江國香織「抱擁、あるいはライスに塩を」
会社の方から借りました。すごく厚い! 594頁もあります。
東京にある豪邸に住む柳島家の、三代100年に亘る物語を、時代を行きつ戻りつ、あるいは昔を回想しながら
語り手が代わりながら語られていきます。
祖父は先祖から続く呉服問屋を商社に変えて成功。祖母は亡命ロシア人で2人はイギリスで知り合い結婚。
その子供世代は、父親に反発して家を出て、不義の子を産んだら実家に戻り、許婚と結婚ちゃう長女と、
長女みたいには生きられず、親の勧めた見合いに乗っかり、逆に親は心配するような相手なのに「正しい」と信じて
結婚、ボロボロになって半年で離婚、実家に戻る次女。
どこか優しくて軽い印象の長男。
そして長女の子供達。4人いますが、一番上は父親が違い、一番下は母親が違う。
なんとも変わったお家の変わった生き様ばっかりのお話なんですが、読み終わった瞬間、泣けて泣けて仕方ありませんでした
なんだろう・・繁栄していた一家が滅んじゃうみたいな感覚。
登場人物はそれなりにみんな納得して満足している生き方なんだろうけど、傍でみてると切ないなぁ。
でも おもしろかった。満足度は90
会社の方から借りました。すごく厚い! 594頁もあります。
東京にある豪邸に住む柳島家の、三代100年に亘る物語を、時代を行きつ戻りつ、あるいは昔を回想しながら
語り手が代わりながら語られていきます。
祖父は先祖から続く呉服問屋を商社に変えて成功。祖母は亡命ロシア人で2人はイギリスで知り合い結婚。
その子供世代は、父親に反発して家を出て、不義の子を産んだら実家に戻り、許婚と結婚ちゃう長女と、
長女みたいには生きられず、親の勧めた見合いに乗っかり、逆に親は心配するような相手なのに「正しい」と信じて
結婚、ボロボロになって半年で離婚、実家に戻る次女。
どこか優しくて軽い印象の長男。
そして長女の子供達。4人いますが、一番上は父親が違い、一番下は母親が違う。
なんとも変わったお家の変わった生き様ばっかりのお話なんですが、読み終わった瞬間、泣けて泣けて仕方ありませんでした
なんだろう・・繁栄していた一家が滅んじゃうみたいな感覚。
登場人物はそれなりにみんな納得して満足している生き方なんだろうけど、傍でみてると切ないなぁ。
でも おもしろかった。満足度は90