夏場になると、
高齢者には暑さが身体に堪えるようで、
4人の親が全員変調をきたしている。
実父は体調不良からくる発熱で、
あまりに高熱が続くので
病院に行くと入院となった。
しばらくは抗生剤を投与しつつ、
様子観察をするとのこと。
入院となると、
家にいるよりは安心なので、
これはまあひとつ解決だ。
加えて担当の看護師が
よそで働いている
知り合いの看護師の友達という
奇遇な巡りあわせ。
施設にいる母親は、
近頃異常に眠るのだそうだ。
これはまあ、
さすがにdoironの母親らしい状況といえば状況だ。
かつてあのきんさんぎんさんも
二日寝て二日起きるだったっけ?
そんな風に齢を取ってくると、
体内時計の針の進みが遅くなるのかもねえ。
そして義母は相変わらずマイペースで、
ヘルパーさんをフル活用しながら、
掃除・洗濯・買物をこなしてもらい、
たまにこちらの好物の食事を作って
取りに呼ばれたりしている。
doiron家はもう総力戦で
日々を戦っているのだ。
そしてその義母のところへ
ミセスdoironはせっせと
話し相手に出かけている。
義父はこれまた施設に入所しているが、
近頃、不穏が突発し、
携帯電話で呼び出しの頻コールがあったりし、
それをいさめるための電話応対に忙しい。
そこへ持ってきて、
愛犬が不調でおしっこをあちこちまき散らかしたり、
玄関先の土間の冷たいのがいいらしく
ドッテリと寝込んでしまって動かない。
従って、うちらは八面六臂の活躍をしているわけだ。
ちなみに八面六臂の、
「臂」とは肘のことで、
3つの顔と6本の手を持つ
阿修羅像の三面六臂の姿から来ている言葉なんですね。
まあ、それはよいとして、
その八面六臂の片割れミセスdoironも
夏の疲れ及び
夜中にごそごそ起きて
オリンピックを見ているdoironに
覚醒を余儀なくされているということもあって、
最近変調をきたしている。
夏風邪かねえ。
てな具合に、あっちもこっちも
「介護」とまではいかないけど、
「介在」を求められているんだよね。
とまあいろいろとあるけど、
へこたれずに、
”介”の字を念頭に
かいがいしく動きながら
いただいた命が少しでも
役立つようにがんばるほかあるまいて。
木曜日はエイの日なのだが、
昨日はその前に寄り合いの打ち合わせがあった。
集合時間ぎりぎりまで打合せをし、
そこに来ていた人の
帰りの車でエイの近くまで送っていただいた。
いつもならチャリンコで行くのですが、
時間がなかったのでそうしたわけです。
従って、帰りは徒歩ということになる。
だいたいゆっくり歩いて
15分くらいの距離だ。
適度に飲んで、いい気分で
「夏の暑さもピークを過ぎたかな」
と思いながら歩いていると、
急におしっこがしたくなってきた。
近頃はねえ、飲むと近くなるんだよね。
それに齢をとってくると、
それは急に訪れる。
酔っていることも手伝って、
人けのない田んぼ道にかかったときに、
ぼちぼち育ち始めた水田のふちの溝に、
「肥料、肥料」と言いながら放出したその時だ。
それまでざわざわという
サトウキビ・・・じゃなかった
青い稲穂を渡る風の音しか
聞こえていなかったのに、
ちょろちょろおしっこの音がし始めると、
田んぼの中でカエルが、
「ゲコッ・・・・ゲコゲコ・・・ゲコゲコゲコ・・ゲコゲコゲコゲコー」
と鳴き始めた。
数秒の間にカエルの大合唱となったではないか。
そして、おしっこが終わると
「ゲコゲコゲコ・・ゲコゲコ・・・・ゲコッ・・・・・・ゲ・・・ざわわ」
とまた再び田園地帯に静寂が訪れた。
カエルって雨降りによく鳴いてたりするから、
doironのおしっこを雨音と勘違いしたんやね。
てことは、カエルは雨を音で聞いてるんですね。
これは、もしかしたら
アッテンボローも、いやダーウィンさえも知らなかった
新しい学説かも。
ニュートンがリンゴが落ちるのを見て
重力を発見したように、
doironは立ちションで
大自然とカエルの関係を発見したことになるのか。
う~ん、あんましカッコよくない。
え~っと
