ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ささっと篠山5

2016年09月04日 20時50分44秒 | ウォーキング

市役所の近くには
こんな牡丹鍋の
宿泊所があったりします。



え~っと、牡丹鍋は「しし肉」ですね。

薄く切った身を
ぼたんの花のように
並べていただくわけですね。



年中いただけますが、
大体は10月から3月頃が旬のようです。
イベント見つけて
そのころにやってくるのも
いいかもしれません。

またここでは同じく
栗入りのみそ味という
同じ味付けで、
丹波さんの豚肉をいただくという

「デカンショうどん」



もおすすめだそうです。

まあ、うどんといえば四国。
このちょっと先に泊りで
四国詣でに行きますから、
その時のお楽しみでも
ありますねえ。

あ、ここでちょっと
気になる言葉が出ましたねえ。

「デカンショ」です。

丹波地方で昔からうたわれていた民謡が
変形してこの歌になったといわれています。

ちょっと、その生い立ちを
書いておきましょう。

篠山の城主「青山氏」は教育熱心で、
維新後に私立の中学校を作り
そこの優秀者を東京に
寄宿舎を作って遊学させていました。

その優秀者たちが、
東京で大声でその歌を歌っているのを
聞いた旧制1高の学生らが
それを気に入り、盛んに歌うようになって、
全国に広まっていったといわれているそうです。

その歌が篠山に逆輸入され、
篠山市を代表する民謡になった
といわれています。

では「デカンショ」とは何なのか。

これは「どっこいしょ」がなまったもの、
「出稼ぎしましょ」からきている
などいろいろありますが、
篠山市では
「デカルト」「カント」「ショーペンハウエル」
といった哲学者の名前から
来ていると一般的に言ってるそうです。

うたは

「デカンショ デカンショで
半年暮らすアヨイヨイ 
後の半年寝て暮らす 
ヨオーイ ヨオーイ デッカンショ」
という歌ですが、
いろいろと時勢に合わせた
替え歌なんかも作られます。

マラソンに合わせた
替え歌も作れそうですねえ。

そんなデカンショ祭りが
8月のお盆のころに開かれるみたいで、
doironが行った盆過ぎの頃にも
なんかその名残が
ジンワリと残っているような感じでした。

きっとデカンショうどんも
よく売れたことでしょう。

では、「デカンショ」も
明らかになったところで
進んでいきましょう。

そこからしばらく行くと、
堀を右手にして
左側に空き地が現れます。



これが「東馬出跡地」ですねえ。



城の整備の一つで、
ここに兵馬を繰り出して置き、
いざというときに
ここから打ち出す
かなめになる場所です。

篠山城の周りには、
北、南、東の三か所の出入り口に
この「馬出し口」が
作られていたそうです。
まあまあ言ってみれば
お城の駐車場のようなものですかねえ。

城の周りの道を右に曲がって、



静かな家のたたずみを見ながら



進んでいきますと、
また左側に空き地が見えてきます。



これが南馬出で、
ここもそれとなく残っています。

あ、お堀には魚がいるんですねえ。



こんな魚釣り禁止の看板も
たっています。



そして今度は道をさらに
右に回っていきますと、
そのあたりは静かな通りが
走っています。



「御徒町武家屋敷群」

と言われています。

城を整備したときにこの辺りを、
武士が住む町として
整備したんですねえ。

そんな御徒町の武家屋敷を
整備して作った、
3つ目の見学施設
「安間家史料館」があるので
入ってみましょう。



このとき、たまたま若いアベックが
来ていて、庭を眺めていたのですが、
そんな二人の前で、
「水琴窟」と戯れて



こんな写真を撮って遊んでいたら、



しばらくしたらその二人も
同じようにして遊んで張りましたな。

ああ、doironは背中に
羽の生えた黄金の天使
ではありませんかねえ。



ここにはいろんな資料も
おかれていましたが、





気になったのが
お土産のおもちゃでした。



つづく


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