デンマンのブログ

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インド料理屋 (PART 1)

2019-06-10 10:43:05 | 食べ物・料理・食材
 

インド料理屋 (PART 1)

 


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デンマンさんは、どうしてもインド料理屋に拘(こだわ)るのですわねぇ~?


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いや。。。 僕は拘ってませんよう。

でも、タイトルに書いているということは拘っているということでしょう!?

僕よりも、小百合さんの方がインド料理屋に拘っているでしょう!? これまでにも何度となく小百合さんとカレーについて書いてきましたからね。。。 次の検索結果を見てください。。。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』


 



「"軽井沢タリアセン夫人" カレー」を入れて検索すると、こうして 1,770件もヒットするのですよ。。。 小百合さんがインド料理屋に拘っている証拠ですよ。。。



つまり、今日は私がカレーに拘っている事を、さらにネットで晒すのですか?

いや。。。 別に小百合さんがカレーに拘っている事を晒すわけではないのですよ。。。 実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのです。。。



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2009年10月15日 (木曜日)

朝からきれいな快晴。
ようやく涼しくなってきたことが嬉しく、放ったらかしだった庭の草取りをして、2時間お風呂に入る。
でて、種なしピオーネをたくさんたべる。 (略)

西麻布のインド料理店。
小さな、静かな、気持ちのいい店。

ひさしぶりだったのだけれど、店のおじいさんが元気で安心する。
タンドリーチキンとカレーと、野菜入りのヨーグルトを食べた。

 (47-48ページ)




3ヵ月か4ヵ月に一度くらいの割合で、出かけるインド料理屋さんがある。
インド料理屋さんにありがちな、豪華絢爛、もしくはキッチュな内装ではなく、シンプルかつシックな佇まいの店で、静かなことがまず気に入っている。

そこのタンドリー・チキンは絶品で、一度知ってしまうと他の店のそれは食べれなくなるほどだし、スパイスのきいたシーク・カバブもすてきにおいしい。(略)

 


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どの料理もひっそりと味がよく、味覚だけではなく身体全体が、陶然となるのが自分でわかる。

小さい店で、インド人のおじいさんが一人でやっている(すこし前まで、おそらく奥様だろうと思われる日本人の女性がいたのだが、ここしばらくお店にいない)。
このおじいさんが、なんともいえずいいのだ。
物腰も言葉つきもやわらかく、笑みには常に含羞がある。
万事控え目で上品で、商売っ気というものが全く感じられない。(略)

ごく最近、私はその店ではじめてお手洗いに入った (略)
きわめて清潔だったその個室の壁の貼り紙に書かれた文章を読んで、胸打たれた。(略)

「備え付けのトイレットペーパー以外のものは、お流しになりませんように。 また、あやまって物を落とされた場合は、御遠慮なさらず、お慌てにならず、水を流す前に店の者にお申しつけ下さい」
なんて美しい日本語だろう。

私はしばし見惚れた。
「御遠慮なさらず、お慌てにならず」。
いたわりに満ちた言葉だ。
注意書きなのに、お礼を言いたい気持ちになる。

そして思った。
料理には、やっぱり人品骨柄が滲み出るのだ。
厨房でのおじいさんの実直で丁寧な仕事ぶりと、貼り紙の日本語の美しさ、豊かさと上品さ、は、絶対につながっている。


 (185-187ページ)

(読み易くするために改行を加えています。
赤字はデンマンが強調のため
写真はデンマン・ライブラリーより)




『物語のなかとそと』
著者: 江國香織
2017年5月20日 第2刷発行
発行所: 由風出版株式会社




やっぱり、小百合さん以外にもインド料理屋に拘っている人がいるのですよねぇ~。。。



それにしても2時間もお風呂に入っているなんて、ちょっと考えられないですわァ~。。。

確かに、小百合さんは風呂が苦手で「カラスの行水」ですからねぇ~。。。 2時間も風呂に入っている女性が居ると知れば、腰を抜かしかねないですよねぇ~。。。 でも、今日は風呂のことはどうでもいいのですよ。。。 インド料理屋に注目してください。。。

だけど、トイレの注意書きと料理の味は関係あるでしょうか?

僕は関係あると思いますよ。。。 もしも、トイレが汚かったら、僕は料理の味がどうであれ 僕は2度と その店には行きませんよ。。。

確かに、そうかも知れませんわ。。。 でも、注意書きの日本語と料理の味は関係あるのかしら?

やっぱり、関係あると思いますよ。。。 なぜなら、注意書きまで気を使っているということは、やっぱり、料理の味のことも気を使っているということですよ。。。 だいたい、部屋は散らかっている。。。 洗濯はしない。。。 子供はほったらかしにしている。。。 髪はボサボサ。。。 服装など気にしない。。。 そういう母親がいたとしたら、まともな料理なんか絶対にしませんよ。。。 空腹になったら、口に入れるだけのものをこしらえて、それで終わりです。。。 味のことなどどうだっていいのですから。。。

それは極端な例ですわ。。。

でも、ちょっと考えてみれば、レストランでも同じことですよ。。。 その店長がだらしない人だったら、まず料理もだらしのない料理が出てきますよ。。。 その下で働いている人も だらしない人たちですよ。。。 

そうでしょうか?

小百合さんだって、そういう店を見たことがあるでしょう!?

言われてみれば、確かに。。。 そういう店には2度と行きませんわねぇ~。。。

。。。で、今日はデンマンさんが すばらしいお店を紹介してくれるのですか?

僕は行ったことはないのだけれど、クリップを見る限り、そういう気を使っている様子が感じられますよ。。。 ちょっと見てください。。。

 


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次は人気のパン屋さん。。。

 


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そのうち暇ができたら、ぜひ訪ねてみますわァ~。。。



日本で僕の分まで食べてきてくださいね。。。



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 (すぐ下のページへ続く)







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