日銀は、円安は日本経済に良い現象だと良います。
輸入の際に円安であれば、消費者にとっては物価が上がり、消費意欲が落ちます。
物が売れなくなると、企業が稼げなくなります。
また、すでに高騰している原油や天然ガスなどエネルギーも、円安でさらに高くなり、国民の生活を圧迫します。
それでも日銀は、円安がいいんですって。
円安を死守したい輸出企業からお金をもらっている日本政府にとって、大事なのは、国民ではありません。
輸出企業を守ることです。
日本は輸出で成りたっていると豪語していたのは、もう過去の話です。
今の日本には、外国に売るものなんてありません。
自動車は、国内だけではなく、海外で拠点を置いて多く製造しています。
日本がトップシェアだった半導体は、今は脱落し、代わって台湾が主流です。
家電も中国や東南アジアでの製造が主流。
農作物は、もともと外国に売るほどありません。
観光は、コロナで、観光客は来ません。
AIなど、テクノロジーは、これは日本、全くの後進国です。
ECサイトもアメリカの会社が主で、通信やサーバもアメリカに頼る状況です。
日本って、何か売るもんあったっけ?という感じです。
1ドル130円を突破した現在、1ドル200円も
大袈裟ではなくなりました。
これは技術がなく、テクノロジーで劣る将来性のない日本への信用がなくなり、円が売られているということです。
緊急時や有事の円買いは、最近では滅多に見られなくなりました。
政治家が国のために本気出して取り組まないと、今のままでは、日本は沈没していきます。
日本が危機的な状況であっても、日銀総裁は、責任を取らず、たんまり給料と退職金貰って、悠々と生きるのでしょう。
ある意味、共産圏の汚職よりも、エグいですね。
国民は、もっと厳しく、政治家や官僚に主張すべきです。
そうでないと、日本は、終わってしまいます。
ウクライナの状況は、明日は我が身ですよ。
楽観的思考も、もうこれまでです。