読む日々

テーマばらばらの読書日記

3周年

2013-04-29 | 雑感
ブログ開設から3年経ちました


早いなあ、よく続いたな、というのが感想。
さすがに読んだ本すべては覚えていられないので、ここに記録してある、というのは自分にとっても貴重です。
たまに読み返してます


さて今日はとてもいいお天気なので、またもや阿賀野川沿いをフラフラと
祖母の家の付近まで。友達と一緒だったから寄らなかったけど。


のどかな景色


白いチューリップが見えます


こっちは黄色いチューリップのじゅうたん


帰宅したら警察から留守電が

息子、地元の祭りで財布を落としたらしい
かけ直してすぐ取りに行ってきました。
留守電聞くまで、落とした事に気づかない、ってどーよ

拾ってくださった方、ありがとうございます。名乗りもされずに立ち去られたとのことで、
この場を借りて御礼申し上げます。

ここ見てるわけないので、本当は新潟日報窓欄にでも投稿すればいいのでしょうが

さくら

2013-04-27 | 雑感
ちょっと、メールで無視されるという事が何度か続き、さすがに落ち込んでしまっていた私に、息子がさくらの花を持ってきてくれました。


花1個、というところに癒された。


今日は息子のメガネ調整しに行き、その帰り道の信号で海を撮影。



街へ出たついでに、昔からあるパン屋さんでお昼も買いました。


ここのクリームパンは母が好きで、子供の頃よく食べた。


落ち込み気味なので、ちょっと懐かしかったり、ちょっと優しい気持ちになったりすると涙腺が


いつまでも落ち込んでいられないので、返事くれない人のアドレスは消去しました。
気持ち切り換えないと

和菓子のアン

2013-04-26 | 
坂本 司「和菓子のアン」


高校卒業しても何もやりたいことがみつからなかった杏子が、たまたま立ち寄った百貨店の中の和菓子屋でバイトを始める。

そこで一緒に働く、個性的で素敵な同僚達と、様々な想いを抱えたお客様とのやり取りのなかで、小さなミステリーが浮かんで、そしてその謎が解けていく、美味しくてためになって楽しい物語。

上司から借りたんだけと、かなり面白かった!続編も月刊誌で発表されたらしいから、本で出てるなら読みたいなぁ。

主人公のアンこと杏子のキャラが可愛い。イケメン同僚の立花の女子キャラも、女子大生桜井のヤンキーキャラも、美人店長、椿のギャンブラーキャラも全部いい。

満足度100

生きるぼくら

2013-04-25 | 
原田マハ「生きるぼくら」



中高校時代の壮絶なイジメ体験から引きこもりになった24歳の「人生」。
限界を感じた母は置き手紙をしていなくなる。

母が残した、ずっと会っていなかった父方のの祖母からの年賀状を見た人生はいてもたってもいられず、祖母の住む蓼科へ。
そこには、父が再婚した相手の連れ子である、21歳の「つぼみ」が同居していた。



いやあ、これもう、大感動!!!!!
引きこもりの青年と、対人恐怖症の若い女の子と、認知症の祖母が、特殊な田んぼでの米作りを通し、
近隣の人達にも支えられ、大きく成長していく物語。

昔ながらの米作の様子もわかりやすく表現されていて、幼い頃、母の実家方の稲刈りへ行った思い出がよみがえってきた。
稲架掛けとか懐かしい。

そして全編通してのテーマが「おにぎり」。私も、農作業の手伝いで母の実家へ行った際、作業の邪魔になるから、と私より年下の親族一同を、耳の不自由なうちの祖母がまとめて面倒みていた際、大量のおにぎりをおさらにテンコ盛りにしてくれたのがすごく美味しかった。

自分の幼少期とも様々重なるから余計感動したのかもだけど、祖母や父母の愛の深さ、大きさにもじーんときたし、
自然が人を癒す力の凄さも、くさくなく、すんなり受け入れられました。

もう物凄くオススメです。

満足度500
いや、青天井

柿のへた

2013-04-23 | 
梶よう子「柿のへた」



江戸時代中期。幕府の御薬園に勤務する同心、水上草介、通称「水草」が、植物の知識を活かして、ちょっとした事件やトラブルを解決していく連作短編。


御薬園を任されいる芥川家の、男勝りな娘、千歳との恋もうっすら進行中なので、続編もあるのかな、
とにかく面白かったです。

ただ、この方の本は、長編がいいかもなあ。

ひとつひとつのお話は、きっちり起承転結があり、読みやすく、いい感じではありますが、もっと読みたい!!という後味。
まふそれだけ面白いのですが。

満足度95