時節柄、オリンピックの話題を一つ。
男子サッカー
女子バレーボール
これらはいずれも準決勝で負け
三位決定戦に臨むのだが
相手がいずれも
K国
これは負けられない。
NO田総理大臣も
竹島に上陸して
李大〇領と
レスリングで勝負してもらおうじゃないか。
それにしても不可解な上陸じゃな。
あれ?オリンピックの話題じゃなかった。
昨日から女子レスリングが始まっている。
この種目を見るのはオリンピックごとぐらいなので、
見るたびに、
「ああ~こんなルールだったかな」
などと記憶をたどりながら見ている。
たしか、選手が胸の中に
ハンカチを忍ばせておくというのも、
聞いたような記憶がある。
後ろに回ったら1点。
ローリングで何点。
あっ、そうか6点取ったらフォール勝ちやったけ。
などとぶつぶつ言いながら
見ているわけだ。
柔道の試合に比べたら、
レスリングの審判は毅然としているよなあ。
選手が相手の持ってはいけない手を持ってたら、
横からバシッとはらったりしているのを
何度も見たし、
選手同士が仕切り合う時に、
お互いの立ち位置が離れていたら、
腕を持って強引に寄せていたりもしていた。
そうそう、試合開始時に
それぞれのシングレットや
髪の毛の中を点検している。
「あれは何してるの」
とミセスdoironが聞くので、
「あれはねえ、凶器の栓抜きを
隠し持っていないか点検してるねん」
と言ってやったら、無視された。
とまあ、
いろいろと試合以外にも見所がある。
そして試合となると、
これが柔道にもまして
見ている方の身体に力が入る。
相手の攻めを思わずこらえすぎて、
血管が切れた
なんて人もいるかもしれない。
そういうときには、
アルソックを呼べばいい・・・
ちゃうちゃう、
救急車を呼んでください。
初日の試合もどんどん佳境に入ってきて、
さあていよいよ決勝だ
と思っていたらなかなか始まらない。
ネットを見ると、
決勝は3時間以上後となっていたので
これは待ってられんと、
開始時間を自分の体内時計に言い聞かせ、
即、布団に入った。
こういうときに、
睡眠ぐが得意だといいなあ。
と、先日は思っていたのだが、
近頃は体内に微妙に蓄積している
慢性の睡眠不足が、
その体内時計を狂わしたようだ。
昨夜は、目が覚めるごとに、
決勝の試合が終わってしまっていた。
残念!
2回戦分のハラハラドキドキを
損した気分だ。
オリンピックも残りあとわずか。
終盤に差しかかっている。
そんなオリンピックが終わったら、
今度はパラリンピックと続く。
そうしてようやく、今年の五輪の夏が終わるのだ~。
今日は休みであった。
平日に休みというのに
近頃はだいぶ慣れてきた。
早朝の散歩をしながら
日中の暑気を想像する。
今日も暑くなりそうだ。
散歩コースのそばには
子供の頃によく遊んだ神社の境内がある。
夏休みと言えば
「涼しいうちに勉強しなさい」と言われたが
そんなことは無視して
神社でのラジオ体操のあと
セミ取り、ビー玉、おにごっこ
と遊びまくり、
ようやく家に帰ってきたもんだ。
クーラーなんてない時代だったから
涼しいうちに勉強してたら
もっとエラくなってたかもなあ。
でもまあ、満足の人生だからいいけどね・・・
散歩から帰ってから
涼しいうちに、アトリエに向かった
doiron画伯であった。
今日は、この夏皆生に行った時の
記録に基づいて
海の絵を描こうと机に向かった。
もちろん、クーラーは入れてやけどね・・・
海の絵というのは難しい。
描きだしたら、なかなかイメージ通りには描けない。
絵も文章もそうやな
ある程度、きっちりイメージを
自分の中で固めておかないと
流れのままにかいても
なかなかイメージを形にしにくいもんだ。
別の紙に、いろいろとタッチを
試しに描いてみてから
よし、これでいこうと
スケッチブックに向かい
描き始めた。
たしかあの時は堤防に
波が打ち上げていたよなあ。
遠くの海に続く山並に
風力発電の羽根が回ってたなあ。
と思いだしながら
描いた絵がこれ。
鉛筆と水彩クレヨンと
水彩絵の具で描きました。
どうです?
