読む日々

テーマばらばらの読書日記

江で号泣

2011-07-31 | 映画・ドラマ
大河ドラマ「江」。
大好きな浅井三姉妹ものだし、最初は観てたんですが、信長が死んじゃって以降、秀吉がのさばって行く過程はとっても嫌いなので、しばらく離れてました。が、そろそろ秀忠に嫁ぐ頃かしら、と思いまた見始めました

復活第一弾は秀勝が亡くなる回。私的には秀勝と江がラブラブだったなんてちょっと信じられませんが、
でもそれがあってこその今回の愛娘 完 との別れが身に迫りますね・・。

完は豊臣の子。だから徳川へは連れて行かない。、と決めた江の母心に号泣でした。もう目が真っ赤に腫れるわ、頭はボーっとするわ。完は確か後で公家に嫁ぐのですが、まあ普通どう考えても置いていくよね。実際は淡々と置いていったんだと思います。

でもそこを、泣けるドラマにしてしまう。すごいぞ脚本家。
ドラマはあくまでもドラマなので、今の大河に賛否両論あるみたいですが、面白ければそれでいいかと。
ここで歴史に興味を持って、本を読めば自分なりの様々な解釈も生まれてくるし、歴史への興味の入り口としては最高なドラマじゃないかと思います。

私は小学生の時に見た「おんな太閤記」で歴史に興味を持ちました。あの時は秀吉、好きでしたけどね。西田敏行がいい味出してました。でもいろいろ読んで、今では大っきらいです。

ちょっと前に読んだ、諸田玲子版の江与の話では、完は佐治の子、という奇想天外な設定だったんですが、これ、読むと意外とすんなり納得できるんですよねえ。興味ある方は是非読んでみてほしいです。

大雨

2011-07-30 | 雑感
7年前を上回る大雨に見舞われた新潟県。
旧市内でも一時避難勧告が出た地域があったようです。
夕方には解除となり、知人のお母さんも自宅へ戻られたようですが・・
お年寄りはきっと、怖いだろうなあ・・。


昼間、阿賀野川の橋を渡った時の画像(撮影は友人。危ないですもんね。)


これはバイパスの橋ですが、行きは別な橋を渡りました。その時、阿賀野川の河川敷のグラウンドや公園がすべて川になっている状態を見て目を疑いました。まあ、でもその為の河川敷みたいですけどね。

阿賀野川の左岸地域に避難勧告が出てたみたいです。


夕方、自宅脇の信濃川

かなり増水してますね。真ん中の黒い物体、見えますか?結構大きい「何か」が流れて来てました。

夕方、新潟は晴れてましたが、三条方面?と思われる方向に大きな積乱雲が見えました。


災害は忘れた頃に・・と言いますが、三条の人達は口々に「またか」って言ってます。
せめて忘れる位までないとよかったのに、って気持ちだと思います。



思い出トランプ

2011-07-29 | 過去の記録
平成16年7月12日
向田邦子「思い出トランプ」

11篇の短編集。
あらすじのみ記録してあった。

1「かわうそ」脳卒中の発作で倒れた男。9歳下の妻の目がかわうそを思わせる。昔、子供を亡くした。実は妻の、医者への連絡ミスだったらしい。
2「だらだら坂」女を囲う男。細い眼が好みなのに、勝手に整形してしまう。
3「はめ殺し窓」性格のハデな母に自分の娘が似てしまう。
4「三枚肉」以前の部下(愛人)の結婚式に出席する羽目に。
5「マンハッタン」妻に逃げられた男。近所にスナックができ、そこのママを気に入り、いろいろ雑用をしてあげたのに、常連客が実はママの夫だった。
6「犬小屋」昔、近所に勤める魚屋のカッちゃんを便利に使っていたかが、ある日襲いかかられて振る。そのまま自殺を図り、助かるものの田舎へ去る。そのカッちゃんと奥さんと、電車で乗り合わせる話。奥さんと主人公、2人とも妊婦さん。
7「男眉」要領のいい地蔵眉の妹と、対する男眉の自分。
8「大根の月」包丁で野菜を切るとき、半月が出ると口に入れる癖。その癖のせいで子どもの指を切り落としてしまう。姑との戦いがテーマ。
9「りんごの皮」裕福な独身の姉と生活の苦しい弟。昔、親の都合で東京の家に2人で一晩留守番した際、突然訪れた前の住人から匿ってくれた弟。
10「酸っぱい家族」飼い猫が噛み殺したオウム。
11「耳」マッチの火で女の子の耳の穴をみようとしたら、弟の耳に火が入り難聴に。


<追記>マンハッタンしか憶えてないなあ。

王妃の館

2011-07-29 | 過去の記録
平成16年7月8日(木)

浅田次郎「王妃の館」上・下


ひと癖もふた癖もある「光ポジ」と「影ネガ」のツアーメンバーたちは、ドタバタ騒ぎとニアミスを繰り返しながらもそれぞれのパリの旅を楽しんでいた-----かに思えたが、ついに二重売りがバレそうになったさあ大変。さらに「王妃の館」に秘められた太陽王・ルイ14世の愛の行方をからめて、物語は17世紀と現代を縦横無尽に駆け巡る。

----------------------------------------------------------下巻の裏書より



感想・・・おもしろい!うまい!!
光と影のツアーを設定しなきゃいけない事情はイマイチ納得できないが、それをゴリ押ししなきゃ続きはないので仕方ない。
が、登場人物全員に登場する意味がすごーくあっておもしろかった。


<追記>
シリアスではないストーリーだったのは憶えてるけど、詳しいストーリーは全く。
時間があったら読み返したいなあ。

大雨

2011-07-29 | 雑感
昨日から今日にかけて新潟は大雨、土砂降り。バケツをひっくり返したかのような雨が延々と降り続きました。

昨日は実家の辺りは床下浸水ギリギリか、というような水の上がり方で、怯えた母から仕事中に電話が。
うちの息子が実家近くの私の妹の家に泊まりに行ってたんですが、妹が所用で外出、上の子は部活へ行き、
小4の姪と息子だけで留守番していると知り、パニックになったようで

「小さい子供二人置きざりにして出かけるなんて、何考えてんの」(小4と小3なら普通でしょ)
「ここも もう車も出せないし、何かあっても助けにいけないでしょ」と、凄かった・・・


いや、私のせいじゃないし・・。と思ったけど、「家が流されたりするわけじゃないし、2階にいれば大丈夫だよ」となだめ、
ひとまず息子のケータイへ電話。
ちょい興奮気味で「裏のね、ドブみたいなのあるでしょそこがね、もう水が上まで来てね、どこが川かわかんなくなってね・・・」完全にハイテンション。イベント状態。私もそうだから気持ちはわかるけど。

「絶対外に出ないでね」と言ったら「うん、大丈夫」と冷静だったので、ひとまず安心。
その後妹がやっとこさっとこ帰宅したものの、今度は中学生の甥が部活から戻らず・・・。
結局、外に出すのは危険、との顧問の判断で、落ち着くまでずっと練習していたとのこと。

自宅や会社の辺りは被害なんかはなかったですが、地域によっては床上浸水もあったし、
今日は五泉市や阿賀町、三条、加茂辺りが大変みたいです。

全く降らずに川が干上がっている、と思っていたら、今度は洪水ですか・・。
「ちょうどいい」って、なかなか難しいんでしょうか