読む日々

テーマばらばらの読書日記

家康の子

2013-07-30 | 
植松三十里「家康の子」


徳川家康の次男、結城秀康の生涯。

この方の歴史物は解釈が優しくて好きです。今回も、あまりメジャーとは言えない結城秀康を、生まれおちた状況などからとても自然な流れで、生涯を描ききってます。

かなり泣けました。

家康から疎まれていた、というイメージが強かったけど、その認識は完全に覆りました。家康の幼少時代と似た環境にあり、忍耐を身につけた武将のすごさ。兄 信康の、「父に逆らってはいけない」との遺言を守り、さらにそれを乗り越えて確固たる立場を築いたのに、若くして病にたおれた痛ましさに号泣でした。

派生して、息子や孫達、越前騒動などの話しも読みたいような読みたくないような…
越後とも子孫は関係があったんですねぇ。やっぱ読みたいかな。

機会があれば探してみます。

満足度100


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暑い中・・・

2013-07-28 | 雑感
サッカースクールの生徒さん達が集まってする試合の日でした! ブルーのビブスが息子。
ラッキーな事に、息子のクラスは日曜日にあたり、じーちゃんに頼まずに参加できた
が、暑い・・・。

かーさんは、外にでる勇気が出ず、エアコンかけっ放しで車内から見学。
しかも後半はすっかり眠っちゃって、閉会式見れなかった

楽しかったそうです!よかった、よかった。

明日から3日間は、じーちゃんに頼んで、昼間はスクールです。
来週は4日間のキャンプ。

勉強、大丈夫ですか???

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野菜消化メニュー

2013-07-27 | 雑感
有難いことに、実家の母が自分の実家の畑で野菜を作ってくれてます。

で、夏野菜というのは、とにかく採れる時は大量。そして時期も一気。
先週もらった野菜を食べきらないうちに、昨日また大量に届いた・・・。

有難いんですけどね。三人家族で食べきるのは大変

で、今日の夕食は

・昨日夜中にまとめて作ったおばけきゅうりを使ったきゅうりの醤油漬。きゅうり3kg分。

・おばけきゅうりの皮をむいて、中華スープで煮て、片栗粉で綴じた煮物。冷やして食べる。

・茄子とピーマンの天麩羅・大量。

・枝豆1kg。あと1kgあるけど。

・茄子と夏キャベツのみそ汁。

動物性の食べ物は明太子だけ。あー、お腹いっぱい。

煮物も漬物もまだまだもちそう。
トマトとインゲンも大量なんだけど、どうしようかなあ・・贅沢な悩みだわ

ドーナツ

2013-07-27 | 雑感
ミスドでお買いもの。

カルピスソーダ味と、桃味の生ポンデリング。




カルピスの方は、ソーダ味のフィリングが爽やかで、中にはまさに「カルピス」味のクリームが。
とっっても美味しかったです。


桃味の方は・・・
うーーん、モチモチの生地に妙に弾力のある桃ゼリーが載ってますが・・
もう食べなくていいかな


千鳥舞う

2013-07-27 | 
葉室麟「千鳥舞う」


新聞小説以来、すっかりファンになった葉室麟さん。
また見つけたので借りてみた。

博多八景を描くよう依頼された女絵師・里緒。
彼女は数年前、江戸から来た絵師と惹かれあい、彼は江戸で離縁して3年後に戻ってくると約束していた。

時が来ても気配がなく、諦めていた里緒だけど、1枚の絵を描くたびに、様々な人の生きざまと関わり、「幸せってなんだろう」と考えながら、彼を待つ気持ちが再び芽生える。

そして人とのかかわりの中から、彼の今の状況がわかり始め・・


あぁ・・ハッピーエンドがよかったんだけど。
ある意味ではハッピーエンドだし、彼も必死で里緒との約束を守ろうとしたんだけど・・。この時代、独身同士でない恋愛は難しすぎますねぇ。

でもそもそも結婚が自分の意思とはかけ離れたケースが多かったですからね。その後運命を感じる人と巡り合っても仕方ないような気もします。

里緒と彼も、彼の妻が後に語ったところによれば、
夫に好きな人ができたから離縁してくれ、と言われているのではなく、大切に思える絵について語り合え、同じ道を共に歩める人と出会ってしまったからなんだ、とわかっていた。だからこそ、どれだけ自分が努力しても敵わないし、それが許せなかった、と。

同じ目的をもつもの同士の絆って強いですよね。そんな人とスムーズにであえて家族に慣れれば一番いいんでしょうが・・。
まあ、うちみたいに得手不得手が真逆なケースも、チームとしてはいい気がしますが。

里緒の内面がもっと掘り下げられてたらな、と思いました。
男性が主人公の方がいいのかも、葉室さん。

満足度85

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