「砂浜を裸足でペタペタ歩きたくなった人」
は手を挙げて。
よしよし3人はいたな。
では、
「浅瀬でイソギンチャクとたわむれたくなった人は?」
え~、一人だけですかあ。
だったら
「ウェットを着て、思いっきり泳ぎたくなった人」・・
もういい?
スンマソ
いつもなら、描画の締めくくりは
文章を入れて
花押をペタンと押すのですが
今回は、最初にイメージしていたのが
洋画風でしたので
計画どおりに右下に
アルファベットで
doironとサインを入れておきました。
そうして涼しいうちに
創作活動にいそしんだdoiron。
午後からは
知り合いのお見舞いにいきました。
ここで起こった出来事は・・・
面白すぎて書けません。くっくっ
知りたい人は
直接お話しします~。
その後はジムに行き
たっぷりのウエイトと
トレッドミルラン。
そして今は、ブログしながら
チューハイ飲みながら
レスリング見てます。
なかなか優雅な一日でしょ。
これもみんな朝のうちに
頑張ったおかげです。
やっぱり、夏は
涼しいうちに机に向かうのがいいようです。
我ながらすごいなあと思うのは、
目覚まし時計がなくても
ぴたっとなでしこのキックオフにあわせて目覚め、
試合終了と共に何事もなかったように
コテンと眠りに落ちた。
これにより、約二時間の覚醒があったので、
起床時にはどことなく睡眠不足感は否めない。
そんなdoironのことは、
まあどうでもよい。
やったー
なでしこが見事強豪フランスを破り
決勝進出である。
トレビアーンなのである。
覚醒時の記憶はこうだ。
最初は両者ともこう着状態。
一進一退の攻防が続くも、
若干フランスのシュート数が
日本をしのいで入るようだったが、
両者とも身体を張ったディフェンスを見せ、
得点のないまま30分くらいが過ぎた。
試合が動いたのは、その時だ。
宮間のフリーキックを
キーパーがファンブルし、
それを、たまにそっくりな大儀見(旧姓:永里)が
相手ゴールに押し込んで、
日本が1点を先制した。
これでフランスチームの形相が一変した。
そこから試合は、
ほとんど日本チームのエリアで展開された。
そして後半に入りほどなく、
またもや宮間のフリーキックを
今度は阪口がヘッドで押し込んで2点目。
これで勝利がぐっと近づいたように見えたが、
そこからのフランスの猛攻がすごかった。
こちらはもうはらはらどきどき。
試合後、会場に駆けつけた
母親が澤選手に
「はらはらどきどきだよ~」というと
澤は「それはこっち」だと言ってたな。
後半30分過ぎに
ついにフランスに鮮やかな1点を決められた。
これはやばいぞと思った直後、
なんと今度はPKを取られてしまった。
これは絶体絶命。
「オーマイガー」は
フランス語でなんて言うんだっけ。
などと考えながら
固唾を呑んで見守っていた。
そしたらどうだ。まるで「はずせ、はずせ、とめろ、とめろ」
というdoironの念力が通じたように、
相手のPKはゴールの枠をはずれた。
「よっしゃー、トレビア~ン(こればっかり)」
なでしこのディフェンスと
doironの念力で
ついに念願のオリンピックメダル確定である。
そのときは涙を流して喜んでいたが
選手たちはすぐに切り替え、
まだ金メダルじゃないぞ
みたいに気を引き締めているのがよかったな。
W杯を制した自信がそうさせるのじゃろうて。
試合が終わって、
次はもうひとつの準決勝。
アメリカVSカナダの試合があったが、
そこまでは付き合ってられん。
即、寝ちゃいました。
試合はアメリカが、
意外に強かったカナダに苦戦しつつも
何とか破って、決勝はW杯の再現、
日本VSアメリカとなった。
そういえばW杯決勝は、
皆生の宿で首に青いタオルをかけて観戦したなあ。
レースを終えてぐったり寝ているはまちゃんには
かなり迷惑をかけたが、
