今年の春はいつもの年と違って
庭の植物のうち、
「グミ」
がたくさん実をつけた。
これは絵にも描けそうやなあ。
昨年植えたときに
実はつかなかったのに、
今年はかなりたくさんの量の実がなり
これは食べるのがたのしみだなあと
実が色づくのをまっていた。
木にはとげがありそれを
「グイ」といい「ミ」がなることで
「グイミ」といわれ、
そこから「グミ」という名になった
といわれている植物なのだ。
そのグミが先日、
ついに色づき始め収穫の時を迎えたのだった。
まずは試しに1個を手に取り、
食べてみた。
「うひゃ~」!
こ、これはたまらずすっぱい。
顔がくちゃくちゃになるほどだ。
もう前からやけど・・・
さらにしわくちゃにしてくれる。
これがねえ、逆にしわが伸びる
のだったらいいのにねえ。
化粧品会社に飛ぶように売れるかも。
でも、もしかしたら
手に取った1個が
特別変異の強烈スッパ変性グミ
だったかもしれないので、
試しにもう1個とってみた。
洗って口に入れると、
まあ、これは2個目なので
すっぱさにも慣れてはおり、
1個目ほどではなかったのだが
やはり、慣れていないと酸っぱい。
だからさあ、このまま果実で食べるのは
ミセスも無理だと思ったのだろう、
あきらめてグミジャムを
作ってみることにした。
イチゴジャムと同じように炊き、
砂糖を加えて入れる。
すると、こんなジャムになったのだ。
これはできたものの1部。
まずはこれをヨーグルトにまぶしてみた。
むむ~、まだ若干酸っぱいが
「なま」ほどでは全然ない。
それに程よいグミの味がついて
いいではないか。
これは正解でした。
こんな形で来年の実も
楽しむことにしよう。
来年なったらもっと実が
つくかもしれないしね。
それにこのグミは、
挿し木、取り木、接ぎ木などでも
簡単に増えるらしいから、
若干、御坊の無人実家の庭に
突き刺しておこうかなあ。
と考えている。
もしかしたらこの実家も
売れなければdoironの
創作の場に変えていくかも
しれないので、
その時のためにフキノトウ、
ムカゴ、カキのほかにも
楽しみを増やしておいてやるかねえ。
そんな新たな収穫に
ウヒッと喜んでいる
doironなのであった。