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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

すすき旅 生石高原2

2019年12月06日 20時50分04秒 | ウォーキング

大集団をやり過ごして、
すぐに前方にすすきの草原が広がりました。



ここ生石高原では
すすきの保全のためにと
毎年春に山焼きをしているそうですが、



今年は風が強く中止だったようです。
でもいいですねえ。
しっかりとしたススキの景色です。

で、ここでひとつ問い合わせがありました。

「生石高原」て名前は何?

という知り合いの
問い合わせです。
ああ、そうですねえ、
ちゃんと書かないとね。

これは「おじさんこうげん」と読みます。

うそうそ

「おいしこうげん」と読みます。

紀美野町と有田川町にまたがる
県立自然公園です。
名前の由来は、この山の中腹にある
有田川町の神社の祭神が
大きな岩によるというところから
つけられたといわれています。

遠くにすすきの間を縫って
登る道のある山が見えていますねえ。



あれが標高870mで
生石高原の主峰である「生石ケ峰」です。

ここには和歌山にある
一等三角点13個のうちの
ひとつがあるんです。
今日はあの山目指して
歩いていきましょう。

まずはこの高原の名所のひとつ
「傘岩」を目指します。

ふと後ろを振り返ると、



見えているのは有田や
海南の方かなあ。
遠くには海も見えているし、
見晴らしがよければ
四国の方も見えるそうです。

さすがに一等三角点の山ですねえ。
見晴らしが抜群です。

傘岩の所には石の階段が付いていて、
登りきると社殿があります。



弘法大師と書かれていますねえ。
きっと高野山の方も
見えているのでしょう。

そこからもう少し石で
不安定な道を進んでいくと
傘岩の上に出ていきます。

これが傘岩の遠景です。



あとで見てたら、ツアーで来ていた
観光客がこの岩の上を
滑り台のようにして
下っていましたねえ。
あれはちょっと危ないですねえ。
添乗員さんもはらはらでしょう。

ちゃんと傘岩から下って
しばらく行くと、草原の上に
ドーンと出ている見晴らしの
よさそうな岩がありましたので、



タイマー撮影です。



う~ん、なんかあわててたら
岩の向こうに落ちそうですねえ。

タイマーもどうせ自動で
設定できるなら20秒くらいまで
設定できたらいいのにねえ。

そこからしばらく行くと、
あ、すすきの合間に花が咲いていますよ。



リンドウです。



茶色い景色の中に鮮やかな
青というか紫の花を咲かせています。
よく知られた名前の花ですが、
自然の中で見かけたら
鮮やかできれいですねえ。

この地点から結構
咲いているのを見かけました。

すこし遠回りしながら、
草原の淵の山道を進んでいきますと、
アキノキリンソウや



アザミも咲いています。



このアザミはヨシノアザミのようですねえ。
そんな足元を見ながら、
最後にこんな登り道を登ったら、
「生石ケ峰」の山頂に出ます。



ああ、またまたここは景色がいいですねえ。
紀伊半島の山々もよく見えています。

そしてこれが一等三角点ですね。



さほどしっかりと
保護されているわけでは
ないですねえ。
でも一等と名乗っているのですから、
埋められた深さなんかも
規定通りなんでしょう。

大切な三角点です。

思わず手を合わせておがんでしまいましたね。

遠くの景色を眺めながら、
目標を達成したら
さあ降りてゆきましょう。

下り道の途中にある松の
木の下にあるベンチで
昼食を食べました。



サービスエリアで買った
柿の葉寿司と持ち込んできた味噌汁です。
秋の山焼きにならないように
注意しながら火をたきましたよ。

あ~おいしいです。

柿の葉寿司ってたまに
食べたくなりますよねえ。
あたり一帯のすすきを眺めながら
おいしくいただきました。

なんでもここの草原は
東京ドーム3個分くらいの
広さがあるそうです。



さあ、これでもう今年の
すすき旅は終わりですねえ。
どこも楽しかったです。

来年は砥峰高原でも行こうかなあ
なんて考えながら、
帰宅途中においしい
有田ミカンを買って帰宅。

すすきを満喫した歩き旅でした。



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