あれには興奮したぜ。
今度はあさっての深夜3:45にキックオフだ。
う~ん、まだしばらく寝不足は続きそうだわ。
佳境に入っているロンドン五輪
第10日までのメダル獲得数は
金、銀、銅合わせて27個。
これは、世界でも5番目の数だ。
ところが
金メダルの数となると世界で
15番目。
メダル数に比べて
金メダルの数の少ないのが特徴だ。
これはいろんな競技が
広く浅く普及しているということで
いかにも日本らしい
結果だといえなくもない。
ただ、今回のもう一つの特徴は
初のメダル獲得というのが
よくある。
卓球しかり女子ウエイトリフティングしかりだ。
新たな歴史が開きつつある。
そしてまた、
44年ぶりに男子サッカーが4強とか
同じく44年ぶりにボクシングでメダル確定
とかのニュースも流れている。
テニスに至っては
88年ぶりに3回戦突破なんだそうだ。
そんなニュースを聞くと
かつて、すごい日本人もいたんやなあ
と感心してしまう。
名も知らぬ先人たちに
改めてリスペクトを抱いてしまうよなあ。
そうそう、ボルトはやっぱりすごかったねえ。
あまりの速さに
日本のアナウンサーのコメントが
追いついてなかったもん。
いささか出遅れたボルトが
60m位から加速した時に
「アメリカのゲイが出た、ゲイが出た」と
まだ叫んでいた。
ボルトが聞いたら起こるぜ。
おれはオカマじゃないよってね。
それにしても二位に入った
ブレークも小柄だけど強かった。
小柄と言っても大きいんだろうな。
テレビに映すときは
ぜひ、鉛筆か10円玉と一緒に映してもらわないと
大きさがわからないじゃん。ねえ。
体操の内村君も
期待したほどではなかったけど
そこそこ活躍してくれた。
団体の銀
個人総合の金に続いて
種目別で銀
惜しい!
銅が一つあったら
サイクルメダル・・・
そんなのないか
で、今日の男子の種目別は
先ほど終わった
吊り輪
日本選手は予選通過なかったのね。
それにしても吊り輪は
見ていてどうしてあんなことが
できるんだろうって感じだ。
あれができたら
電車に乗るのも
さぞかし楽しいだろうにゃ
そしてこれから始まるのが
女子の種目別
「勘違い平行棒」
ちゃうちゃう
「段違い平行棒」
鶴見選手の活躍が
楽しみだ。思い切って
実力以上の演技をしてほしい。
さあて、そしてそして
その後は、ナデシコの
対フランス戦が控えている。
少し寝て、起きることにしよう。
今日は4年に一度の楽しみ
五輪の女子マラソンだ。
日本勢には期待はしていなかったけど
その試合運びは見てみたかった。
結局工夫はみられなかったけど・・・
そしてメダリストの走りは
やはり見ておかねばならない。
優勝する人の走りの力強さは
見ていて気持ちがいいものだ。
結果を見てから
急いでチャンネルを替えて
フェンシング(フルーレ)を見る
そして日本が準決進出したのを見て
またすぐさまチャンネルを替えて
今、テレビでは体操個人種目別(床)を
放映しているところだ。
う~ん、二人目の演技で
内村の金メダル逃しは確定した。
そして4人目が演技を終えた時だ。
この4人目の得点が
前の三人を下回った。
もうこれで、その選手に
メダルはないわけだ。
さっさと荷物をまとめて
タイムカードを押して帰国
という状況は情けないでしょうねえ。
しかし、体操と言えば
コマネチの「10点!」でおなじみのように
10点満点だったけど
今は15.800とかいって
どうもわかりにくいし
それをじっくり解説も
説明もする暇も聞く暇もないほど
次々といろんな競技が
展開されていくんだよね。
五輪がすんだら勉強してみようっと。
と言ってる間に
内村が銀メダル。
三位はロシアの
まるで酒の安売りスーパー
のような名前の選手に決まった。
これは泉州地方の人にしか
通用しないでしょうけどね。
このあとは
