読む日々

テーマばらばらの読書日記

彩雲国物語

2012-01-31 | 
雪乃紗衣「彩雲国物語---はじまりの風は紅く」


 彩雲国、たぶん古代中国がモデルの国?は、色の名前の名家7家が国を動かす家で、王は紫家。

主人公は紅家の娘だけど、父親が弟に家督をゆずり都会へ出てきたため貧しい暮らし。

ある日「王の妻に」と言われ、ちょっと不出来な王様を教育する羽目に。


実は王はバカじゃないし、父親もただのボンクラではなかった事が、王宮での暮らしの中でだんだん明らかになっていく。


昔のコバルト文庫みたいな位置づけかかなり軽くて読みやすいけど面白い
少女マンガの原作っぽいというか。

中高生あたりにオススメです。

満足度としては70位かな・・・。

空も心も・・

2012-01-30 | 雑感
なんだか、晴れません。

よく、太平洋側から新潟に移り住んだ人が「冬の曇天に耐えられない」という話を聞くので、やはりヒトにとってお日様の光って重要なんだろうなあ・・。

毎日毎日「どよーーーん」としていて、おまけにこの大雪。
最近毎年「どーん」といきなり積もったりしていて、生活の不自由さも気持ちを暗くしてます。

洗濯物は乾かない、通勤は時間読めない、子供はジャンパーから防寒ズボンから長靴から毎日びしょぬれで帰ってくる・・・。

でも春は環境が変わるのがイヤだから、待ち遠しくはなく、心情的には「ずっと冬のままで」と思う自分がいて。
でも、現状の閉塞感は相当なもので「何かが変わる」のを待っている気持ちもあり。

この時期、いつも同じ事考えてるな、と思うと、「冬期ウツ」なのか

まぼろしの夏 その他

2012-01-27 | 
「まぼろしの夏 その他」佐伯一麦


短編集。私小説。つまんない。読み切れず・・・。


「ア・ルースボーイ」は面白かったのになあ。
あと昨年読んだ、北欧モノも。

でも今回はダメでした3篇読んで挫折です・・・


満足度なし

女子は、一日にしてならず

2012-01-26 | 
「女子は、一日にしてならず」黒野伸一


 小さいころから太っていて、イジメに対抗するためにたくましく成長した主人公。
やせてて綺麗な同期入社の、口が悪い同僚。

この二人がいい味だしていて、すごーくおもしろかった。

デブ女子の集まりに、同僚が取材に行くのについていったところから、そのクラブに入会する羽目になり、そこで知り合った男と付き合いはじめるが、これがとんだ詐欺師で・・・。

最後は、こんな性格になった遠因である、幼馴染男子との再会と、妹との和解、離婚した両親がよりを戻したりしていったり、元彼が痩せて、キレイな子とつきあったりといろんな出来事に遭い、痩せる決意をして、実際に痩せ始めて行くまでのストーリー。


私も息子に「痩せろ」と言われる位の体型なので身につまされながら読みました
痩せてて綺麗な同僚が、まさに私の同期入社の友達みたいで尚更リアルだし。
生活習慣や考え方を変えないと中々痩せられないです・・。最近、寒くてお散歩もしてないし、反省。

ストーリー自体は面白かったけど、身につまされて楽しくはなかったので
満足度60