ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

菊ちゃん、おめでとう

2016年01月25日 21時01分30秒 | スポーツ全般

琴奨菊。



いやあ、よかったよかった。
大相撲本場所の優勝となると
日本人力士で10年ぶりともいうが、
それはまた別の話で、
doironは何よりも琴奨菊の優勝がうれしかった。

大相撲が大阪で開催される春場所。

各相撲の一族があちこちに部屋を作ります。
琴奨菊の佐渡ケ嶽部屋はその時、
松原で部屋を張るのです。

そのころはよく取材に行きました。

当時は「琴欧州」が最高位だったので、
その取材だったけど、
部屋に行くたびに
「菊ちゃん(彼は地元の人たちにこう呼ばれていた)は
人柄もよく、子どもにも人気なので、
彼の取材を頑張ってやってくれよ」と、
地元世話役のおじさんに言われたりした。

それ以後の職場替えで
そんな取材の立場を外れても、
佐渡ケ嶽部屋の力士たちは
いつも本番時の気になるメンバーだった。

しかし、あの八百長問題、
琴欧州の引退を経て、
もう今となっては一番気になっていたのが
「琴奨菊」のみだった。

しかし、かれも故障や不調で、
いつも負け越し寸前での相撲が多く、
やきもきしながら見ていたものだ。

カド番も何度か乗り越えて、
勝ちが進んでくると、
毎回今回こそはと祈りつつ見てしまう。

ところが取り組みが上位の力士とになってくると、
いつも通り案の定負けが続いたりしたもんだ。

ま、今回も最初は調子が良かったので、
ああ、今回はあまりやきもきしないで
済むかなあと思っていたら、
横綱までどんどん破っていくではないか。

おお~これは今回すごいぞとおもいつつ、
毎回ジムで自転車こぎながら
彼のルーティンワークからの撮影に
のめりこんでいた。



ああ、詰め所で手を合わしたりするのは、
弱そうに見えるのになあ
と前は思っていたけど、
今はもうそれさえも彼の力を
高めていってるように見えた。

変に見落とすと、
「あれ、今日は合掌忘れてるんじゃないか」
と気になったりしたもんだ。

1敗の相手は豊ノ島で、
彼とは小学生のころからの
相撲仲間であることも初めて知った。

この負けを機会に
あとはまたずるずるかなあと思ったが、
うまく切り替えて立ち直ってきたのが
とても素晴らしかったな。

最後の相撲で買って優勝を決めた時に、
観客席で泣き崩れていた彼の父の姿が、
いまも忘れられません。
琴奨菊と自分の息子と
年が一歳しか違わないもんでね。

春になれば、また彼は松原にやってくるだろう。
多分、そうだと思う。

これでもう従来よりも
取材が一気に多くなるはずである。
そんな中、もう一歩踏み込んで頑張って、
横綱となるための
強さを養っていってほしいものである。

「菊ちゃん。感動したよ!」ありがとう


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