午前4時前から
男子100mの準決がある。
ボルトの走りには注目だが
今回絶好調の日本選手
「山県」選手の記録が非常に
チョー楽しみだ。
勢いは強烈で、日本人初の9秒台も
あり得るかもしれないという
すごい期待がかかっている。
そして午前4時20分からは
ハンマー投げの決勝
室伏くんですね。
その後6時前から
人類最速男がきまる
100m決勝が行われる。
オリンピックを象徴する競技種目だ。
さあ、今からしっかり寝ておこう。
見逃してはなるまいて。
グーが廊下を歩くとき
時々壁に鼻先をぶつけている。
好物のレタスを差し出しても
クンクンしながら近づいてくるが
一直線にレタスにやってくるわけではない。
そうだ、グーは最近
目がほとんど見えなくなっている。
抱き上げてじっと目を見ると
あんなに宝石みたいにきれいだったのに
今は白く濁っている。
医者に診てもらったら
遺伝的な疾患なんだそうだ。
ミニチュアダックスという犬種の
血統を維持させようとするあまり
遺伝的な健全性は
かなり損なわれているんだろう。
この手の病気はよくある。
他にも、股関節障害や耳の病気
心臓の不整脈なんかにも
なりがちだということである。
グーを見ていると
10年以上暮らした家なので
勝手も承知しているとみえ
不自由な目でも
たまに鼻先が壁に触れると
ビクン!とさせるくらいで
トコトコ歩いてちゃんと寝床に
行くこともできるようだ。
問題はトイレで、
これまで決まったところに置いたシートに
ちゃんと用を足すしつけの行き届いた
いい子だったのだが
微妙にハズスようになり
匂いが徐々に分散して
混乱をし始めたようだ。
犬ってさ、他の犬が
マーキングをした電柱なんかに
重ねておしっこをしたがるじゃん。
だから、あのペットシートにも
犬臭を植え付けておけば
縄張り意識を刺激して
そこに重ねてしようとすることで
しつけにもなっていいんじゃないかと
思うのだがどうだろうか。
ま、それはさておき
今や、部屋中にゴザを敷くなど
のおしっこ対策を余儀なくされている。
加えて、別の病気も発症している。
それは、体中がむくんでくるもので
いまや”ミニチュア”とは
言い難い状態だ。
その病気はやたら水をほしがるようで
一時、ミセスdoironも計量しながら
水飲み容器に水を注いでいたようだ。
家を空けるときなんかでは
かなりの量の水を
用意しておいてあげないといけない。
だから、なおさら
おしっこのしつけの重要性が
高まるわけなんだよね。
そんな病気と
夏の暑さもあいまって
最近は、いつみても
冷たい廊下なんかに
ゴロンと横たわっているグー。
早晩、歩くのもままならなくなるのでは
という予感を漂わせている。
介護がまた一つ増えそうだ
本日は夏の暑さを満喫しようと、
お陽さんがこれでもかと照り付け、
セミが鳴き叫ぶ中を
汗を拭き拭き電車で出勤した。
学生は夏休みがあるからいいけど、
会社員にそんな気前のいい夏休みはないし、
逆にあったらあったで
それは肩たたきだと自覚しなければならない。
従って、夏休みもろくになく
鎧のようにスーツを着て、
昔の奴隷が首に鎖をつけられているように
ネクタイを硬く締め、
出勤している姿は痛々しくもある。
その点、女性は涼しげでいいですね。
ミニのパンツになま足を放り出して
サンダル履き。
下着が透けるような薄い上着で、
さっそうと歩いている。
こちらにしても目の保養に・・・。
あかんあかん。
セクハラですね。
そして、そんな勤め人たちに混じって、
ちらほら目にするのが、
doironのように退職後の余生である
第二の人生を送っているんだろうなという、
中高年の姿だ。
春まではスーツとビジネスバッグで
びしっと決めていた人が、
Tシャツに半ズボンで
スポーツ新聞片手にぽりぽりと
毛の少なくなった頭をかいていたりする。
