ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

彫刻見ながらコツコツ歩く4

2016年09月10日 21時36分03秒 | ウォーキング

さて、つぎは「中村晋也」の

「姉妹」という作品です。



後ろが妹で前が姉だそうです。
二人が寄り添い親密で
あたたかな雰囲気を出しているそうです。
はだかでね。

彫刻ってなんでこんなに
「裸婦」が多いのでしょう。
服は飾りだから
そちらに意識を取られてしまうからかなあ。
でもなんかその辺にも
次の新たな世界が広がっていくような
気がするんやけどなあ。

そんなことはもう
考えつくされているのかなあ。

さあ、で、この次がdoironが
今回一番見たかった彫刻です。

「高村光太郎」の「みちのく」です。



高村光太郎は若いころ
はまった作家でしたね。
かれの作品集なんかも買って読みました。

彼の言葉、
「思いものをみんなすてると、
風のように歩けそうです。」

いやあ、本当に風のような
退職人生を送っていきたいですねえ。

この「みちのく」は
十和田湖の自然と
智恵子への愛を
テーマにしているそうですが、
あれ~十和田湖の周りに
こんな銅像なかったかなあ。

この大阪市の取り組みは、
すべて「本物」を並べてあるそうなんだが、
これも本物なんかなあ。

こんな町中に、
だれでも触れそうな感じで
おいてあるって
なんかもったいないような気がしますよねえ。

彫刻の本物って
なにか決まりでもあるのでしょうか?
きっちりまねてあったら、とか
よくわかりませんねえ。

でもまあ、本物と信じて次に行きましょう。

次に続くのが「佐藤敬助」の
「陽光の中で」と、



その次は「朝倉響子」の「ジル」です。



いずれも座っている女性の作品ですが、
男性のは少しはかない女性を



女性のが力強い優雅な女性を表しているようで、
作家の男女差がよくわかる
作品になっているのが面白いですねえ。

そして次の作品が
「フィリップ・キング」の
「火の王NO.1」です。



これははじけてますねえ。



シリーズの中で一番の妖怪度NO.1でもありましたね。

で、ふと思ったのですが、
これらの作品についている
タイトル名を日本語にするのは
むつかしくないのかなあ。

タイトルに秘められた
なにか熱い思いみたいなものも
あるやろうし、
ただ単に直訳はあかんやろなあ。

つぎのが「桜井祐一」の



「若い女」。

ウヒャー、なんかポーズがわけあり風ですねえ。

「アントワーヌ・ブールデル」は



「腕を上げる大きな女」です。

そ、それで思い出しました。
あの三宅さんがリオで
メダルを取った時に
バーベルを持ち上げながら
「やった~」って叫んだのが印象的でしたねえ。

この彫刻は叫んでないけど、
スカートについてるポケットが印象的ですねえ。

携帯が入ってたら面白いんやけどなあ。

これが「淀井敏夫」の



「渚」です。

昭和の大家の一人だそうです。
動物を掘ることが多い作家だそうですが、
ここでは女性のくつろぎが
出ていますねえ。

そして、これが「船越保武」の
「道東の四季 春」です。



実際の釧路にも設置されていますが、
さすがにあちらは北海道。
薄着をまとっているそうです。

これは「フランチェスコ・メッシーナ」の



「ブレンタのヴィーナス」

もともと技量が目立った作家が
技量のすべてを脱ぎ去ったような
老境を漂わしているそうです。

doironのブログや絵も
こうなって老境にまみれて
いくんでしょうかって、
いってもなにも技量はありませんが・・・。

で、ここで一つ気になる
石碑を映しておきましょう。

御堂筋の植え込みの中にある
松尾芭蕉の終焉の地の碑です。



こんな重要な碑なのに、
何の案内もなく、
ちょっと寂しそうでしたねえ。

そしてこれが「オーギュスト・ルノワール」の



「ヴェールを持つヴィーナス」。

ルノワールといえば画家ですよねえ。
でも年老いて絵筆も持てなくなった彼は
彫刻家の協力を得て
彫刻に取り組んだそうです。

さあ、そして最後が、
「リン・チャドウィック」の



「少年と少女」。

この取り組みを紹介するときに
よく出てくる作品です。

具象でも抽象でもある特異な存在だそうです。
足で何となく人かなあと分かりますが
う~ん、理解を超えていますねえ。

この取り組みの作品は
全部で29作だそうですから、
今回は3作を見逃してます。

あきませんねえ。
予習が足りなかったようです。

このあとクリスタ長堀で
途中で待ち合わせた友達と
お茶を飲みながら
コツコツと御堂筋歩行を終えた
夏の終わりの一日でした。

終わり~


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