読む日々

テーマばらばらの読書日記

八月の六日間

2018-04-23 | 小説・現代
北村薫「八月の六日間」



とある女性編集者の山登りの記録風小説。山登りと山登りの間に人生が進んでる感じ。

最初が九月の五日間。
槍ヶ岳に登るんだけど、読み聞かせで槍ヶ岳山頂という本を読んでいたので、すごくリアルに感じられた。ここでぐいっと掴まれた。

二月の三日間はツアーで裏磐梯の雪山散策。
これ、参加してみたい!

十月の五日間、五月の三日間、八月の六日間と続く中で、幼い頃からの友人の死や、さきしょの槍ヶ岳で知り合った女性との再会、編集者としてのスキルアップやら、昔の恋人との思い出、まさかのパラオでの再会の様子などが語られる。

読みやすく面白く、そして山へ行きたくなる一冊。

満足度100

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2 コメント

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Unknown (神崎和幸)
2018-04-25 10:16:31
自分も「八月の六日間」読みましたよ。
面白いですよね。
山の話だけではなく、編集長の仕事の話や別れた男の話も印象的でした。
そのうえこのように前向きな山登りができたらいいなって思いましたよ。(笑)


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Re: (dingo)
2018-04-25 11:29:44
神崎さん

読まれていたんですね。面白いですよね。オススメ本の一冊に加えたいです。
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