「カーネーション」いとうみく作 酒井駒子絵
いつも読ませて頂いているブログにて紹介されていた本。読みたい!!とAmazonにて購入。先に数冊借りていたのでやっと読めた。
母に愛されず悩みきった娘が、母を捨てることに決めたとき環境が変わっていく。
産まれた時から娘を愛せなかった母は、自分に母性がないのかと悩むが、次女のことは無条件で愛おしく思える。
愛せないことを悩むが故に、長女に笑顔を見せられない母。
そんな母が大好きで、どうすれば母に愛されるのかずっとずっと考え続けてきた中学生。
だんだん家庭内のいびつさが抑えきれなくなって、娘の感情も限界を超え、そして娘は母を捨てる決意をする。
泣ける一冊。
娘の気持ちも母の気持ちも切ない。父の情けなさもなんだかわかる。
けど、周囲の人に恵まれて、新しい道に向かえる話でよかった。
母性ってなんだろう。子供が生まれたら必ず湧いてくるもの、ではないと思うけど。
育てる内に湧いてくるのでは。
私も産んですぐは、特に愛おしい、というよりは、ホッとした、疲れた、希望の性別じゃなかった、等いろいろ。
自分自身も、妹との親の扱いの差に悶々とした過去もあり。
もしかして二人目を産んだら、この子より可愛く思えてしまうんじゃないか?という怖れみたいなものもあり、結局一人しか産まなかった。
本人は兄弟が欲しかったのかもしれないけど、私の子はこの子しかいない、と思うことでどんな感情も乗り越えていけてる気がするので、よかったのかな。
いろいろ考えさせられる一冊。
いつも読ませて頂いているブログにて紹介されていた本。読みたい!!とAmazonにて購入。先に数冊借りていたのでやっと読めた。
母に愛されず悩みきった娘が、母を捨てることに決めたとき環境が変わっていく。
産まれた時から娘を愛せなかった母は、自分に母性がないのかと悩むが、次女のことは無条件で愛おしく思える。
愛せないことを悩むが故に、長女に笑顔を見せられない母。
そんな母が大好きで、どうすれば母に愛されるのかずっとずっと考え続けてきた中学生。
だんだん家庭内のいびつさが抑えきれなくなって、娘の感情も限界を超え、そして娘は母を捨てる決意をする。
泣ける一冊。
娘の気持ちも母の気持ちも切ない。父の情けなさもなんだかわかる。
けど、周囲の人に恵まれて、新しい道に向かえる話でよかった。
母性ってなんだろう。子供が生まれたら必ず湧いてくるもの、ではないと思うけど。
育てる内に湧いてくるのでは。
私も産んですぐは、特に愛おしい、というよりは、ホッとした、疲れた、希望の性別じゃなかった、等いろいろ。
自分自身も、妹との親の扱いの差に悶々とした過去もあり。
もしかして二人目を産んだら、この子より可愛く思えてしまうんじゃないか?という怖れみたいなものもあり、結局一人しか産まなかった。
本人は兄弟が欲しかったのかもしれないけど、私の子はこの子しかいない、と思うことでどんな感情も乗り越えていけてる気がするので、よかったのかな。
いろいろ考えさせられる一冊。