読む日々

テーマばらばらの読書日記

十字路の小さな町&森の小さな開拓地

2014-01-31 | 絵本
マリア・D・ウィルクス 作 ダン・アンドレイアセン 画 土屋京子 訳

「十字路の小さな町」
「森の小さな開拓地」

2冊一気読み




大草原の小さな家の「かあさん」が子供時代のお話、第二弾と第三弾。


子供達は少し大きくなり、様々なお手伝いもできるように。
キャロラインは学校で新しい友達もでき、充実した日々を過ごしていたのに・・・

なんと。土地持ち主の妹が越してくるから家をでなくてはならない羽目に。

そしてなつかしいブルックフィールドを離れ、一家は新天地コンコードへ。

入植1年目の厳しい時を、一家は団結と運と努力で乗り越えて行きます。

そして、キャロライン達のお母さんにプロポーズする男性が!!


フロンティアスピリッツ満載、そして手作りの生活の楽しさと過酷さが存分に味わえます。
早く続きが読みたい。


息子、インフルエンザかも・・・。
現代だからいいけど、こんな時代にこんな場所で罹ったらどうするんだろう・・。

ブルックフィールドの小さな家

2014-01-29 | 絵本
マリア・D・ウィルクス 作 ダン・アンドレイアセン 画 土屋京子 訳


大草原の小さな家、の、「かあさん」が子供だった時代を書いたシリーズ第1作。

作者は身内ではないらしい。

私の好きな開拓時代もの。
少し前に読んだ、メイベルおばあちゃんシリーズはこれの30年あと位?

地域が、ウィスコンシン州とミネソタ州なので近いし、何となく生活の描写が被ってて読んでいて懐かしい感じがしました。

5才なりたてて水の事故で父を亡くしたキャロライン。母の困難を感じて、わがまま言わずお手伝いの日々。

メイベルおばあちゃんのお父さんもくに亡くなったんだっけっか?
違ったっけ?やだ覚えてない。お母さんの再婚シーンがあったのはどのシリーズだ?あ。あれは「サリー」のシリーズだっけ。

続きも借りようっと。


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青森ドロップキッカーズ

2014-01-29 | 
森沢明夫「青森ドロップキッカーズ」


津軽百年食堂や、虹の岬の喫茶店 など、過去に読んでじーんと感動した作者の本を見つけました~。


カバーの絵が津軽百年食堂のものと同じ方の絵だわ、それに同じ青森が舞台だし、と思ったら、ほんのちょっぴりリンクしてました。そのちょっぴり加減がコネタって感じでよかったです。


物語は、
いじめ、それもかなり激しいのに遭ってる中3男子が、チームから外れ練習できずにいた20代のカーリング選手姉妹と出会いカーリングを始め、もともと幼馴染みで兄弟みたいに育ったのに悪い仲間とつるみ、手出しはしないけどいじめも止めないでいた男子と和解し、4人でカーリングチームを結成。

幼馴染み同士でカーリング部のある高校へ入学し、部活で活躍し、カーリング精神を身につける。

ってお話。

プロローグで主人公を可愛がるお祖母ちゃんが余命宣告をうけて、小4の主人公に四つ葉のクローバーを渡すんだけど、その小4の主人公が息子と被っちゃって(涙)

一人っ子 眼鏡 ってところもそうなんだけど、名前が激似。愛称一緒だし。そんな彼が中学でいじめに遭うんだから、フィクションと言えどもかなり重たかったです。

もちろん、わたしの好きな成長ものだし、いいお話で面白かったんですが。

何か打ち込めるものがある、って素敵な事ですね~。

満足度95

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佐保姫伝説

2014-01-27 | 
阿刀田高「佐保姫伝説」


ひさびさに読んだ阿刀田作品。


ちょっとメルヘンチックな12編。
なんだか今の私にはメルヘンは合わないみたいだ…

・初詣で バッタリ初詣でで再開した同級生。1年後に知った事実は。昨年書かれた絵馬の文字に込められた想い。

・紅の恐怖 トイレで口紅を貸してくれと頼まれ、顔を見るとすでに亡くなったはずの知人。


・大きな夢 カイロで出会った女性からお香をもらう。その名前は大きな夢。日本で電車の中で再会し、また同じお香をもらう。

・佐保姫伝説 昔 少し住んでた田舎で道に迷い出会った壮大な桜の景色。大人になり訪ねてみるとある女がいて。

・ちょっと変身 自分とそっくりの男に会ってしまう。出会ったことで自分に変化が。もしや相手にはこちらのナニかを移したのか?

・象は鼻が長い 行動が怪しい恋人に仕掛けたトラップは、「象は鼻が長い」って知ってる?という質問。

・恨まないのがルール 恋の駆け引き。空き巣狙いはしない、と宣言してしまった男。女性は…


・海を見に行く もう少しで深まる仲。初めての旅行で新潟経由佐渡へ。

・赤い丸の秘密 昔々の彼女は、赤い丸の場所へ行ったらあなたと出会ったと話していた。数十年たち、出張へいこうと地図を見ると、マイナーな、北欧の町に赤丸が。


・五色の旗 お寺の行事なのか、五色の旗をもって同じ旗を掲げる家へ行くとお菓子をくれる。ある家に行くと応対が不思議。行ったことを知った母も怪しいしかり方をした。

・やきとりと電話機 子供が産まれる前夜、懐かしい渋谷へ、若い自分に決別するために訪れた男。

カーテンコール 昔 ホステスをしていた時の先輩にバッタリ。昔の仲間と行く温泉に誘われて。


海を見に行く、と五色の旗が面白かったです。
満足度70

かんかん橋の向こう側・プレ

2014-01-26 | 
今朝の新潟日報に

あさのあつこさんの連載が2/10よりスタート

との記事が

2011年連載の「かんかん橋を渡ったら」の続編で、真子は高校生になってるそう。

楽しみですすごく気になっていたので。


今の連載も読んでますが、あからさまにいい人ばっかりで疲れる・・
ファンタジーは苦手ですが、まさにファンタジーなんですよね。

あさのあつこさんは、現実にあってもおかしくない物語、もしかしてそんなことってありえるかもね、的な流れが自然なので大好きです