読む日々

テーマばらばらの読書日記

なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか

2019-08-26 | 
田口佳史「なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか」
読了。



内容は、

今の世の中のパラダイムは変化の時を迎えている。
西洋思想オンリーに傾いていた近代から、内側を見る東洋思想にシフトしつつある。
世の中はサイクルで動いているが、今、経済の30〜50年の周期と、文明の150年〜200年の周期が同時発生の大転換期を迎えている。その中にあって、東洋思想がポイントになるのではないか、ということをいろんな例を挙げて書いてある本。

「概念」というのは時代で変わるし、それにより人々の考える「価値」も変わる。今は18世紀から続く近代西洋思想が揺らぎ始めている。中世、ヨーロッパはキリスト教会の力が強すぎて理不尽な事も全て「神の思し召し」で押し切られてきた。その後、思し召しではなく、客観性がとても求められる時代になり、機械的数字論が正義みたいになっていた。
日本は明治維新が革命だったが、その機械的数字論を輸入したようなものだったのか?だが今また「思考の源泉」が変わろうとしている。
今は「人間的生命論」へ。命を喜ばせる事、楽しむ事で生まれるイノベーションが盛んになってくる。
※※※※※※※※※※※

ここまで読んで、
今流行っている「宇宙理論」と被るな、と。まあつまり、パラダイムが変わってきているから、なんだけど。宇宙理論をたまたま1年半前くらいから見聞きして、いろんな方のブログを読んだりしているので、言いたい事はよくわかる。とにかく、命を喜ばせる事、ワクワクすることに意識を向けることが大事なのだよ。
ちょっと読んだ、脳心理学とも繋がっているな、と。
とにかく、ワクワクすることに意識を向け実行し、今、ここ、を味わい尽くすことが大切。

そして、「見えるもの信奉」が変わりつつある、と。「見えない世界」が重要度を増していて、そこからイノベーションが生まれている、と。つまり「○○道」と言われるようなものに通じるんだよ、と書いてある。幸せそうにみえることより、本人が幸せと感じることがだよ、と。

万物はひとつ。個々ではない。
時も、線ではなく円。環状なんです。そして皆繋がっているというか溶け込んでいる。一人一人が海の中の一滴のような。水は蒸発してもまた液体となって海に戻ってくる、みたいなイメージが浮かぶ。
話、超逸れるけど、こういう世界観を歌っているのが米津玄師なんだよね。
目には見えないものの大事はさまざまな曲に書かれてるけど、
「ゴーゴー幽霊船」や「フローライト」なんておススメ。
宇宙理論については映画「海獣の子供」見るとよくわかるし、その主題歌「海の幽霊」はそういった世界観を歌ってますよ。

で、本書は最後に近江商人の
「三方よし」についても触れていて。ヒットした小説、みをつくし料理帖も三方よしがテーマだったことを思うと、日本人には馴染みやすいんだろうな。

そういう日本人の性質を活かせる時代がくるんだな!と。
前回読んだ落合さんの本にはその方法が具体的に書いてあり、かなり面白くてオススメでした。

こちらは、精神性についての内容が多く、時代小説好きの人なら、好きな性質の時代がやってきそうだな、と感じてワクワクするかもしれません。


日本再興戦略

2019-08-22 | 
落合陽一「日本再興戦略」




知人より貸してもらい一気読み。これすごい。
いままでボワっと感じたり思ってたりしたことが明確に言葉になっている。

大きな枠での内容はこれから書くけど、自分の中でのシンクロ率もすごくて。
(いやかなり低レベルだけどさ)

・最近どうしても読みたくて買った古事記。古事記についても触れられていて、読むモチベーションがあがった!
・翻訳アプリ、誤訳多い、という知人多数いたけど、いやそれ、日本語を英訳しやすいように入力していないからさ、と常々語っていたことがそのまんま書いてある♪
・ネット怖いとか個人情報云々とか、むやみに怯える同年代も多数。そしたら何もできないでしょうよ、と思ってたら、若い人たちはそういう抵抗感少ない、って。ほらね。