そういう当のdoironの通勤スタイルも、
ひざ下までの半ズボンに
スポーツシューズ、
上はポロシャツ、
背中にはリュックを背負い、
ウォークマンを聞きながら
たまにホームや網棚に忘れている
新聞を読んでいたりするから
どう見ても、中高年を迎えた
典型的な自由人のいでたちであろう。
う~ん「自由人」かあ、
なんて素敵な響きだろう。
あくせくすることなく、
誰に気兼ねするでもなく、
気ままに生きている。
これまでの仕事は、
やはり世間に対しては
どことなく引け目を持っていたように思う。
皆さんのおかげで僕は生きています。
みたいなね。
でも今は自分の力で生きてるんだから、
引け目も負い目も何もなく、
世間を堂々と肩で風を切って生きているもんね。
鎧で身を固めることもないし、
鎖で首を絞めることもなく、
清々して生きている。
多くの人がそういう生き方なんだろうが、
doironには新鮮な毎日なのだ。
最近、目力が薄れてきているのは
そういうこともあるんでしょうな。
さて、朝の通勤電車には女性専用車両
というのが設定されている。
ぼーっとしていると、
うっかりその車両に乗ってしまって、
車内の女性たちに
ギロッとにらまれてしまうはめに。
田舎の車両はすいているから
もういいんじゃないんかね。
それに、女性は女性で、
専用車両に乗らないと、
あたしゃ痴漢も相手にしない女なんだ
と思われないかと、
変に気をまわしたりはしないのかね。
へんな世の中じゃね。
そんなことをぶつぶつと考えているうちに、
やがて電車は降車駅に着いた。
電車を降りると、
乗ったときよりもさらに強烈な熱気が
ムワ~っと襲ってくる。
夏はいいなあ。
エネルギーを感じるもん。
さあ、今日もがんばろう!
と駅を出て、
灼熱の中に一歩を踏み出す自由人の
doironなのであった。
今日は木曜日。
土、日、祝に関係ない仕事をしていると
曜日がわからなくなってくるものだねえ。
最近はそんな感覚がマヒしつつある。
しかも時期が時期だけに、
曜日の数え方は
「月、火、水、木、金、メダ、ル~」
やね。
と、オリンピックかぶれ発言はそれくらいにして。
週の中で不動の位置にあるのが、
木曜日のエイ。
なので曜日の感覚が
木曜日中心になりつつある。
残念ながら本日は、
いつもエイに集う仲間が中国出張だったり、
夜勤仕事だったりで
欠席となるためエイの集いは中止となった。
しかし、このエイの集い。
もう20年以上続いていることもあって、
すっかり店の人とは顔なじみというか
もう身内のような感覚なのだ。
だからして、週に一度の通いごとに顔を出すと、
散髪したんやあ、
とかいったこちらの身なりの変化にも
敏感に反応してくれるし、
一見わかりにくい体調の変化も、
鋭く指摘されたりする。
そんなエイの人から、
「疲れてるんと違う?」と最近よく言われる。
「何で?」って聞くと、
「目がしんどそう」なんだそうだ。
自分的にはそんな意識はないけれど、
長い間毎週同じ時間、
同じ景色の中で
doironを見続けてきた人には
そう見えるんだろう。
案外毎日見てるミセスdにも
気付かない所が見えたりするようだ。
毎週のエイも
健康診断を兼ねて
貴重なもんやねと
ミセスdに言ったら
「はいはい」と投げやり気味に言われました。
どうしてでしょうねえ。へへ
で、多分最近doironがエイで
そんな風に見えるのは、
加齢のせいであることと、
以前とは違って、
気持ちの張りが緩んできていることに
よるものだろうと思っている。
俗に言う目力(めぢから)が無くなってきているってやつですな。
自分ではそんなつもりは
ないんですけどね。
1週あけて
来週エイに行ったら、
また
「さらに目が疲れてるで」
と指摘されるかもね。
きっとその頃は五輪陸上の見すぎだと思う。