まだまだインフルエンザ流行中の下北地方ですが、このところウイルス性胃腸炎で受診される方が増えています。
原因はノロ(当院では検査できませんが)、ロタ、アデノなど様々ですが、基本となる治療は同じです。
一番大切なことは、
脱水を恐れて無理に飲ませようとしないこと!!
確かに嘔吐を繰り返すと体内の水分や電解質が失われて脱水の心配がありますが、吐き気が落ち着いていないときにどんどん胃の中に水分を入れても胃が受け付けないため、結局「飲んでは吐くの繰り返し」になって水分が摂れないという悪循環に陥っていることがしばしば見られます。
吐き気や嘔吐を認めたら、ペットボトルやコップで水分を与えるのは止め、「スプーンで飲ませる。氷を舐めさせる。」といった方法で、ほんのわずかずつ水分を与えるようにし、嘔吐しないことを確かめながら徐々に量を増やしていくことがコツです。
飲ませるのは水やお茶、スポーツドリンクではなく、経口補液剤が望ましいのですが、これは比較的簡単に作ることができます。
水(ぬるま湯)1Lに砂糖40g(大さじ4)と塩2-3g(小さじ1/3~1/2)、たったこれだけ、好みに応じてレモン汁少々入れても構いません。
もしスポーツドリンクを利用するときは、水で2-3倍に薄めて、それに塩1-2g(小さじ1/5~1/3)を加えてみましょう。
原因はノロ(当院では検査できませんが)、ロタ、アデノなど様々ですが、基本となる治療は同じです。
一番大切なことは、
脱水を恐れて無理に飲ませようとしないこと!!
確かに嘔吐を繰り返すと体内の水分や電解質が失われて脱水の心配がありますが、吐き気が落ち着いていないときにどんどん胃の中に水分を入れても胃が受け付けないため、結局「飲んでは吐くの繰り返し」になって水分が摂れないという悪循環に陥っていることがしばしば見られます。
吐き気や嘔吐を認めたら、ペットボトルやコップで水分を与えるのは止め、「スプーンで飲ませる。氷を舐めさせる。」といった方法で、ほんのわずかずつ水分を与えるようにし、嘔吐しないことを確かめながら徐々に量を増やしていくことがコツです。
飲ませるのは水やお茶、スポーツドリンクではなく、経口補液剤が望ましいのですが、これは比較的簡単に作ることができます。
水(ぬるま湯)1Lに砂糖40g(大さじ4)と塩2-3g(小さじ1/3~1/2)、たったこれだけ、好みに応じてレモン汁少々入れても構いません。
もしスポーツドリンクを利用するときは、水で2-3倍に薄めて、それに塩1-2g(小さじ1/5~1/3)を加えてみましょう。