欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『土方(どかた)の本当の意味…決して差別用語では無いです!』

2015年09月18日 09時24分46秒 | 建築のうんちく




『土木作業員を土方(どかた)と呼んではいけないと言うが…』



土方と言う呼び方は、そもそも、建築作業をさす用語です!

『土地を造成する作業を土方と言います!』



また、柱を建てる作業は、『建方』と言います!



つまり、江戸時代までは、仕事の係にあたる分類を、『方』と言った訳です。



日本で、初めて、正確な日本地図をつくった、伊能忠敬は、『測量方 御用』と書いた旗を立てて全国を測量しました!

これは、測量の仕事を、公務で行なって居るから、皆、協力しなさい、と言う意味です。



土方が、差別用語になったのは、どうやら、明治時代からです…

どさくさにまぎれて、革命を起こした薩長の陰謀かもしれません!



幕末、勇敢に薩長と戦った、土方歳三に恨みでもあったのでしょう!



薩長の陰謀と言えば…

今の日本政府は、憎き薩長がつくった組織が、現代に続きます。



今の首相、安倍晋三は、山口県(長州)の出身です!

未だに、日本は、薩長の亡霊に支配されています。



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『バカップルが購入した古民家に2500万円も修理代が必要!』

2015年09月13日 08時02分21秒 | 古民家




『最近は、大手不動産会社まで、耐震性の全く無い古民家を売る!』



これは、京都で実際にあったお話です…

ある若い夫婦が、京都に、古民家を買いました!



某大手不動産会社の担当は…

『この物件は古いので、土地だけの値段です!』



つまり、『古屋付き土地』と言う事です!

『不動産屋は、建物に責任が持てないと、この様な、逃げのテクニックを使うのです!』



…でも、一つおかしい事が…

『この、古民家は、不動産会社によって、耐震診断されているとの事です!』



耐震診断そのものが、インチキに近いのですが、古民家に耐震診断など、出来るわけがありません!



『不動産屋というのは、大手でも信用出来ません!』

『そして、古民家なんて、絶対に買ってはいけません!』

『見た目が立派でも、インチキなモノは多いです!』



若いバカップルは、古民家なんてインチキなモノを買ってはいけません!



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『スウェーデン式サウンディング試験だけではダメ!!』

2015年09月07日 09時15分25秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『地盤調査で建築の80%が決まると言っても良い!』



皆さんは、ケチですか?

…いや、そんな事ない!



『いいえ、皆さんはドケチに決まっています!』

『だって、家を建てる時に、地盤調査でスウェーデン式サウンディング試験しかしていないでしょう!』



ボーリング調査もしないと、ダメなんです!

でも、ドケチな皆さんは、お金がもったいないから、ボーリング調査をしないんです!



通常、地盤調査をする目的は、建物の加重に地盤が耐えられるかどうかを調べたり、

『液状化現象』を起こす危険が無いかを調べる為です!



『ところが、多くの場合、『粘土層』の深さに無頓着なのです!』

この粘土層の深さによっては、家が湿気りやすくなる場合があるのです!



『この事を、99%の建築業者も、建築士も知らないのです!』

我々が、かつて調査した『湿気りやすい家』のほとんどが、『粘土層』が悪さをして、

家を湿気らしたり、床下に水が溜まったりする原因でした。



『しかも、それらの調査した家の全てが、地盤調査に、スウェーデン式サウンディング試験しかしてなかったのです!』



地盤の事も、バスターズなら専門知識があります!


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『傾斜が30度以上あれば、どこでも、崖崩れが起こる!』

2015年09月03日 13時25分59秒 | 建築のうんちく

  

 

『怖い崖崩れは、どこででも起きる可能性がある!』

 

誰でも、幼い時に、『砂山』を作った経験があると思います。

サラサラの砂を、ゆっくり落として行き、山を作ると、どの砂山も

傾斜が30度くらいになったはずです!

 

 

この角度は、土木の世界では、非常に重要なのです!

 

 

だいたい、30度の緩い傾斜では、崖崩れは起きないからです。

もし、45度の傾斜がある崖なら、いつ、崩れてもおかしくありません。

 

 

写真の崖は、崩れていますね。

この崖の傾斜は、だいたい、65度です。

こんな崖、日本中にあると思います。

 

 

亡くなった父から相続した土地が、こんな崖の真下の土地でした。

結局、危険で、何の価値も無い土地と知り、がっかりしたのを覚えています。

 

 

崖の上の土地も下の土地も、買ってはいけません!

コンクリートで固めてあっても、危険な事にかわりは無いのです。

 


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