今年の秋には、曽爾高原や
青山高原を歩いてきました。
いやあ、よかったですねえ。
全然派手さのない花だけど
すすきは見ていてなんか安らぎます。
木々の紅葉にはまだ早いけど、
間もなくやってくる季節の
予感をはらんで草原で
そよいでいたりします。
それによく見ると
なんてこともない景色なんですが、
じっくり見ると思わぬ花が
咲いていたり、すごい
光景があったりします。
曽爾高原ではナンバンギセルや
サワギキョウが咲いていましたねえ。
青山高原では吹きすさぶ秋風の中で、
風力発電が何基も何基も
ぐんぐん回っていました。
ああ、なんか地球の力を感じましたねえ。
じゃあ、もう一か所どこか
ほかに行くところがないか考えてみました。
以前すすき旅で出かけたところは
「砥峰高原」がありましたが、
これはちょっと遠いですねえ。
かといって岩湧山は近すぎるし
とか考えていて、ふと思い立ったのが
「生石高原」です。
以前に行った時はドライブみたいな
感じで行っただけでしたが、
あの時遠くの方の山に見えていた
草原道を歩いていないなあと思いだしたので、
ではそこへ行ってみようと考えたのです。
奇しくもジダンがそこの
トレイルランに行くちょっと前の
ことでした。
では車に乗って出発しましょう。
和歌山への高速道路は
熊野古道を歩いている頃は
よく利用した道路なのですが、
最近は大辺路を歩き始めて
少し止まっているので、
久しぶりに来たぞっていう感じがします。
途中のSAで昼ごはんに
柿の葉寿司を買って、
海南東で降りて進んでいきます。
一般道でも道路標示は
結構しっかりあるので
行きやすいかと思います。
まあこっちはナビに誘導されて
走っているんですけどね。
ずっと以前にここに来た時は、
彼岸花が咲いている頃でしたが、
今年はその時よりは
少し遅い感じですね。
時期的には立冬の日でした。
途中のお店なんかでは
ミカンがしっかり出回っていますねえ。
JAの販売店なんかは
とってもにぎわっている様子です。
トイレに立ち寄ってみてみると、
多くのお客さんでにぎわっていました。
これは帰りに寄らないと
いけませんね。
そしてこのあたりから道は
山の中に入っていきます。
ああ、でも新しい車は
結構な上り坂もストレスなく
ぐいぐいと馬力で登っていきますねえ。
遊び中心で買った車なので
正解でしたねえ。
でも、こんな山道を元気なころなら
自転車で登ったのになあ。
なんて思いながら
ようやく生石高原の
駐車場に到着です。
ここは結構広い駐車場で
料金は無料です。
山からの落石に備えて、
都合のいい場所に停車します。
そして、帽子、リュック、
靴と山用の装備に
軽くしかえて登ってゆきます。
もう駐車場からは
たくさんのすすきが見えていますが、
ウヒャーこれがススキの野原かあ
と早く見晴らしたいものです。
そうそうここはキャンプ場も
あるんですねえ。
歩いていてそんな案内が
あちこちにあります。
こどもが小さい頃は
よくキャンプに行きましたねえ。
あんな時のことは覚えているのかなあ。
もし覚えてて孫を連れて
キャンプに行くなら
ついていくのになあなんて考えつつ、
すすきに囲まれた山道を
ナンバンギセルなんか
ないかなあとか思いながら
登っていきます。
実はここに来る前に
ネットで生石高原の植物を
調べて見ましたら、
たしかにここにもナンバンギセルは
あるようです。
でも、この日は
見つかりませんでしたねえ。
もう季節は過ぎているのでしょう。
ほかにも、キキョウやオミナエシ、
コオニユリなんかもあるはずでしたが、
そんな姿は見つかりません。
遅くとも10月最初くらいには
来ないといけませんね。
そこへ、前方から大集団が歩いてきます。
遠くを見ると観光バスの駐車場もあり
2台のバスが止まっていました。
ツアーなんかもあるのですかねえ。
続く
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