で、内容は、
150年続いた明治以降の「近代」日本がまだ息づいているが、もうそれは終わりにしないといけないよ、と。
テーマは「日本」のアップデート。
日本人の特性にあった国造りをしていこう。「欧米」を見習ってきたやり方はいらない。「欧米」は日本人の脳内のユートピア。
そもそも欧州と米国は別物。欧州も一つではないし。それらをひとくくりにして、部分部分で真似をしてきたからうまくいっていない。
1945以降、足並みそろえて全体観で進んできたけどこれからは個人の時代。代替性の高い人類を生産する必要はなくなった。それらはAIでなんとでもなる。
日本はもともと文化も多様。各時代ごとにまったく違う。だから変えても大丈夫。機械親和性も高い国民だからAI化も難なく受け入れられる。
しかも少子高齢化だから、それせに反対する暴動もない。足りない労働力を機械が代わってくれるのだから。
そしてそれらの技術やシステムを日本より遅れてやってくる世界の少子高齢化へ輸出しよう。

そして日本人は天皇さえ本物なら、あとは機械に指示されてもたぶんO.K。もともと天皇がいて実務は官僚がしていた国。明治から1945までが違っただけ。

ワークライフバランスからワークアズバランスへ。日本人はもともと生活と仕事が一体化していた。バランスとしての士農工商を復活させる。
生き方としては殆どが百姓になる。百姓とは百の仕事ができる人、という意味合い。みんなフレキシブルにさまざまにコミュニティに属し、行ったり来たりを気軽にしつつ
「生業」を保障されることで安心して生きていける。

というようなことが描かれていていちいち納得。かなり感動。日本が生き残る道はこれだ!みたいな。
国防についても、機械防衛軍作ろう、とか、アタマよすぎでしょう。

で、こういう国を作るうえでの国民の意識改革・教育改革などについて超具体的に解説されてます。
本当に読んでて楽しかった。
自分が今から何ができるかはわからないけど、おじさん・おばさんも意識が変わることで、そういうことで国も変わっていくのではないかな。

ノートにまとめたのでさらに読んでいきたいです。

おかいつ60周年2、3

2019-08-15 | テレビ
おかあさんといっしょ60年記念特番。
月曜のお姉さん特集、楽しめました。
火曜は、月曜のお姉さんと被らないお兄さん登場か?と思ったら大ハズレ。あたったのはだいすけ兄だけ。

まさかまさかのゆうぞう兄登場!でした!

ブログとか、もうずっと読んでなくて、動向チェックができてない

ちょんまげマーチ、ってものすごーく昔からある曲だったのね。
ゆうぞう兄のちょんまげマーチ、大好きだったなぁ。

今回思ったのは、今のお兄さんの歌のうまさ、すごいな、と。
だいすけ兄もお上手だったけど、それを超えてる気がした。だいすけ兄は下の長さに少し難がえるのかな。
ゆうぞう兄は、ものすごく努力している感じが大好きだったのよー。

あとは林アキラおにいさんと、かしわ哲おにいさん。出演時の雰囲気と様変わりしてて年月の長さを感じました。

昨日は体操のおにいさん特集。



ぱわわっぷ体操は踊れます、私。

今日から仕事で多分帰宅しても見ないので、私的には昨日で終わり。ありがとう60周年

おかいつ60周年

2019-08-12 | テレビ
知らなかったけど今年は記念イヤーだったのね。
しょうこおねーさんがインスタで告知してくれなかったら見逃すところでした。


私が生まれる前。

多分生まれてないかと・・思う

生まれた頃かな?我が家にはテレビはなかったそうなので見てないと思う。

歴代おねーさんの紹介の後、4人のOGが参加しての♫ホ・ホ・ホ!



しょーこおねえさんの現役感がすごい。
りょうこおねーさん、相変わらずお綺麗で

このあと、アイスクリームの歌、も披露。
明日はお兄さん特集。
今日出なかったおねえさんの相方さんが登場かな?
おさむおにーさん、けんたろうおにーさん、だいすけおにーさん。
どうかな?

スペシャルイヤー、久々におかいつ録画を毎日笑