読む日々

テーマばらばらの読書日記

ヒコベエ

2013-10-31 | 
藤原正彦「ヒコベエ」

新田次郎、藤原てい夫妻の次男で、数学者の著者。自伝的小説です。

「流れる星はいきている」の苦難の帰還を経て、作者の物心ついてから小学校卒業までを書いた本。
戦後の家族の在り方、田舎と都会の違い、東京の復興の様子、教師の左傾化、など知れて面白かったです。

とってもやんちゃな、正彦少年=ヒコベエが可愛い。

この前の台風で、藤原の効果という言葉を知り、この本で新田次郎の伯父が気象学の権威と知り もしや と思ったら、やはり新田次郎の伯父が藤原の効果の藤原さんだった。

優秀な一族なんだね。

妹の咲子さんも家族の物語を書かれているとのこと。そちらも読んでみたいです。

満足度80


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お土産

2013-10-30 | 雑感
息子が一緒に練習させてもらっいる中学生のお姉ちゃんより、韓国土産


韓国海苔久しぶり

このお菓子も美味しいんだよね~

ありがとう
私が行ったのはもう2年前かあ。

よくわからないけど、市の行事だったようです。そんなのあったの知らなかった。
息子も行けたらなあ・・。っことで、次回チャンスがあれば申し込んでみようと思います。2年後らしい。

・・・それまでに両国の関係が悪化してない事を祈る

一九四一 黄色い蝶

2013-10-29 | 絵本
岩崎京子「一九四一 黄色い蝶」



これは、蔵書。何年か前買って読んだんだけど、内容まったく記憶になく
学校に寄付しようかなあ、と思い、内容確認の為再読。

真珠湾攻撃が始まった年の、ある東京在住の三姉妹の日常。
作者は長女だったらしいけど、本の主役は次女。

8歳の末っ子が国策に則ってどんどん愛国少女になっていく様が切ない。
大きい子達は、みんなそれぞれのびやかに育っている。キリスト系の女学校のせいなのかも。

なんか、秘密保護法だとか、(名前ウロ覚え)怪しい気に法律作って、ヘンな方向にいかなきゃいいけどな。


本の感想としては
子どもたちに戦争が生活を窮屈にしていく(その後は命の危険もやってくるわけですが)事を知ってもらうにはいいかも。


代休

2013-10-28 | 雑感
息子は昨日、文化祭。5年ともなると、親の方も盛り上がりが薄くて
ビデオカメラを持たず、デジカメの動画機能で撮ればいいかな、とやっみたら、ものすごくバッテリー、減るんだね。
途中で充電切れてしまって撮れなかった。

3曲目に「翼をください」を歌ったんだけど、家でもかなり歌いこんでたし、みんなもそんな空気だったのか、とってもいい出来でした。あ~、撮れてればなあ・・・。

教室前の廊下から見た風景

なかなかいい景色。


で、今日は息子の代休に合わせて私も有給休暇。ふたりで朝から大掃除。仕上げに洗車。

洗車機内部


あ、メーメーキティが怯えてるっっ

すべてが奇跡に変わるとき

2013-10-26 | 
「すべてが奇跡に変わるとき」マーク・フィッシャー作 奥野節子 訳


プロゴルファーになる夢を諦めていたロバートが、大金持ちの老人と知り合い、彼とのゴルフ体験のなかで人生を成功にみちびくノウハウを学び、苦境を乗り越えマスターズで優勝する物語。

人の成功には才能だけでなく、必ずうまくいくという確信が必要で、ネガティブな感情に打ち勝つ技術が必要らしい。心の闇に負けるな、と。

で、それが心の闇だよ、ってことをゴルフしながら大金持ちが教えてくれる。

ふーん。

為になる言葉はたくさん。
特に
急ぐな、うろたえるな、落ち込むな。

不幸せにはいつでもなれる、だから明日に延期してもいいんだ。

正論ばっちり。大事なこともいっぱい。だけどね

実践したら疲れるなぁ。
成功者ってのは、気を抜ける時がないんだなぁ、だったら成功者にならなくていいなぁ。
と感じたのは私が女だからか?

まあでも、励まされた部分も多々ありました。
満足度70

ってか、これ、児童書なのかな。もしかして。

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