近江商人にまんまとはめられるの巻
かつての琵琶湖アイアンマンのスイムスタート地点であり、
あの鳥人間コンテストの地である
松原遊泳場の横を進みます。
さすがに湖岸のベンチはおしゃれですな
こんなものでできていました。
すると、今度はアイアンマンの
バイクトランジッションでもあった
旧彦根プリンスホテル、
今は彦根ビューホテルの前を通過します。
そこを過ぎると琵琶湖から吹き付けてくる風は
ますますきつくなってきました。
バイクのハンドルも取られますし、
走っていてもあげた足が
風に流されるほどだったそうです。
一段高くなっているはずの歩道に、
琵琶湖の波が打ち上げている場所もありました。
たしか以前ビワイチ駅伝に出た時に、
この先にある道の駅でエイドを開設してもらったはず。
ビューホテルを過ぎ、
県道25号から引き続いて走ってきた
県道2号と別れてからの琵琶湖沿いだったと思うのですが・・・。
あれ~、確かこのへんにあったのになあ
と思いつつ、それほど離れてはいないだろうことを告げようと
一旦ランの2人と合流しました。
すると、バイクでウロウロしているdoironに比べて、
ランの2人は消耗が激しいようでした。
こんな川や
こんな川の堤防に上がる坂道を
いくつも越えて走ってきた二人でしたからね
「すぐに食べるところがあるて言ったやん」
と文句たらたらです。
これはいかん。
近江商人の陰謀で、
もし道の駅がなくなってたら、
責任を取ってどこかのコンビニにでも
食糧調達に向かわねばなりません。
二人に「偵察に行ってくるわ」と言い残して、
先へ先へと進んでみましたら、
なんと長浜ドームまであと1キロ程度のところまで来て
ようやく道の駅を見つけました。
こんなに遠かったかなあ。
これはやはり近江商人のまやかしにちがいありません。
でも負けていてはいけません。
こちらに向かって走っている二人からは
あと1キロくらいでしょうから
頑張ってもらうよう引き返して伝えました。
「逃げたと思ってたわ」と言われました。
その「道の駅 近江母の郷」に着いた二人とは・・・
視線を合わさないようにしました。
さていよいよ昼食です。
何を食べようかと迷っていると、
琵琶湖からの強風にはためいている幟が目に入りました。
doironの眼に入るくらいですから、
目立っておったわけです。
そこに書かれてあったのが
「フルフルらーめん」という文字でした。
フルとフルで84キロも走りませんが、
やはり名物扱いで近江商人が宣伝しているものですから、
食べることにしましょう。
ちなみに「フルフル」とはフランス語できぬずれの音だそうです。
シルクパウダーが入っていて
体に美味しいというのがウリです。
店に入って、先客が帰ろうとした時に
中学生くらいの男の子が
「ビワイチですか?」と聞いてきましたが、
聞かれたちえちゃんはキョトンとしていました。
そう、彼女はその時まだ
「ビワイチ」という言葉を聞いたことがなかったのです。
doironが横から助け舟を出して
事なきを得ましたが、
彼女は近江商人の陰謀かと思ったとか
思わなかったとか・・・。
それにしても、一見普通の中学生にみえる
華奢な男の子にも
「ビワイチ」という言葉は浸透していたのですね。
きっと近江商人が商売先で
宣伝して広めているのでしょう。
ようやくありつけたとラーメンに
かぶりつこうとしたその時です。
ナルトががとても素敵でした。
ではなくて近江八幡徒歩散策班からメールが入りました。
「これから昼食でーす」と送られてきたメールには
なんとこんな画像が添付されておりました。
向こうもラーメンです。
う~ん、近江商人は最近は
「昼食にラーメンをキャンペーン」を
展開しているようです。
まんまとはめられてしまった我々です。
あれ?よく見ると向こうのラーメンには、
生ビールがついているではないですか。
しかも一気にグイッといった感じです。
それならこちらも負けじと探しましたが、
さすがは道の駅。
近江商人の陰謀で
缶ビールさえ売っていませんでした。ぐすん
こうなったら帰路のどこかで
必ずビールをしようと
固く誓い合ったdoironとジダンでしたが、
これもまた近江商人の陰謀との
聖なる戦いとなる誓いだったのでした。
続く
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