『北側の部屋は、一日中、光線が安定している!』
私の母は、『画家』でしたし、叔父は『版画家』でしたので、『太陽光線』には
非常に敏感でした。
ですから、アトリエは、『北側の部屋』と、決まっていました。
そして、部屋の天井近くの、『高い位置』に窓を設け、上方斜め45度から光が
差し込む様に工夫していました。
『安定した、上方から斜め45度の光』は、芸術家にとって、非常に重要です。
あの有名な『レンブラント』も、この斜め45度の光を重視しており、ほとんど
の肖像画が、この光線で描かれて居りました。
『この光線の事を、レンブラントライトとも言います!』
…では、なぜ、『斜め45度』が良いかと言うと、『モノが立体的に見える』から
です。
『ヌードのモデルさん』を描く時も、この角度の光線が、女性の肢体を一番美しく
表現できます。
…この様に、『芸術の世界』では、『北側の部屋』が仕事場として常識なのですが、
『事務的な仕事』をするビジネスマンにとっても、『北側の部屋』が能率をあげて
くれる効果があります。
『北側のマンション』は、分譲ならば、南向きの部屋の比べて、2割程安いですし、
賃貸でも、3割程安い様です。
『事務所として部屋を使う場合』、特に日当りは重要でないはずです!
むしろ、北側の部屋の方が、一日中、光線が安定していて、目も疲れにくいです。
『風水的には北向きの部屋』は良く無いですが、照明を明るくする事で、風水的
デメリットを解消出来ます。