読む日々

テーマばらばらの読書日記

カルテット

2017-03-22 | 映画・ドラマ
TBSドラマ「カルテット」


昨夜最終回。
全話、当日に観ました‼

最初から、会話の妙、出演してる俳優さんたちのうまさにノックアウトされ、毎週末楽しみにしてました。

最初は、出逢い。翌週からメンバー1人ずつの過去が描かれ。
同時に、松たか子演じる真紀さんの、夫殺しの疑いが挟まれ。

ただの失踪だったんだ、とホッとしつつ、夫婦が壊れていく怖さを目の当たりにし、やれやれ、って所でまさかの真紀さん、戸籍売買疑惑。

真紀さんの過去が暴かれるなかで、家族が欲しかった真紀さんの想いに気づいて号泣する元夫。

警察へ出頭して、いろんな疑問や何かがわかるのかと思いきやそこは描かれず、1年後にほかの3人が真紀さんを迎え入れて新たな四人の旅立ちまでが描かれた最終回。

そうきたか!

景色もきれい、演者も達者。ストーリーも面白く芸が細かくて。

録画した全話、取っておけばよかった。


久々、嵌まりに嵌まったドラマでした!

三連休

2017-03-21 | 雑感
お天気に恵まれた三連休。

息子は部活、部活、部活。
母は

初日、小学校時代の友達たちと飲み会。


歩いて繁華街へ。なんと45分(笑)
駆けつけ一杯したら倒れそうなのでまず烏龍茶。せっかくの餃子なのに。


二次会(てか、こっちが本来的の目的だけど)

バンドつきの飲み屋さん。なんていうジャンル?
間もなく閉店。それまでにもう一度行きたいね、と、みんな。

おじちゃんおばちゃんになって、こんなに皆と楽しめる時代が来ようとは!


日曜日、写真はないけど長岡へ。

月曜日は

信濃川やすらぎ堤

メディアシップの東北物産展みたいなところ覗いてお買い物



20階の展望室から市内を一望。

遠征から帰ってくる息子を学校まで出迎えて連休終了!

さぁ仕事(^o^;)

ラストレシピ麒麟の舌の記憶

2017-03-17 | 小説・現代
「ラストレシピ」田中経一



友達に勧められ購入。
別な友達から誕生日に図書券とブックカバー貰っていたし^_^


で!
帯の通り
極上の料理☓驚愕のミステリー

でした。

人生の最期に食べたい料理を作って食べさす「最期の料理人」充が、中国共産党料理界の重鎮、楊清明の依頼で、太平洋戦争集結の時に散逸した、自身と、宮内庁料理人だった山形直太朗が満州の地で作り上げたレシピを捜してほしいとの依頼を受ける。

1930、40年代と現代が交互に描かれ、レシピ探しと共にいろんな過去が浮かびあがり、最後は驚きの結末。

手に汗握る展開と、ビックリしたけど納得のラスト。

最後泣いちゃった。

戦争の悲惨と関東軍のいやらしさ、に読んでて気持ちが落ち込む場面も。

けれど戦中戦後の悲惨とが描かれてこその物語だなぁ、と。


二宮和也主演にて映画化とのこと。

結末はネタバレになるから書かないけれど  

麒麟の舌の記憶

という副題に総てが込められています。


満足度100

旅猫リポート映画化

2017-03-08 | 雑感
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000152-spnannex-ent&pos=1


なんと!これは楽しみ。
有川浩さんの「旅猫リポート」

http://blog.goo.ne.jp/dingo468tm/e/111cfe7dc9a3354dd87c1a292565cef7が映画化。

涙腺崩壊確実なこの小説。主人公役にこれまたピッタリではないですか!!

子ども時代は子役を使うだろうけど、高校生の「ヨシミネ編」は、福士蒼汰くんが制服着るのかな。

大人と高校生、両方演じられるギリギリが福士くんなのかも。

絶対に観に行くぞ~。


羊と鋼の森

2017-03-07 | 小説・現代
「羊と鋼の森」宮下奈都



久々に本の記事!!

友達が、「面白かった〜」と教えてくれて、ん?どこかで聞いたタイトル?と思ったら、山﨑賢人主演で映画化される原作じゃん!

慌ててAmazonから中古探して購入。

主人公の外村くんを賢人くん、外村くんが調律師を目指すキッカケとなった大先輩、板鳥さんを三浦友和さん、に、脳内で置き換えて読んでしまった。

高校の体育館のピアノを調律に来た板鳥を、担任に頼まれたまたま案内した外村は、板鳥が調律して叩いた鍵盤の音に魅せられ、調律師を目指す。

地元の楽器店に無事に就職し、板鳥はもちろん、もっと歳の近い先輩達について回りながら仕事に邁進していく。

とある家の双子の姉妹。華やかな演奏の妹と、静かな音を出す姉。外村だけは、いっぺんで姉の出す音に惹かれる。

あくまでも、人ではなく音に惹かれる。

あることをきっかけに双子の役割が変わっていく。それを支えたいと願う外村。

山育ちの外村でしか掴めない何か。その何かを感じて選考試験で推してくれたのは板鳥だったと最後で明かされる。


泣きっぱなし。ストーリーに泣くわけではない。なんだろう、底を流れているもの、人生は誰にとっても素晴らしい、なんだってその人を形作るのに役立っている、という感覚。そして、外村という人の全てに惹かれるというか。 
本の中で彼を表す言葉としていくつかあった。
こだわりがなく、
まっとうに育った素直な人、
どんなことも無駄はない、と飄々と言える人。
弟への少しだけ妬ましい思いを、森の中を一人で歩いてるときだけはゆるされている、と感じる人。

これは映画化が楽しみすぎる。
外村の単純なようで複雑な内面を、賢人くんがどう演じるのか❓

役になりきれる人だから、演じようと思わずともしっかり外村になるんだろうな、とは思うけど。

本自体、本当に面白いので、たくさんの人に読んでもらいたいな♪

満足度500くらい。