読む日々

テーマばらばらの読書日記

ドライブ

2011-04-29 | 雑感



あちこち車を走らせて来ました
お花が綺麗。

走りながら撮影しました。我ながら凄い。

阿賀野川沿いから見えるチューリップ畑。
五頭の桜。

景色のいい季節ですね♪

祝1周年

2011-04-29 | 雑感
今日は、ブログ開設1周年

1年で200冊を目指していたけど、さすがにそこまではいかなかったな
でも、ブログに書くことを前提にしていると、以前より内容が頭に残るようになりました

最近は絵本を息子に読んであげることが減ったな、とも反省。
いろいろな事に気付けて、とってもいいですね

途中で本以外のことも書き始めたけど、これも、その日の感情やその後どういう風に帰結していったのかなど
記述をきっかけにちょっと前の過去を振り返る事ができて、これもよかった。


次の1年はどれだけ読めるかなあ
楽しみです

スクール

2011-04-27 | 雑感



本日は4回目。早いなあ・・・。
だんだん、クラスのお友達にも慣れて、何人かで組む時も躊躇なく仲間に入れるようになったみたい。

そしてやっと今日、写真が撮れた

終わってみたら、なんとコーチが今日で交代するそうで、行き始めたばかりで やっとなれたかな、という感じだったので
ちょっと残念。ずっと同じコーチから習ってた人はショックだろうなあ・・。
うちは元々誰のことも知らないからいいんですけど・・。

カンランシャ

2011-04-27 | 
伊藤たかみ「カンランシャ」


 いつもと違う図書館で借りたので、帯がない。で、いつもの伊藤たかみさんをイメージして借りたら意外に違う感じだった。

1組の夫婦が崩壊していく話だけど、でもそこには新たな2組のカップルの誕生が同時に描かれてます。

社内結婚した夫婦、いずみと直樹。結婚後独立して東京から京都へ移り、また東京へ。
京都時代に派遣で使っていた女の子と浮気してしまう直樹。そしてその彼女、愛は、直樹を追って東京へ出てきてしまってます。

直樹の大学・職場での後輩隆一。妻とは2年別居中。原因は妻の浮気。

どちらの夫婦にも子供はいません。

そして妻と愛人の間でゆらゆら揺れる直樹は根が真面目で、二重生活に浸りきれてない。
隆一はいつしかいずみに惹かれてしまい、そして妻と正式離婚。

いずみは、夫と同じ事をすれば夫を許せるのかと思い、隆一と付き合いだす。
愛はなんとしても直樹を手に入れたい。

途中、直樹が重病に倒れ、「冷蔵庫の中身がカラになったら離婚届を冷蔵庫にマグネットで貼ろう」といういずみの計画はとん挫。最終的には意識を取り戻した直樹が事前に届けを用意していた事がわかり一件落着?

いずみのお腹には隆一との赤ちゃんが。

主役は誰なのかなあ。みんななのかな。観覧車というのは、直樹といずみが付き合いだすきっかけになったものです。

登場人物の心の動きが違和感なく感じ取れて、最後の決断は当然の帰結だなあ、と思いました。
途中、なるほどな、という記述もたくさんあって、「人生」の参考にもなったかな?

それにしても・・夫婦ってムズカシイ。所詮は他人だしね。そこを理解して生活しないとどんどん気持ちは乖離していきそう。


満足度90

海辺の1年 

2011-04-26 | 
「海辺の1年 もう一度、愛しあうために」ジョーン・アンダーソン著 小沢瑞穂 訳


 結婚25年がたった著者が、結婚生活に嫌気がさして、夫の単身赴任を期に家を売り払い、海辺の別荘に移り住む。その海辺で1年を過ごす間に様々な事を見つめなおし、そして夫婦として再生していく物語。

ノンフィクション小説?エッセイ? 
とにかく色々と考えさせられました。

私自身も結婚生活に様々な疑問を持ちつつ、何かを変える気力もなく日々色々なことから目を背けたり自分をごまかしたりしながら生活しているので。なので「なるほど」とか「うーん」とか唸ったりショックを受けたり(いい意味でも悪い意味でも)しながら、珍しく時間をかけて読みました。

著者は、妻として母として、自分が家庭をコントロールしてきた事に対しては

「私が支配力にしがみついた理由は、もしそうならなかったら家族がバラバラになるという恐れから」で、でも
「ある日、支配することの重荷に気付かされた。支配者がほとんどの仕事をすることに!」と感じる。

私もとっくに気付いてますでも自分が動かなきゃ、我が家も夫の一族も崩壊してしまう(と、思う)。
この著者の体験とは全く違うけど、本質は似てる・・・?

義母の生活を支える役割はもう今すぐにでも放棄したい。私の親じゃないのに・・・という気持ちがどうしてもぬぐえない。
夫も義兄もその嫁達も、なぜ何もしない?
義母も、電話してきて自分の息子(うちの夫)が出ると電話を切るのはやめてほしい。
義姉も「あなたが電話でないから、うちに電話かかってきた。いったいどうしたの」というのもやめてちょうだい。あなた達にも親の面倒をみる義務はあるでしょうが。

・・・あ、愚痴だわ。

この著者は、私とたぶんタイプが似ている。「人に雇われると仕事の出来具合をほめてもらいたがる子供っぽい感情が湧きあがることにびっくりする」・・・わかります。そして精一杯頑張ってしまって人にアテにされるんだけど、そうなると今度重荷に感じてしまうんです。
本当に関わりたい人、やりたい事だけを選んで頑張るならいくらでも前向きになれるし、かえって元気になると思うけど、選択肢なしにこちらの感情もおかまいなしに覆いかぶされると重たいです。


他にもいろいろ我が身を振り返れるような記述がたくさんありました。でもこの著者は、自然に囲まれた土地で
誰にも頼らず、でも人には心を開く事を覚え、生まれ変わっていきます。
完璧な孤独と自由が、人間を成長させていく様子は圧巻です。

そして夫もまた単身赴任の扡でセラピーを受けたりしながら変化していくし、息子や息子の嫁達との関係も
眼にはみえないけど劇的に変化していきます。

うちはまだ息子が小さいから、息子を育てる事に責任と喜びを感じているので我慢できます。
でも息子が巣立ったら、どうなるんだろう。
息子に依存は絶対にしたくない。彼には、好きなことを好きなように実践していける人生を歩んでもらいたい。

将来は、自然に囲まれた土地で、晴耕雨読の生活をするのが私の夢。その時、一人なのか、夫といるのか、それはわかりませんが
自然や宇宙の摂理にのっとった生き方がしたい。

・・・と、いつになく真面目に将来を考えさせられた数日でした。体調も悪かったから、ちょっとネガティブな思考回路にも陥っていたのかも

満足度75