「地をはう風のように」
高橋秀雄 作/森英二郎 画
昭和34年頃の栃木県日光あたりが舞台。
6年生のコウゾウの、貧しさや自分達を見下す目の中で、それでも温かく接してくれる人達に支えられ、何かに見守られているような感覚を掴むまでの1年。
私が産まれる10年くらい前なのに、日本はまだまだ貧しかったんだな、と感じるお話。
コウゾウはおそらく私の母の2つ下の、ベビーブームの年の生まれだなぁ。
母も、家の手伝い、農作業、弟達の子守等、頑張ってきた、って話していた。中学卒業後は農家に住み込みで働いたり。その後も住み込みで食堂で働いたそうで。けれどその頃から日本は格段に上向いて行ったんだね。母のアルバム見ていると、若い頃なんて私より遊んでる(笑)
その、いい時代の少し前、貧しい家は本当に貧しくて耐え忍ぶ時代の田舎の光景。
その頃からイジメもあったし、話のわからないオトナもいた。
環境は違っても人間なんておんなじなんだなー。とか。
子供を見守れる、子供の味方であるオトナでいたいな、と感じた一冊。
高橋秀雄 作/森英二郎 画
昭和34年頃の栃木県日光あたりが舞台。
6年生のコウゾウの、貧しさや自分達を見下す目の中で、それでも温かく接してくれる人達に支えられ、何かに見守られているような感覚を掴むまでの1年。
私が産まれる10年くらい前なのに、日本はまだまだ貧しかったんだな、と感じるお話。
コウゾウはおそらく私の母の2つ下の、ベビーブームの年の生まれだなぁ。
母も、家の手伝い、農作業、弟達の子守等、頑張ってきた、って話していた。中学卒業後は農家に住み込みで働いたり。その後も住み込みで食堂で働いたそうで。けれどその頃から日本は格段に上向いて行ったんだね。母のアルバム見ていると、若い頃なんて私より遊んでる(笑)
その、いい時代の少し前、貧しい家は本当に貧しくて耐え忍ぶ時代の田舎の光景。
その頃からイジメもあったし、話のわからないオトナもいた。
環境は違っても人間なんておんなじなんだなー。とか。
子供を見守れる、子供の味方であるオトナでいたいな、と感じた一冊。