『東の花見は、にぎやかで、西の花見は、静か…』
皆さんは、お花見しましたか?
私は、横浜の出身なので、花見の時期になると、ソワソワしてしまいます!
関東では、『花見イベント』は、非常に重要な『祭り!』であります。
そうです! 花見は祭りです!
関東では、昔から、『花見』は重要な行事だった様で、江戸時代の庶民でも、
『花見弁当』を持って、お花見に出かけたと言います。
また、江戸の吉原でも、根っこごと、桜の木を掘り起こして来て、吉原の通りに
桜の木を何本も並べた記録があります。
また、時代劇で有名な、『遠山の金さん』は、奉行所の奉行(今の時代の裁判官)
でありながら、二の腕に桜の入れ墨を入れていたそうです。
時代劇では、肩から背中にかけて、桜の入れ墨ですが、実際は、あんなに大げさ
な入れ墨でなかった様です。
『この様に、関東人は、桜大好き!』
なのです。
そして、周囲の人と楽しむのです!
ところが、関西の花見は、まるで、お通夜です!
『不気味な、静けさがあります。』
関東では、『コミュニティーを大事にします!』
だから、お花見も、ご近所を誘います!
どうやら、関西では、関東よりも、個人主義的な色彩が強い様に思います!
この事が、『関東と関西の家作り』
にも関係していると考えます。
事実、関東では、多くの友人や、ご近所さんと歓談する為の『応接室』を最初に
考える傾向が強いです。
これに対し、関西では、『キッチンや水回り』を第一に考えます!
『他人との繋がり重視か、個人重視か?』
この考え方の違いが、東と西の文化圏を分けている様です。
『火事と喧嘩は、江戸の華!』
火事や喧嘩でさえ、人と人の繋がりの象徴であり、『祭り』にしてしまう関東人
の心意気が、今年の『花見』にも繁栄されていたと思います。
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