』

『犬と人間と戦争』

『未来予測』

『知られざる悲劇』

『量子活動家』

『アンネの運命』

『10次元の世界』

『ポーランドの犬』


(jump009.jpg)

『熟女ヌード@デンマン』

『ロッキード事件の真相』

『政府と役人と嘘』

『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』

『国際平和連合』

『鬼島』

『悪徳サイト』

『あげつらう』

『過ちを犯す』

『三島由紀夫の謎』

『ヒラリートランプ現象』

『ノーパン@CIA』

『未開人と文明人』


(banana82e.jpg)

『オセロの失敗』

『サン・ラザールの裏路』

『「夜と霧」を観た?』

『虫酸が走る』

『大空に乾杯』

『ターバンを巻いた少女』

『美しい日本語を探して』

『アダムとイブのバナナ』

『宮沢りえ@サンタフェ』

『ネットの主要言語』

『中国人がアメリカを発見した』

『2000年前の光通信』

『習近平皇帝』

『プーチンの復讐』

『ペンタゴン・ペーパー』

『南米の富士山』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


(hand.gif)



(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

■ めれんげさんの『即興の詩』

■ めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
(bagel702.jpg)

■ "JAGEL - Soft Japanese Bagel"


(linger65.gif)

『センスあるランジェリー』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(beach02.jpg)

■ 『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』



(rengfire.jpg)


(byebye.gif)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おこがましい | トップ | デジカメ活用術 »

コメントを投稿

映画・芸能界」カテゴリの最新記事